101、第一話改訂!?
先に謝っておきます。正体不明先生、申し訳ない!!
そして、読者の皆様にも、更新が途絶えてしまって大変申し訳ございませんでした。
これからは本当に地道な更新になっていくとは思いますが、これからもよろしくお願いします!
晴れ渡る空。どんなに手を伸ばしても、届きそうで届かない、高い雲。
あぁ、なんて素晴らしい日なの。この世界が、私の幸せを祝福してくれているみたいだわ。
「じゃ、今日はここまでにしようか。明日はステージで練習ね」
「はーい」
と、言う訳で、私がしょじょく……じゃなくて、所属している部活、演劇部の練習は終わった。
「じゃ、お先でーす!」
「着替えるの早っ」
体操着から制服に着替えるまで、約20秒。早くないわよ、遅いくらいよ。
え?十分早い?気のせいだと思うわ。でも、もっと言葉攻めにしてもらいたい……。それが私の生きる糧となるから!
まあ、そんなこんなで。私は森野美咲、ダーリンをこよなく愛する中学一年生。青春真っ只中。え?もうそんな事知ってる?あら、そうだったの。ごめんなさい。そして、もっと強く言って欲しいです!
さてさて、愛しのダーリンもそろそろ部活が終わるはずね。
え?ダーリンって誰ですって!?ダーリンを知らないですって!!信じられないわ!!!
キュートでラブリーでイケメンで抱きしめたくなるダーリンを知らないですって!!
許さない、許さないわよミチコ!私のダーリンを『知らない』の一言で済ませるなんて、絶対に許さ―――
「お疲れ様でしたぁ」
あぁ、かったるそうな響き。そして呆れたような響きを持ったこの美声は……。間違いない。ダーリンだわ!!
「しぃ〜〜ん〜〜ごぉ〜〜!」
渡り廊下を全力で走り抜ければ、愛しのダーリンが目の前に!そして抱きしめる!
「会いたかったわ、ずっとずっと!」
「あぁ、俺もだよ。美咲」
でへへぇ〜〜〜。もう、そんな事言われたら、照れちゃうじゃないの!
「さあ、一緒に帰ろうか、マイスイートハニー」
「あい、もちろんですわ」
もう、ダメ……。ダーリンの笑顔ダメ。可愛すぎる、カッコよすぎる。
え?展開がおかしいですって?気のせいでしょう。えぇ、気のせいです。
……あ、もしかして嫉妬?醜いですこと!
そして、ラブラブな帰り道。
「今日もお前と一緒にいられることが幸せだよ」
「私もよ♪」
「神様がくれた出会いに感謝だな」
「そうね、ダーリン」
「あぁ、ハニー」
エヘヘー♪もう、ダーリンの笑顔だけで私はドロドロに溶けます。溶けてしまいますよ。
あぁ、この時の流れが止まってしまえばいいのに。そうすればずっとずっと、いつまでもダーリンと一緒にいれるのに……。
「……さて、悲しいが別れの時がきたようだ」
「そんな事……言わないで」
と、言っても別れ道なだけですよ。ダメですか?え?アウト。ごめんなさい、ラブラブだからそんな事分からないわ。
「愛しの美咲。また明日、な」
ダーリンが優しく頬をなでてくれる。その手を取って、ダーリンを真っすぐに見つめる。
「私はずっと、ダーリンの心の中にいるわ」
「美咲……」
切なそうな笑顔。いやん、トキメいちゃう。
「まだ、別れたくない」
「えぇ、私もよ」
「……美咲」
「……慎吾」
2人の距離が、縮まって、縮まって。唇が―――
「えぇぇ!?ちょ、え!?待て待て待て待て待て!!」
誰!?このラブラブでイケイケな雰囲気をぶち壊すのは……って!
「だ、ダーリン!?」
「ダーリンじゃねぇよ、瀬川慎吾だ!」
「え、じゃ、……え?」
「そいつはなんだ!というか、何で俺だ!?俺がなんだ、なんだ俺が!」
「ダーリン落ち着いて。慌てすぎて何か変よ?」
「大丈夫だ、いたって落ち着いてる」
「落ち着いてなかったって事は、私を想って」
「んな訳あるか!てか、テメェは誰だ!」
「ちっ……」
舌打ち!?
「仕方ねぇ、緑。帰りのヘリコプター頼む」
え、なになに?どこから出したの、その無線機。というか、あれ?ダーリンじゃ……ない?
「だ、じゃ、べぽ?」
「何語だ」
2人のダーリンにつっこまれた……。し、幸せだわ!
「えっとぉ、ダーリンがダーリンでダーリンがダーリンじゃない?」
「意味わからねぇし」
「全くだな」
あぁ、なんなのこの快感!ダーリンが2人いるだけなのに、それだけなのに胸が熱く、煮えたぎるように!
「……って、お前、まさか!」
「あー、多分、その『まさか』合ってるぞ」
「おーい、作者出て来い。前書きで謝ってても何が何でも出て来い。出てこなかったらまた羽むしりとるぞこの野郎」
(やめてくれない!?そのおどし、やめてくれない!?)
「さて、バ鴉。説明しろ」
(えっと、説明しろといわれてもですね。私が止める前にやってきてしまったわけですからね。そのですね……)
「おい、見上げにこれをやる」
(えぇ!?これって、ちょ、私は一応鴉でもさくsy)
「おう、サンキュー」
「その代わり、二度とくるな。そして俺で遊ぶな」
「大丈夫だ、次くるときは他の奴で」
「来るな!!」
えぇっと……、全然話の流れが分からない……。なんでダーリンが2人なのかも、作者さんが誘拐まがいな事されているのかも。
「―――様、―――えに、した!!」
ちょ、何この突風!というか、ヘリコプターでかくないっ!?
「おー、お疲れ緑。じゃ、またな」
「またはない。というか、来るなっつっただろうが」
「おいおい、年上には敬語を使えって習わなかったか?」
「忘れたな」
「はは、お前らしい。さて、なかなか楽しかったぞ。末永く、お幸せにな」
「なんでそうなる!?なんでそうなった!?」
「じゃーなー」
ダーリン(?)が、ヘリコプターから下げられた縄梯子につかまって、飛んでいく。飛んでいく!?
「悪役みたいなさり方だな」
「やった、ダーリンと同じ事考えてた♪」
「んだよ、キモいな。ひっつくな、この、離れやがれ!!」
どこかの誰かさん、全く分からない人だったけど、つかの間の幸せを有難う。
「というか、なぜ俺じゃないって気付かなかったんだよ」
「え、だって私の思い描いたとおりのダーリンだったの」
「お前の世界の俺と現実世界の俺を一緒にするんじゃねぇよ!」
「あぁ、久しぶりの厳しいお言葉、美咲は嬉しいよ♪」
「キモいつってんだろうが!引っ付くなこのやろう!!」
「でも、ホントにそっくりだったわ、あの人」
「そっくりじゃねぇよ」
「背も高くて、カッコいいし……ぁ」
気づいた時には既に時遅し。
「お前もあれだ、冥土さん、いる?」
バキボキと指を鳴らすダーリンの目は……悪魔でした。
「えっと、ダーリンの愛のムチは大変喜ばしいんだけど、今日は、そのね……さようならっ」
「待て!!お前を一度、地獄に送ってやらなきゃ気がすまねぇぇぇぇ!!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
追いかけっこが始まったのは、言うまでもなく。
「んでもって嬉しそうな顔してんじゃねぇ!!」
先に言われちゃったけど、追いかけられて嬉しいのも言うまでもないわ♪
さて、再び……正体不明先生様!鳥本君使っちゃってごめんなさい!本当に、ごめんなさい!生贄に私が連れて行かれましたが、慎吾を召還するので許してください……。
そして、話は変わって。
締め切りをすぎたキャラ人気投票なのですが……。予想通りに票が少ない……。だ、だから締切日を伸ばすんじゃないんですからね!ただ、ちょっと希望を持ちたいだけなんですからね!
という訳で、締め切りを8月の終わりまでに延ばします……。なのでどうか、どうか哀れみの一票を!
……そして、駄文の長文、失礼致しました。
これからも『ドSな俺と、ドMなアイツ』をよろしくお願いします。m(_ _)m




