表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転移に巻き込まれた坊ちゃま好きたちによる坊ちゃまを最強に育てる異世界開拓  作者: 揚惇命
第三章 プロイセン王国

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

62/70

第十五話 皆んなの部屋と職場作り

【ラルク視点】


 えーっと清瀬さんのギフトが『聖女』で、桐島さんのギフトが『調合』っと。

 この2人の職場は、病院だね。

 何でも傷を治せる清瀬さんが医者で、調子を整える薬剤師が桐島さん。

 この2人は親友同士で仲も良いみたいだし、さぞかし賑やかな病院になるだろう。


「どんどんとダンジョンから死の要素が消えてるのです。なのにダンジョン魔力が鰻登りとかどうなってるのです!殺すよりも滞在のが稼げるとかおかしいのです!もぐもぐ。フルーツキャロット、甘くて美味しいのです」


 相変わらず物騒なことを言う兎さんだけどフルーツキャロットをもぐもぐ頬張ってる姿は見ていて癒される。

 丸美屋さんのギフトは『ガーデナー』だからホプキンスに管理してもらってる畑を引き継いでもらって、ホプキンスの負担を軽減させよう。

 こっちもホプキンスから報告があって、自分よりも上手くできていて、僕の作ったオリジナルの魔物たちも丸美屋さんのことを気に入ったみたいで嫉妬したって言ってたっけ。

 なんやかんや、可愛がってくれてたもんなホプキンスは。

 可哀想なことしちゃったかな。


「もぐもぐ、フルーツキャロット美味しいのです」


 俺は右手で、キャロットにフルーツキャロットを食べさせてる。

 なんかややこしい感じでごめんだけど。

 ドライフルーツが中々作れないんだよね。

 それで、甘い人参フルーツキャロットを上げたら気に入っちゃって、そればかりもぐもぐと食べてるんだよね。

 戦闘系ギフトが3人で『人形使い』の浄瑠璃さん、『式神使い』の阿部さん、『呪術師』の道満さん。

 この3人は、ローザに預けて最低限身を守るための自衛と僕たちが籠ることになる最終防衛ラインの防衛を担ってもらいたい。

 というかそこまで攻め込まれる前に侵入者を迎撃したいわけだけど、突破されないなんて絶対も無いから、最悪の場合を常に想定して動いておかないと。

 まぁ、この辺りも前もってローザとメアリーと話していたのに、いきなり2人して研修生の取り合いを始めるんだもん驚いちゃったよ。

 それにしてもメアリーから委員長とユウをメイドにするって、言われたのはびっくりした。

 あれは、どういう意図で選んだんだろう?

 委員長のギフトは『予知』で、ユウのギフトは『配達人』でしょ。

 逃げる場合も安全なダンジョンで移動…そういうことかダンジョンを捨てる場合を考えてか。

 前に試したことがあるんだけど、僕のダンジョンは、外に出したいやつだけを仕舞うことで強制的に退場させられる。

 その場合、ユウの郵便トラックに乗って、安全な場所まで逃げるってことね。

 で、それを察知できる委員長も僕の側に置いておきたいと。

 何というかメアリーらしい堅実さだ。


「やっぱり納得できないのです!ダンジョン魔力とは、人が死ぬことで貯まる物だと教えられてきたのですよ!それが滞在の方が稼げるなんて、私の信じてきたものって何だったのです!」


「うーん。そう強制されてたかそういうものだと思い込まされていたかだろうね。だって、キャロットも冒険者の滞在でも微量に得られるって事は知ってたわけだからね。僕はそれを長期滞在に変えてしまう事で補っただけだよ。というかキャロットはさ。本当に人を殺したいの?」


「ギクッ!?何故、そう思ったのです?」


「何となく。僕が作った可愛いキャラが闇を演じて、目立とうとしているみたいな」


「ギクッ!?ギクッ!?そ、そ、そんな事ないのですよ」


 動揺は肯定なんだよなぁ。


「まぁ、良いんじゃない他のことで無理に目立とうとするより、そのままで」


「だから、そ、そ、そんなことないって言ってるのです!」


「はいはい」


 それにしても西方寺さんのギフト『ドレスメイカー』のお陰で、好きな服を作ってもらえるようになったのはすごく大きいな。

 これで、みんなも服装も異世界っぽくして、外でも不思議がられないようにできるし、勇者であることが見た目からバレない方が勇者狩りする連中が居ないとは限らないし、身の安全面でも良いもんね。

 それに服は需要が高いし、オーダーメイド品が安く買えるとなれば、お客様も爆増。

 さらにダンジョン魔力が稼げて一石二鳥。

 治安維持を兼ねて冒険者の勧誘も進めてるし、より安全なダンジョン作りはオーナーとして皆の命を守るために当然だもんね。


「坊ちゃま、大変です。渡会様がプロイセン王国に迫る危機を察知したとのこと。すぐに対策会議を」


 あらら、上手く行ってると思ったら問題もやってきたね。


「わかった。メアリーは、委員長を呼んでくれる?」


「もういるわ。イタッ」


 メアリーが委員長を叩いた?


「御主人様が私をお呼びと聞き、参りました」


 いや、別にそこまでしなくても良いんじゃないかな?

 メアリーが首を振ってるという事は、本当に委員長をメイドとして扱うつもりなのか。

 こうなったら僕も人前でボロを出さないように練習しとかないと。


「よく来てくれたねマドカ。それで、君の見た予知について聞きたいのだけれど」


 いきなり名前呼びしたのはダメだよね。


「ほらマドカ。坊ちゃまが聞いています。お答えなさい」


「は、はい!」


 委員長の顔、少し赤くない?

 さてはメアリー、めちゃくちゃきつい事させて、委員長が熱で倒れたらどうするんだよ!

 後で、メアリーはきつーく叱っておかないと。

 ここまで、お読みくださりありがとうございます。

 少しでも続きが気になると思っていただけましたら評価・良いねしてくださいますと執筆活動の励みとなりますので、宜しくお願いします。

 それでは、次回もお楽しみに〜

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ