⭕ 初めての❌❌❌❌
◎ 読者の皆さん、御早う御座います。
朝から覗きに来てくださり、有り難う御座います。
◎ 今回から「 鋼の錬金術師 」のCDを引っ張り出して聴きながら文書を打つ事にしました。
【 フルメタル アルティメット コンプリート ベスト 】で8曲を聴く事が出来ます。
「 買ってくれた過去の自分、ナイス❗ 」って思いました。
──*──*──*── タレトテ教会
──*──*──*── 宿泊室
セロ,パトラーキノコン,オレは転移魔法で、《 タレトテ教会 》に借りている[ 宿泊室 ]戻って来た。
パトラーキノコンは敬礼をしてから[ 宿泊室 ]から出て行った。
セロとオレも[ 宿泊室 ]から出ると[ 礼拝堂 ]へ向かった。
──*──*──*── 礼拝堂
[ 礼拝堂 ]に入ると〈 大陸神の御遣い 〉をノリノリで演じているキノコンが、聖職者達に取り囲まれていて、聖職者達から拝まれていた。
祈りを捧げるポーズじゃなくて、有り難がられて拝まれるとか、少しだけ≪ 日本国 ≫みたいだ。
めちゃんこキノコンに声を掛け難いや──。
キノコン:分身体
「 セロフィート様,マオ様、夕食の用意が整ってますエリ。
[ 食堂 ]へ御越しくださいエリ 」
マオ
「 もう夕食の時間なんだ? 」
セロフィート
「 折角ですし[ 食堂 ]へ行きましょう 」
マオ
「 そだな 」
セロと[ 礼拝堂 ]を出て[ 食堂 ]へ向かった。
──*──*──*── 食堂
[ 食堂 ]に入ると夕食の時間だっていうのにガラガラだった。
どうやら夕食の料理はキノコンが作ってくれたみたいだ。
でも何で??
セロと一緒に空いてる席に座ると腰に真っ白いエプロンを巻いたキノコンが料理を運んで来てくれた。
キノコン:分身体
「 お待たせ致しましたエリ。
今晩のメニューですエリ 」
マオ
「 有り難なキノコン。
食器、変えたんだな 」
キノコン:分身体
「 洗う食器の量が減るので変えましたエリ 」
マオ
「 えぇと、何で今日の夕食はキノコンが用意したんだ? 」
キノコン:分身体
「 [ 厨房 ][ 食堂 ]の管理責任者の聖職者がパトラーキノコンに連行されましたエリ。
食事を作れる聖職者が居なくなりましたエリ。
聖職者達が空腹で飢えちゃわない様に臨時で[ 厨房 ]を使わせてもらいましたエリ 」
マオ
「 そ…そうなんだ?
調理が出来る聖職者が居なくなったのは辛いな 」
キノコン:分身体
「 今回は《 教会 》に残りませんエリ。
セロフィート様,マオ様と共に≪ 町 ≫から撤収しますエリ 」
マオ
「 そうなんだ?
じゃあ、明日の朝食は聖職者の誰かが作るのかな? 」
キノコン:分身体
「 朝食もキノコンが作りますエリ。
昼食は聖職者が作ると思いますエリ 」
マオ
「 そっか……そうだよな。
{ 1ヵ月後には砂嵐が起きて、怪物にも襲われちゃうもんな。
キノコンは魔法を使えないから『 奇蹟を起こして助けてくれ! 』って迫られたら困るもんな }」
キノコン:分身体
「 はいですエリ。
めちゃんこ困りますエリ 」
マオ
「 でもさ、《 教会 》なのに何で大司教なんだろうな?
普通はさ司教じゃないのか? 」
キノコン:分身体
「 田舎の《 教会 》でなら、好き勝手し放題だからと思いますエリ。
にこやか笑顔で手を振るだけでも、立場的に有り難がられてチヤホヤされますエリ 」
マオ
「 そっか……司教より偉いもんな。
偉い人なのに気さくで話に耳を傾けて聞いてもらえるだけで、嬉しくなっちゃう人の心理を上手く利用してた訳か── 」
キノコン:分身体
「 もしかしたら、≪ 町 ≫に在る《 教会 》は全て神職者達の天下り先になっているかも知れませんエリ 」
マオ
「 天下り先かぁ…… 」
キノコンはペコッと頭を下げると[ 厨房 ]へ戻って行った。
マオ
「 ──そう言えばさ、≪ 日本国 ≫のニュースでも “ 問題視されてる ” とかで放送してたよな?
“ 天下り ” って何処でもやってる事なんだ…… 」
セロフィート
「 暮らす世界や時代が違っても人間の思考に違いはないです。
面白いでしょう 」
マオ
「 ははは……。
田舎で悪い事してもバレる確率なんて無いようなもんだから、どんどんエスカレートしちゃうんだろうな。
という事はだよ、≪ 町 ≫なのに司教じゃなくて大司教が居たら、その《 教会 》は調査する価値ありって事だな? 」
セロフィート
「 そうですね。
≪ 集落 ≫≪ 村落 ≫の《 教会 》にも天下り、好き勝手放題している場合もあるでしょうし 」
マオ
「 ………………なぁ、神職者も聖職者もさ、ちゃんと教えの勉強してるのか?
何で〈 大陸神 〉の信頼を裏切ってるのに平然と神職者,聖職者を続けてられるんだ? 」
セロフィート
「 長い年月を経て、教えの内容が歪んでしまっているのでしょう。
自分達の都合に合わせた解釈で伝える事は珍しく有りませんし。
誤った教えを学んでいる可能性は有ります。
抑神職者,聖職者が〈 大陸神 〉の存在を信じていない場合も有りますし 」
マオ
「 …………自分は〈 大陸神 〉の存在を信じてないのに、〈 大陸神 〉の名の元に信者を増やすみたいな? 」
セロフィート
「 “ 信者 = カモさん ” です。
〈 大陸神 〉は金銭を集める道具として最適なのでしょう 」
マオ
「 …………≪ 大陸 ≫はさ、それを知ってるんだよな?
なのに何もしないのは何でなんだ? 」
セロフィート
「 “ 大陸神 ” は〈 久遠実成 〉の方便身です。
≪ 大陸 ≫ではなく、〈 久遠実成 〉が “ 知らせ ” を掛けます。
人間が鈍過ぎて気付けてないだけです 」
マオ
「 そうなんだ? 」
セロフィート
「 マオは忘れん坊さん~~♪ 」
マオ
「 急に歌うなよぉ(////)
──って言うか、こんな話を《 教会 》の[ 食堂 ]でするもんじゃないよな 」
セロフィート
「 今更でしょうに 」
取り敢えず、セロと一緒に食卓に並んでる料理を食べる。
料理を完食すると、キノコンが来てくれた。
食器と食具を下げに来てくれたんだろう。
キノコンはトレイに乗せていた淹れ立ての紅茶を出してくれる。
空になったトレイの上に慣れた手付きで食器と食具を乗せている。
マオ
「 この紅茶、甘くて美味しいな(////)」
キノコン:分身体
「 蜂蜜紅茶ですエリ 」
マオ
「 蜂蜜紅茶?
蜂蜜って高価なんだろ?
《 教会 》の[ 厨房 ]に高価な蜂蜜が有るのか? 」
キノコン:分身体
「 大司教が隠し持っていた蜂蜜ですエリ。
拝借しちゃいましたエリ 」
マオ
「 大司教の私物なんだ? 」
キノコン:分身体
「{ 大司教の私物で使えそうな物は全て拝借しときましたエリ }」
マオ
「{ 泥棒じゃないか? }」
キノコン:分身体
「{ 今更ですエリ★ }」
キノコンはペコッと頭を下げると[ 厨房 ]へ戻って行った。
マオ
「 セロも蜂蜜紅茶なのか? 」
セロフィート
「 ワタシは違います。
飲んでみます? 」
マオ
「 良いのか?
( これって間接キスになるんじゃ(////)
でも、セロが良いって言うなら── )
じゃあ、一口だけ飲んでみようかな?(////)」
そんな訳で、オレはセロが飲んでいた紅茶を一口だけ飲む事にした。
セロと間接キスするのは初めてかも知れない(////)
いや、初めてだ❗
無駄にドキドキするぅ~~(////)
セロが口を付けたティーカップに自分の口を近付ける。
紅茶が口の中に入って来た──。
マオ
「 ヴェェェ゛かっらぁ~~~~~~!!
な゛っ……何だよ、これぇ゛!!
めっちゃ辛いんだけどぉ~~!! 」
セロフィート
「 キャロライナ紅茶です♪ 」
マオ
「 キャ…キャロライナ紅茶ぁ~~?
何だよ、その洋風な名前の紅茶はぁ! 」
セロフィート
「 キャロライナ紅茶とは、“ 唐辛子界の暴君 ” と呼ばれるハバネロより辛い唐辛子を使った紅茶です。
“ キャロライナの死神 ” という名前を持つ最も危険な唐辛子──キャロライナ・リーパーを使ってます 」
マオ
「 は?
キャロライナの死神??
ハバネロよりヤバい唐辛子なのか? 」
セロフィート
「 食べると “ 死ぬ ” とすら言われてます。
素手で触れると火傷し、目に入ると失明します。
人間には有害な唐辛子ですね 」
マオ
「 そんなの飲ませるなよぉ~~!!
オレが辛いの駄目なの知ってるだろが! 」
セロフィート
「 はて……そうでした? 」
マオ
「 惚けんな!!
もぅ~~~~!
口直しに甘い蜂蜜紅茶を飲まないと── 」
オレはキノコンを呼んで、うんと甘い蜂蜜紅茶を頼んだ。
◎ 訂正しました。
長い年月を経て、─→ 長い年月を経て、




