✒ オシオキですよ、大司教 2
キノコンがノリノリで演じている〈 大陸神の御遣い 〉が魔法のステッキを振ると、虹色に光る綺麗な粉が宙を舞い[ 礼拝堂 ]の中に広がる。
これ見よがしに〈 大陸神の御遣い 〉は魔法のステッキを振り続ける。
すると見慣れない女性や子供達が現れた。
これはセロの転移魔法だ。
子供は女児だけじゃなくて男児も居る。
女性も子供も随分とみすぼらしい格好をしている。
女性の中には腹が大きな人も居て──、もしかしたら避妊しない大司教に孕まされたのかも知れない。
聖職者が精殖者になってんじゃんかよ。
キノコン:本体
「 此処に現れた女性,女児,男児は、大司教の性奴隷へ落とされた被害者達エリ❗
大司教から弱味に漬け込まれ、『 死者を蘇らせてやる 』という嘘っぱちな言葉に騙され、大司教に御奉仕を強要された被害者達エリ❗
女性達が産んだ大司教の乳児達は、大司教達が共同経営する《 育児施設 》へ送られるエリ❗
乳児達は幼児になる迄《 育児施設 》で育てられると、大司教達が共同経営する《 児童施設 》へ送られるエリ❗
幼児達は児童となる迄《 児童施設 》で調教を受けるエリ❗
児童となると女児,男児に分けられ、大司教達が共同経営する《 修道女育成施設 》《 修道士育成施設 》へ送られるエリ❗ 」
聖職者達からざわめきが起きる。
大司教達が共同経営してる《 施設 》多過ぎないか?!
キノコン:本体
「 男児は《 修道士育成施設 》で神父になる為の教育を受けるエリ❗
女児は《 修道女育成施設 》で尼曽となる為の教育を受けるエリ❗
幾度となく試験を受けさせ、合格した優秀で有能な選ばれた者だけが、聖職者になる事を許されるエリ❗
現在の聖職者達,神職者達の父親は、顔も名前も知らない大司教達という事実が隠蔽されていたエリ❗
因みに試験に合格が出来なかった者達は、“ 落ちこぼれ ” の烙印を押され、《 娼館 》《 男娼館 》へ売られるエリ❗
《 娼館 》《 男娼館 》へ売られた後は、お客の相手をしたり、貴族に買われたりするエリ❗
“ 落ちこぼれ ” を売り払った金銭を使い、豪遊したり贅の限りを尽くして楽しんでるエリ❗
今、女性が身籠っている胎児も産まれたら、父親である大司教に奪われ《 育児施設 》へ入れられるエリ❗ 」
聖職者達から2度目のざわめきが起きる。
どえらい衝撃的な事実が──秘密が明らかにされてしまった!
騙した女性達を性欲の捌け口に利用して、産まれた赤子は共同経営している《 施設 》に入れて──、聖職者になれなかった子供達を《 娼館 》《 男娼館 》へ売り飛ばして、儲けた金銭を使って贅沢をして楽しんでいただって??
こんな事を今迄も続けていたって事はだよ、産まれた子供達の中に一体何れだけの被害者が存在するんだよ?
聖職者,神職者を名乗る資格なんてないんじゃないのか??
こんな事を平然としてる奴等が聖職者,神職者をしていて良い訳がないだろう?
駄目だろ、大司教達!!
これだと、他の大司教達もバンしないと駄目な流れじゃないか?
キノコン:本体
「 決して許されねぇ事エリ❗
これより、〈 大陸神の御遣い 〉のボクが〈 大陸神テレペンダット様 〉に変わって、大司教に天罰を下すエリ❗
その前に “ なんちゃって賢者の石 ” は没収するエリ❗ 」
抵抗する大司教から “ なんちゃって賢者の石 ” を没収した〈 大陸神の御遣い 〉は、魔法のステッキを振る。
すると大司教の肉体が若々しくなり、性別が変わってしまった。
オレはこの古代魔法を知っている。
オレも性別を変えられた事が有るからな!
例え古代魔法でも遺伝子は変えられないらしいから、遺伝子的に大司教は男だ。
子宮も卵巣も持ち合わせていないから、どんなに男達からズボズボされたとしても女性の様に妊娠はしない。
外見は完全に女なのにな~~。
声も女性の声に変わっている。
20歳になったばかりの様に若々しくて、むちぷりな肉体をしている。
大司教本人も大困惑しているみたいだが、〈 大陸神の御遣い 〉は話を進める。
キノコン:本体
「 これから、お前を “ とある場所 ” へ送り届けるエリ❗
お前は其処で〈 大陸神テレペンダット様 〉の信頼を裏切った事を死ぬ迄後悔するエリ❗ 」
美少女に変わり果てた大司教はパトラーキノコンに連行されて行く。
セロフィート
「 マオ、行きましょう。
《 教会 》はキノコンとパトラーキノコン達に任せます 」
マオ
「 う…うん…… 」
セロとオレは大司教を連行するパトラーキノコンの後を追った。
──*──*──*── 食堂
セロフィート
「 さて──、大司教さん。
今から、貴女を楽園へ連れて行きます 」
大司教:女
「 楽園??
罰を与えるんじゃないのか! 」
セロフィート
「 まさか!
そんな事はしません。
天寿を全うする迄、楽しく暮らしてほしいだけです 」
大司教:女
「 楽しく暮らすだと?
本当だろうな! 」
セロフィート
「 勿論です♪ 」
セロはニコニコ笑顔で大司教と話すと古代魔法を発動した。
──*──*──*── とある場所
マオ
「 セロ、此処は何処だ? 」
セロフィート
「 “ 楽園 ” という名の《 収容所 》です♪ 」
マオ
「 収容所? 」
セロフィート
「 此処にはキノコン達が集めてくれた選り選りすぐりの凶悪者達を収容しています。
大司教さん、今日から此処が貴女の暮らす《 住居 》です♪
同居者さん達から毎日たっぷりと可愛がってもらってください♥️
お友達が来る迄は 同居者さん達を独り占めに出来ますよ。
思う存分に楽しんでください♪ 」
大司教:女
「 待ってくれ!
1人で凶悪者達の相手をしろと言うのか!?
複数の男達からなぶられろと言うのか!? 」
セロフィート
「 弱い立場の女性を弄ぶのが大好物な大司教さんへの特別サービスです♪
今度は大司教さんが弱い立場の女性として同居者さん達から弄ばれてください♪
やはり、自身の肉体で直接隅々まで体験しなければ──、大司教さんが与えた被害者達の恥辱を心の底から理解する事は難しいと思いますし。
ふふふ…貴重な人生経験ですね♪ 」
マオ
「 子供達を売った金で贅沢してたんだろ?
《 娼婦 》《 男娼婦 》に売られた子供達が体験した行為と同じ体験が出来るんだからさ、感謝してほしいよな。
親として同じ目に遭ってみるのも悪くないんじゃないかな? 」
パトラーキノコンが嫌がる大司教を引き摺って《 収容所 》の中へ入って行った。
こんな方法の罰で、大司教の犠牲になった人達や被害者達の恨みは晴れないと思うけどな……。
マオ
「 セロ、今回はマイルドな刑なんじゃないか?
もう少し酷しくても良かったんじゃないかな? 」
セロフィート
「 知った事ですか。
犠牲者や被害者の恨みを晴らす手伝いをする気等、欠片も無いですし 」
マオ
「 ……………………そう…なんだ? 」
セロフィート
「 これから《 タレトテ教会 》はどうなるのでしょうね?
ふふふ… 」
マオ
「 混乱させるだけ混乱させて、知らん顔かよ 」
セロフィート
「 当然です。
マオとワタシは旅人です。
滞在中だけ関わる《 教会 》の行く末等知りませんし 」
マオ
「 ははは……セロは今日もブレずに平常運行だな。
この鬼畜ぅ~~ 」
セロフィート
「 心外です。
マオもキノコンの名演技を見て楽しんでたでしょう。
マオの希望も叶えましたし、褒めてください♪ 」
マオ
「 褒める要素が無いんだけどな…… 」
セロと話してるとパトラーキノコンが戻って来た。
大司教は《 収容所 》の中へ無事にポイして来れたみたいだ。
マオ
「 えぇと……同居者達はどんな感じだった? 」
パトラーキノコン
「 めちゃんこ喜んでましたエリ。
下半身が絶倫フィーバー状態でしたエリ 」
マオ
「 絶倫フィーバー??
良く分からないけど、大司教は同居者達から大歓迎してもらえてる──って事で良いのかな? 」
パトラーキノコン
「 そんな感じでしたエリ 」
セロフィート
「 忘れ物は無いですね?
《 タレトテ教会 》へ戻りましょう 」
セロが転移魔法を使うと《 楽園収容所 》が目の前から消えた。




