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第157話 影響

目の前に人の想像では推し量れないような異形の怪物が姿を見せる、そしてその怪物はゆっくりとアグレディア改へと寄ってくる


「ミサイル発射!」


その声に合わせてミサイルが発射され、その全てが命中するもまったくダメージを与えられない


『ミサイル効果なし』


「主砲にE弾装填!」


『了解、残りの予備のE弾は残り3発です』


「もうちょっと積んでくるんだったか…」(これは誤算だったな…)


その間にも怪物はアグレディア改へその手を伸ばしてくる


「・・撃て!」


そうして放たれた6発の光線は怪物の手を貫通し、腕の内部まで浸透して腕そのものを破壊する


『目標へ命中、致命的損傷を与えました』


「残りは3発か…」(全然足りないな…)


「お、おい、、なんか様子が…」


「え?」


アグレディア改の主砲弾は確かに怪物の腕を吹き飛ばしたものの、怪物は腕に力を集中させるような仕草を見せ、暫くすると破壊した筈の腕が再生する


「腕を再生するか…」(マジで化け物だな…)


そうしてまた怪物はアグレディア改にその手を伸ばしてくる、だが暫くすると怪物は動かなくなり、静止する


「なんだ…?」


『警告、目標の後方に巨大な反応を確認しました、回避してください』


「急いで回避しろ!サイドスラスター全開!」


「了解ッ!」


アグレディア改が傾きながら倒れていくと、突然怪物がその胸を何かにグイッと押されたように突き出す、そして…


ピュイン! 一筋の光が怪物の突き出した胸から飛び出し、そこに大きな穴が開く


「・・やってくれたか…」


『まったく、敵に背中を見せるとはな』


アグレディアのシステムとは違う声が聞こえてくる


「これはさっきと同じ魔法か?」


『いや先程のとは違うものだ、それよりも気を付けろ、ソイツの核は今までとは違うぞ』


「何!?」


そうしてその言葉通りに怪物はまた起き上がる


『もう一度先程の腕を吹き飛ばしたものを撃てるか?』


「もう一回腕を吹き飛ばせるかと聞かれれば厳しいな」


『少しだけで良い、奴の頭に穴を開けてくれ』


「分かった、第一主砲にE弾装填!」


『了解、これで残弾は0になります』


「構わない!第一主砲発射!」


そうして怪物に光線が命中し、血か分からないような物が飛び、光線は大きな穴を開けて貫通する


『感謝するぞ!ぬぉぉぉぉっ!』ブチュッ!


そうして怪物の頭に出来た穴にドラゴンがその腕を刺す


「一体何を…」


『決まっておろう?こうするのだッ!』ギチィィィッ!


そう言ってドラゴンは怪物の頭を引き千切り、取った頭にこれでもかと言う程に魔法を浴びせる


       〜5分後〜


『ふぅ、これ程やれば流石に奴とて死ぬだろう』


その言葉通りに黒焦げになった怪物の頭は次第に崩壊し、それに伴って身体の方も崩壊する


「一体こいつ等の構造はどうなってるんだ?」


『私の私見だが、胸の心臓部と頭の脳に当たる場所にそれぞれ核があってな、そのどちらかを潰せは死ぬのだが、、こいつはどっちも潰さなければ死なないタイプのようだ』


「まったく厄介な奴だな…」


『同感だ、運良くコイツがそちらに意識を集中していたから楽に始末できていたものの、一対一だったなら私とてどうなっていたか…』


「・・あまりそれを想像するのは止めておこう」


『それもそうだな、、む?』


「どうした?」


『分からんか?少しばかりだが空気に変化が訪れている…』


「センサーの方はどうだ?」


『・・確かに僅かですが大気成分に変化が見られます、原因は不明』


「奴の影響か…?」


謎は深まっていくばかりなのであった…


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