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~16話~異文化交流したいです!

祝勝会が盛り上がりベックが言う

「おいエイト!変身の指輪を使ってみてくれよ!」

「おう!任せとけ!」

立ち上がり、変身してみる、ん?これと言って変化無いな。


「「「「おぉーー!!」」」」

ドラゴンアイズどころか、食堂中の人間から歓声が起こる。


「ベック!?俺はスケルトンになってるの!??」

「見えてる部分は完全にスケルトンだぞ!」

そう言われたので、手を見る、骨だ!

着ている物を脱ぐ、一枚脱ぐたびに上がる歓声、ストリップか!?


全部脱いで、自分の体を見る

おー!スケルトンだ!


「何か面白いことしてみろよ!」

「無茶振りだな!?」


とりあえず左肘の間接の魔素を少なくしながら腕を引っ張ってみる。

左腕の肘から先が外れた。

「「「きゃあっ!」」」

「「「おぉーっ!」」」

女は目を覆い、男は面白そうに歓声をあげる


次に左肘に多めに魔素を流してみる、左腕がカタカタと揺れて、左肘に向かって飛んで行き、くっ付いた

「「「「おぉーーーーーっ腕が飛んだぞ!」」」」

周りからまたもや歓声が上がる。



酒の入った俺はみんなに見られて、気持ちよくなって、更に試す。

頭の魔素以外を無くしてみる


「カラカラカラカラ」

全身がバラバラになり床の上に骨が散乱する。


「エイト!?無事か!???」

「エイトさんがバラバラになちゃったよぉー」

やばいライラが半分以上泣いてる・・・これ以上心配させたら、ダメだなと「多分、心配ないぞ!」と言って、散乱した骨に魔素を流すと、カタカタと骨が浮き、一体のスケルトンが出現する

「ベック!これ面白いな!」

「そんな器用な事できんのはエイトだけだよっ!」

「はっはっはっはっ!」

笑うが顎の骨と歯が当たってカタカタと音が鳴る


変身の指輪をはずすと、問題なく元に戻れた。



いや問題はあった、服の事を忘れていて、裸で人に戻った。





祝勝会が終わり、各々の部屋へ戻る時、ライラが話しをしたいと、行ってきたので、ちょっとビクビクしつつも部屋へ行って話す。

ライラもわかっているのか、昨日みたいにくっ付いてこないので、一安心だ。

部屋に入って並んでベッドに座るとライラが口を開く

「エイトさん私は魅力・・・無いですかぁ?」

「そんな事ないよ?ライラは美人だし魅力的だよ?」

金髪碧眼、人形かと思うような端正な顔立ち、きれいじゃないって人がいたら見てみたい


「でもでもぉ!今日腕を組んだ時に拒否されちゃいましたしぃ・・・」

「あー・・・あれは綺麗なライラに突然腕を組まれてとまどっちゃいまして・・・」

「本当ですかぁ?私の気持ちわかってますぅ?」

「俺の勘違いだとばかり・・・ライラほどの美人が俺の事を?・・・って思う事自体が思い上がりだよ!」

「そんな事無いですぅ!私達のピンチに掛けつけてくれた、白馬に乗った王子様の様ですよぅ」

と俺の肩に頭を預けて、上目遣いのライラ

「ライラ超かわいい!」

ハッ!?心の声が!!でもライラもマンザラでもない表情、これは・・・乗るしかないビッグウェーブに

なんて考えていると、ライラが突然キスをして部屋から飛び出していくライラ。



一瞬の出来事で反応できなかった。柔らかかったです!ありがとうございます!


「ぁ・・・ぬぐぉぉぉぉぉぉ!!!」

頭が割れた!そう思うくらいに頭が痛い!

また来た!腹痛と身体の軋み、痛みも!!!・・・いってぇっ!!

何ですか?女の子と良い事したらプラマイ0になる呪いっすか!?

そんな事を考えていると痛みが引いていく。

わからん!寝る!



朝起きるとライラが謝ってきた、やっぱりライラもあの後頭痛に!?っと質問をするライラが謝ったのは、キスした事に対してのみだった。

「エイトさん今日はどうするんッスか?」

「今日も街の観光して明後日から「ドラゴンの園」だっけ?に行ってみるよ」

「そうッスか。という事は・・・今日は?」

「今日は・・・一人行動だな!」

リュートと2人でニヤニヤする。



ライラが今日も街の観光を申し出てきた。

今日は一人でしなくちゃいけない用事があるからと丁重にお断りして、街へ繰出す。




目的の通りにやってきた。

前もってベックとリュートに場所を聞いていたので、迷うことなく着いた


まだ午前中と言うのに、呼び込みの人がたくさんだ。

「お兄さん〜銀貨50枚だよ!エルフもいるよー!」

エルフだと!?けしからん!!

「獣人の可愛い子いますよー!」

ケモミミだと!?けしからん!けしからん!


そう、昨日いい感じだったライラの案内を断ったのは、これなのだ!


今日こそは、異世界に来て初の異文化交流を実地するのだ!

ライラと仲を深めるのも重要だけど、明日からダンジョンだからしばらく、ボッチだしね・・・



キャッチの兄さんに耳打ちをする

「ケモミ・・・獣人の可愛い子いるの?」

「へぇ!うちは金貨1枚と高めですが、その分サービス満天ですよ!」

サービス満天だと!?

これは確かめるしかない!


って訳で、金貨1枚(約10万円)という値段だが、ケモミミのお店に行く!銭ならあるんやっ!








店に入ると内装は豪華絢爛な正面にでっかい階段を構え、床にはレッドカーペット、上を見れば超高級そうなシャンデリア。

階段手前のホールの右側には、見目麗しい女性達が立ち並び、左側はボーイ達が60度のお辞儀で出迎えてくれる。


「いらっしゃいませ、お客様,当店は初でございますか?」

一番手前の初老のボーイが頭を上げ尋ねてくる

「あ!はい!」

「でしたら、この子達の中にお眼鏡にかなう者がおりましたら、その子に料金をお渡しになってください、後はその子が全て案内致しますので。」


そう言うとまたお辞儀するボーイさん。

右側に並ぶ、女性達を見ると、一人一人が一歩前に出て自己紹介をする。








少し悩んで、やっぱり初志貫徹!ケモミミ!肩に触れるくらいの長さの蒼い髪からピョコンと除く猫耳がかわいい、おしとやかそうな猫耳族の女の子、アイシャちゃん!君に決めた!


「アイシャちゃんお願いしてもいいかな?」


そう言って金貨を1枚取り出すと


「御指名ありがとうございます。がんばりますね!」


そう言って恭しく金貨を受け取ると、流れるように金貨を仕舞い、俺と腕を組み階段を上がって、2階の部屋へと案内してくれる。





6畳くらいのベッドが一つだけ置いてある部屋に案内された。

部屋に入るとベッドに座らされて、俺に背中を向けて服を脱ぎ始めるアイシャちゃん


いよいよだ!心臓がどきどきして止まらない!


どきどきしすぎて心臓が痛い・・・痛いっ!


腹痛がする!頭が痛い!心臓が鷲づかみにされている様な感覚に襲われる、心臓が破裂しそうだ!





これは昨日と同じ!?っと思ってアイシャちゃんを見ると、パンツ一枚のアイシャちゃんが倒れてる!?

近づいて確認すると呼吸はあるみたいだ、死んではいない。



昨日と一緒で一人になれば、体調は戻るのか?わからんがこのままでは一般人のアイシャちゃんが耐え切れないかもしれない。


アイシャちゃんをお姫差抱っこしてベッドへ寝かし、大急ぎで部屋を出る。





階段を下りると最初に説明してくれた初老のボーイが


「何か粗相がございましたか?」


っと尋ねてきたので


「アイシャさんの体調が優れないようなので今日は帰りますね!」


と言って、店を出る。





するとさっきまでの、強い動悸が落ち着き、体調も元に戻る。


さっきの視線といい、俺が女といい事をしようとすると、起きているのか?


もしそうだとしたら、俺の異世界での生活が途端に楽しくないものになってしまう!


転生した人間だからか?気になる・・・気になるけど、俺が出てから京平は忙しそうだから、今すぐはやめて、また連絡が取れた時に聞いてみよう。



とりあえずまだ午前中だ、ギルドに行って「ドラゴンの塔」の情報でも探してみようか・・・









ギルドに着くと、ギルマスバッケがギルドの前に仁王立ちしていた。

横をすり抜けてギルドに入ろうとしたら、首根っこを掴まれて、無言のままバッケの部屋まで引き摺られる、すごい力で絶対に外れない。


「なんですか!??いきなり!?」

「礼を言いたくて待ってたんだ!」

「お礼?」

「髪がな?前よりも・・・なんだ・・・密度がな・・・」

「あーハゲが治ったんすね!?よかったじゃないですか!」

「ハゲではなかったのだが、密度が増えてな!」

態々(わざわざ)来るのかもわからん俺をずっと待ってたのか?

余程嬉しかったのだろう、恥かしそうに笑いながら、ちょっと髪が生えて青くなった頭を撫でるバッケ、このタイミングなら「ドラゴンの塔」の事も教えてくれるかな?


「何はともあれよかったですね!代わりと言ってはなんですけど「ドラゴンの塔」の事を教えてくれません?」

「・・・やっぱり行くのか?」

「行きますよ?」

「あそこは、S級の上級ダンジョンだぞ?」

「なら踏破できればS級ですか?」

「そうなるだろうな!」

「なら行くしかないですね!」

「あそこは100年間の間、踏破されてないから情報が少なくてな・・・100年前は最上階にストームドラゴンがいたとあるがな。」

「ほほぅ!その時は全何階層だったんですか?」

「その当時は15階層だったそうだ」

「やばそうならすぐに逃げて帰りますよ。」

「低階層はバジリスクが出るから、石化対策しておけよ!?」

「石化対策ならばっちりです!」


「ならいい・・・」

と言って窓に遠い目線を向けながら

「そういえば昨日、東の森で轟音がしてな、今日調査をしたら、20m程の泉が出来てたそうだ・・・何か知ってるか?」


ん?昨日の轟音?・・・泉?・・・心当たりしかありません。

「知りませんねー」

「そうか、ならこれから色々と調査せんとダメだから経費がうなぎ登りだな・・・」

などと言いながら、俺を半眼で見てくる、バレテルヨネ?

特殊個体(ユニークモンスター)かダンジョン発生の可能性もあるからなぁーA級くらいの調査になっちゃうかもなー?」


「俺が魔法の練習で大穴を開けました!ごめんなさい!」

「原因が分かればいいんだ!気にすんな!」

まだ聞きたい事はあったけど、これ以上いても、事態は好転しないから聞けないだろう、と思い、立ち上がり

「ではギルドマスターバッケ殿、私はこれにて失礼致します。」

「うむ!ちゃんと帰ってこいよ!」


見送られ、部屋を出て、階段を降りると

「おっさん!何の用で上から出てきてんだよ!?」


うわ!嫌なのに出会った!無駄イケメンのバッポだ!

「ギルマスに呼ばれたんだよ!俺に構うとかそんな暇なのか?」

「へっ!「獣の洞窟」の寄生でランクが上がったのがばれたのか?」

鼻で笑いながら言ってくる。


俺は2日前から、数々の情事フラグをへし折られ、今日の情事もこけて、イライラしてたのが、爆発した。

「お前みたいに口だけの、雑魚には一生縁の無い用で呼ばれてたんだよ!ウザイから失せろ!」


バッポはプルプル震えながら

「おっさん・・・練習場へ出ろ・・・どっちが雑魚か教えてやる」

「お前、血管切れるぞ?少し落ち着けよ?」


顔真っ赤だし、血管が浮きまくってるので、煽・・・心配してあげる。

「……コロス……ゼッタイコロス…」

呟きながら、練習場に向かうバッポの後ろで、少し溜飲が下がるのを感じながら着いて行く。



ハーレムどころか・・・って話になってきたな、この気持ちをバッポに八つ当たりだ!

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