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VERTEX 2  作者: 銀乃矢
メインストーリー
20/23

第19話「成功」

あの日から1ヶ月。

富士大会の予選が始まろうとしていた。


『松下、大丈夫か?』

「はい、大丈夫です。」

『すまないな、このあと急用が入ってな。これからの対応は高山に任せるから、高山からの指示に従ってくれ。』

「分かりました。」


『松下くん、よろしくね。高山秀紀(たかやまひでき)です。』

「よろしくおねがいします。」


『さぁ、予選が始まったよ。今回は松下くんに優先権があるよ。』

31号車がピットを離れる。


「すごい。アンチロールバーの硬さを変えるだけでもこんなに変わるのか。曲がる、曲がる。楽しい。」

低迷を続けていた自分だったが、ただ単に見落としていたアンチロールバーという、クルマのサスペンション周りのねじれ具合を調整するパーツを変更してみたところ、一気に浮上の兆しが見え始めた。


1回目の計測で4番手タイムを記録する。

『4位、4位。いいタイムだよ。このままなら予選Q2も見えてるよ。』


2回目の計測では各セクターの自己ベストを記録し、さらにQ2進出を確実なものにした。


予選日の日程が無事終わる。

結果、

10号車 杏堂 7位

31号車 松下 5位


「この順位からスタートできるのか。最高だ。」


「中根、頑張ったじゃん。前回の思い出払拭できたんじゃないか?」

最終リザルトが表示されたモニターを2人で眺めていた。

「いや、明日の決勝で結果を残してこそですよ。まだわからないですよ。」


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