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~53話~御パンツとスケルトン無双2

「ダーリンなぜ私の服が変わっているのでしょうか?」

メイサに揺さぶられて目を覚ます

「ん?おはよう、俺が着せたから」

「酔っ払って意識の無い私にいたずらをしたのですね?」

「お前が村の中で暑い暑い言いながら服を脱ぎだしたからここに運んで着せたんだよ!」

「そうでしたか・・・」

「昨日はどこまで記憶あるの?」

「『魅了の魔眼』を使用して演説を・・・しましたわよね?」

「そこから!?」

「魔素不足で少々体調が優れないもので・・・」

「そうか・・・今日の勇者の撃退が終わったら魔素吸っとく?」

「え?今日来ますの?」

「昨日・・・覚えてないんだな、朝食食べたら魔王城に行くぞ?」

「そうですか・・・それでは早速朝食に致しましょう!」

チャイナ服に着替えるメイサをまったりと眺めてから、叡斗も着替えてテントを出るとオリーブが挨拶をしてくる


「おはようございます。御主人様昨夜は激しかったですね?」

メイサの耳がピクリと動く

「どういう意味かしら?」

「昨夜は御風呂を一緒に入りまして激しく突っ込まれました。」

「ちょぉぉぉぉっと待てぇい!」

叡斗が歌舞伎のように片手を突き出してぴょんぴょんと跳ねてオリーブを止める。


「ダーリンどういう事かしら?」

「私癖になりそうです。」

「メイサ違う!言葉で突っ込んだという意味だ!」

「オリーブ?そうですの?」

「はい。激しい突っ込みを頂きました。」

「オリーブ?言葉遊びはやめてくれないか?」

「奥様、私御主人様と情事をしたいのですがダメでしょうか?」

「オリーブ本気で言ってるのかしら?」

「冗談でこのような事は言いません。」

「私が見ている所でならいいですわよ?」

「御主人様?奥様のお時間がよろしければこれから。」

「俺の時間がよくない!メイサも了承すんな!」

「オリーブなら・・・私のお勉強にもよろしいですわ。」

「では御主人様早速今夜伺います。」

笑顔のオリーブがうやうやしく礼をする。


「待て!メイサ?俺がオリーブにのめり込むかもしれないぞ?」

「ん?それは聞き捨てなりませんわね!」


メイサの顔が嫌そうに顰めたのを見逃さなかった叡斗が畳み掛ける

「しかもいつも一緒にいるんだ!昨日みたいにメイサが知らない所でしちゃうかもしれないぞ?」

「ヌググッ!」

「俺がオリーブだけいればいいと言い出すかもしれないぞ?」

「オリーブ?却下です!」

「ちっ!かしこまりました奥様。」

オリーブが叡斗を睨んで舌打ちをする



「なんとかツープラトン撃破だ。」

料理をする2人を横目に叡斗が1人ごちるとオリーブが駆け寄ってくる

「御主人様。」

「どうした?」

「作戦変更致します。」

「なんだ?宣戦布告か?」

「御主人様が私を襲うのであれば奥様も何もいえないでしょう。」

「襲わないから安心して一緒に旅しようぜ?」

「奥様と私の合わせ技でムラムラさせていこうと思います。」

「俺を安心して旅させてくれない?」

「では失礼致します。・・・キャッ!」

オリーブが礼をしてからメイサの元へ行こうとして、わざとらしく後ろに転ぶ

「なんでパンツ履いてねんだよ!足閉じろ!」

まさかのノーパンのM字開脚だった

「よく見てください履いてます。」

「は?」

「ほら!履いております!」

オリーブが指で紐を持ち上げてパンツだと主張していた

「丸見えだよ!それをパンツと言って売ってる店に驚きだよ!」

「勝負下着でございます。」

「今は勝負する時ではない!」

「オリーブ?何をしてらっしゃるのかしら?」

「あ・・・奥様これが勝負下着でございます。」

「これは・・・紐ではございませんか・・・」

「これに興奮します。」

メイサがマジマジと見て、オリーブがドヤ顔で答える


「さすがにそこまでだと興奮しねぇよ!」

「本来の隠すという用途をなさない・・・やはりヒトの心は難解ですわね。」

「メイサ?だからそのパンツは興奮しないからな?」

「ふむ・・・あとで魔王様に伺って見ますわ。」

「京平か、それがいい!あいつならまともな意見をくれるはずだ!」

「ではオリーブ?調理に戻りますわよ?」

「かしこまりました奥様。」

オリーブってあんな子だったっけ?と頭を抱える叡斗だった。




料理が完成して配膳が終了して

「では!頂きます!」

「はい、召し上がれ?」

スープにパンと卵料理・オレンジジュースというシンプルなメニューだがオリーブの前にはパンが積み重ねられ、スープも直径30cmのボウルで食べている。

「メイサ?」

「なんです?」

「今日の勇者達・・・話が出来たら話したいんだけど?」

「私は手出しをするつもりはないのでお好きにすればよろしいのでは?」

「そっか!ならいいんだ!」

「ですが前回は話なんて成立しそうな雰囲気ではありませんでしたが?」

「まぁ・・・あいつらが俺のヒントに気付けてたら話せるかもな?」

「あら?そんな布石を打ってましたの?」

「まぁそんなとこかな?」

「ダーリンの深謀には脱帽するばかりですわね・・・」

感心するメイサにふざけて遊んでただけとは口が裂けても言えない叡斗だった




「オリーブ?済まないけど任せたよ?」

「かしこまりました、人が来ても不在と言います。」

朝食を終えてメイサと魔王城へ転移する

「待ってたよ!メイサ、イメチェン?チャイナ服、可愛いね!」

「魔王様!おパンツを出して頂けませんか!?おパンツを!」

「え?パンツ?」

「チラリズムですの!魔王様お願い致します!」

メイサが京平に土下座をする

「はい!」

ポンッ!と5組のブラとパンツが出現する

「おぉ!白いオーソドックスなやつだ!さすが京平!!!」

「叡斗さん喜びすぎだろ?キモイぞ?」

「俺の近くにこんな紐のパンツが履いて勝負パンツと言い張ってM字開脚するやつがいるんだよ!」

叡斗が指で紐の細さを伝える


「それは痴女でしょ?」

「俺達が買った御者用の奴隷で普段は清廉潔白なメイドだ!」

「叡斗さんの性癖がモロに出ちゃったんだね?」

「買ったのはメイサだ!」

「魔王様ありがとうございます!」

メイサが人目もはばからずブラとパンツを装着している

「メメメ、メイサ!隠して隠して!」

「京平・・・慣れろ!これがメイサクオリティーだ!」

「叡斗さん・・・金銭感覚といい色々ずれてるよ?」

「これはしょうがない!俺のせいではない!」

「おっさんの開き直りとか手に負えない・・・」

「ダーリンどうです?興奮しますか?」

メイサがM字開脚で叡斗に聞く

「メイサ・・・見えそうで見えないのがいいんだよ・・・」

「ふむ、まだまだお勉強しなければ!」


「叡斗さん・・・苦労してるね・・・で?今回はどうするの?」

京平が頭を押さえている

「ばれてた?」

「昇○拳とか言ってたしね?」

「今回はこれを用意したよ?」

「バット?ド○ベン?」

「M○THERの○ス」

「懐かしいねぇ!スマブ○だね?」

「だろ?小学校の時やりまくったなぁ・・・」

「保育園の卒業の頃やった記憶があるなぁ・・・」

「保育園・・・とりあえず行くわ・・・」

叡斗が静かにショックを受ける


「5歳差だからしょうがないだろうに・・・」

「メイサ行こう?」

「準備万端ですわ!」

すでにスケルトンに変身したメイサが答える

「じゃあ行ってくる!」

スケルトンに変身した叡斗とメイサが手を繋いで転移して消える

「叡斗さん・・・苦労してるなぁ・・・」

「メイサが思った以上に暴れておりますな?」

「今回帰ってきたら何かねぎらって上げようか?」

「そうですね。メイサの返品をされても困りますからなぁホッホッホッ!」





前と同じ体育館程の広さの土の部屋に玉座を準備する、王冠を被ったスケルトンとティアラを被ったスケルトン

「ふぅ!準備が整ったら暇だね?」

「そうですわね・・・」

「ちょっとクイズする?」

「私にクイズですの?」

「大丈夫!答えは体の部位だから!」

「簡単に答えてしまって面白くないですわよ?」

「じゃあピザって10回言って?」

「ピザピザピザピザピザピザピザピザピザピザ」

「じゃあここは?」

王冠を被ったスケルトンが骨だけの肘を指差す

「ひざ・・・違っ肘です!肘ですわ!」

「膝って言ったもん!ブブー!」

「もう!はめられましたわ!」

ティアラを被ったスケルトンが隣に座る王冠を被ったスケルトンをポコポコと叩く。


「じゃあ次!」

「お任せください!」

「あなたはキャラバンの御者です。」

「フムフム」

「朝の便は30歳の女性と子供を運びました。」

「30・・・子供・・・」

「帰り便に60歳の老人夫婦を運びました。」

「60・・・夫婦・・・」

「キャラバンの御者は何歳でしょう?」

「は?わかる訳がありませんわ?」

「じゃあ降参?」

「ンググ!降参・・・ですわ。」

「最初にあなたはキャラバンの御者って言ってるからメイサの歳を答えればいいんだよ?」

「はっ!?ダーリンそういう姑息な手段で私の歳を知ろうとしましたの?」

「やば・・・そういう意図はなかったとだけ言っておく。」

「そんな言葉信じられまして!?」

「メッ!スケルトンクイーン落ち着きなさい!」

「私は冷静ですわ!」

頭を手で覆いながら逃げる叡斗スケルトンとそれを追いながらポコポコと可愛く叩くメイサスケルトン。


カチャリと門が少し開き、門から首が3本地面と水平に生える

「「あ・・・」」

叡斗スケルトンとメイサスケルトンが同時に気付く


しばらくの沈黙が流れて3つの首が門の奥へと引っ込む。

「い・・・今のうちに玉座に戻ろっか?」

「そ・・・そうですわね。」

少し待っていると門が開き臨戦態勢の元太を先頭に将と穂乃香が入ってくる。



叡斗スケルトンはバットを空納から取り出して3人に無造作に近づく

「お久しぶりです。」

「お久しぶりじゃねぇよ!大変だったんだぞ!?」

「元太!初っ端から喧嘩売ってどうするんだ!?」

「今回もお帰り願いたいのですが?」

「無一文で放り出しやがって!仕返しするまで帰れねぇよ!」

「元太!!まずは話してみようって言ったじゃないか!?」

「話す?何をです?」

「あなたは召喚人でしょう?目的は何かとか・・・」


叡斗スケルトンが一瞬考えて手を1拍して

「私も話す事を考えてましたが・・・こうしましょう!」

叡斗スケルトンは自分の足元を中心に1mの円を地面に描き

「私はこれから10秒攻撃しません、その間にこの円から出せれたら質問に答えましょう!どうです?」


「1秒で十分よ!ヘルフレイムランス!」

ずっと詠唱をしていた穂乃香が始まりの合図を待たずに魔法を発動する

「では始め!PSI(サイ)○グネット」

叡斗スケルトンがヘルフレイムランスを『魔力吸収』する。

「はぁ!?」

「これくらい想定内だ!ホーリー!」

「ホームラン!」

叡斗スケルトンがバットを振りぬくとカキーンという気持ちのいい金属音と共に白く光る玉、ホーリーが元太の元へと向かって飛んで行く

「ぶわっ!城塞!」

元太が光る盾で防ぐ



「次はどうされます?5秒経ちましたよ?」

叡斗がバットを素振りしながらカタカタと笑う


「んなろぉぉぉぉ!」

「元太!城塞した盾でシールドバッシュだ!押し出せれば勝ちだ!」

「城塞!・・・シールドバッシュゥルァァァァ!」

「これは中々・・・PKシールド!」

元太の盾が叡斗スケルトンの手前の見えない壁に当たる

「なんだよこれ!?」

「将?合わせてよ!?フレイムランス」

「わかった!」

叡斗スケルトンにフレイムランスが飛んでくるが

PSI(サイ)○グネット!」

「魔法剣!」

フレイムランスが消え、フレイムランスの陰に隠れていた将が光り輝く剣で斬りかかる

「面白いがダメです!PKフ○ーズ!」

叡斗スケルトンと将の間に氷の壁が出現して将の剣を受け止める

「なんだよこれ!?」

「ひ・み・つ!10秒です!テレポー○β!」

叡斗スケルトンがその場から消え、離れた所に現れる


「円など描かずとも一歩も動かせませんでしたね。オホッ!」

元太は結界が破れずその場にへたりこみ、呆然と立ち尽くす穂乃香と将に叡斗スケルトンが煽る

「1つだけ答えてあげましょう、私は召喚人です。」

「やっぱりか!?他は答えてくれないのか?」

「教えたら遊びに来てくれないでしょう?強くなってまた来なさい?」

「元太!フォーメーションだ!最後に抵抗してやるぞ!?」

元太が盾を構え、将が剣を構えて詠唱し、穂乃香が詠唱に集中する

「いい位置取りですね!PKサン○ー!」

ジジジと音を立てて雷の玉が出現して空中を漂い叡斗スケルトンの背中に接触した瞬間、叡斗スケルトンが爆発的に加速して、1列に並んでいた元太・将・穂乃香を順番に体当たりで吹き飛ばす。

土煙が収まるとメイサが気絶した3人を集めていた。


「お疲れ様でしたわ!」

「少し遊びすぎたかな?」

「でも話をされるんじゃなかったのかしら?」

「元太の言い方にカチンときてね、大人げ無かった。」

「あの小僧は確かに失礼ですわね?」

「だよねぇ?じゃあ門の外に運ぼうか?」

「そうですわね!」

変身を解いた、叡斗とメイサが3人を担いで門を出て行く。

明日は将達の外伝を上げます。

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