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とりとめのないこと 抜粋  作者: 汪海妹
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ドラマ感想:ばけばけ、その三

ネタバレします。<(_ _)>


あんぱんの時は、崇君とのぶちゃんに会えなくなってグワーンとしばらくロス状態でした。が、バケバケは不思議と、


バケバケはなくとも朝は来るし、トーストにバターを塗って、レタスとハムを挟んで、


「粒マスタードがあればよかったな」


と思いつつ、マヨネーズを絞り出して、もぐもぐ食べる。普通に毎日は来ている。のめり込んではいたのですが、フィクションとの別れが苦手な自分にしては珍しく、


あら、スッキリ。……なんで?


ここで、考えてみた。なんで?いっつものあの、のめり込んでいたフィクションのキャラの皆さんと会えなくなった時の、モーレツな寂しさが襲ってこないの?


それがさー、最後の週が、ヘブンさんの死を描いてたからだと思ったんですよね。それも、本当にあっけなく死んでしまった後に、家族がヘブンさんのいないところで、思い出話をするシーンがありましたよね?


最後の最後に怪談なんて子供騙しのものを書かせてとイライザに責められて以来落ち込んでいたおときちゃん。自分はヘブンさんにとってダメな嫁だったとぶつぶつ言ってたのが、家族と思い出話をしている間に不意に、楽しかった時のことを思い出して、思い出の中でヘブンさんが蘇る瞬間がありましたね。


その時の音楽の入り方と映像の撮り方と、おときちゃんはじめ皆さんの演技が印象的で、自分的には、


ああ、なんか人って死んでもみんなの心の中に生きてるんだなぁ


としみじみ思いました。年齢を重ねてくると、昔よりももっと死というものについて考えるようになった気がします。子供の頃はひたすら怖くてたまらなかった 死 や 老い ですが、ずっと生きてくると時々、怖くてたまらない死をそんなに怖く思わない瞬間を経験するのですよね。


人生にとってその瞬間は非常に大切なものだと思ってます。


それが、あの場面でもありました。死んだら一緒にいられないけど、でも、死んでも一緒にいるのだなという非常に矛盾した事実です。だからついでに、別れが辛くなかったのかなー。ロスがなくスッキリした原因。心の中にあればいつでも会えるんだと思ったからかもしれない。


あんぱんも良かったけど、ばけばけもあんぱんとはまた違う味があり、大好きでした。それで、私、わざわざ小泉八雲について書かれた本を買いました。本屋に何冊かあったので迷いましたが、小泉八雲とその妻セツ 青山誠こちらをゲット。それを読んでみると、ハーンが41歳、セツが23歳の時に二人は結婚して、ハーンは54歳で急逝してるのです。二人が一緒に暮らした時間は13年間だった。


短いなぁ……主人と出会ってから、既に20年以上一緒にいるので、13年は短く感じます。それから、小泉八雲の著作がどのように売れたかについて確認してみると、ドラマの中で酷評された怪談を含め、ベストセラー、ではなく、ロングセラーなのだというのです。


初期は欧米の知識人の間で、それから、あの柳田國男が民族文化の側面を支持し、帝京大学でハーンの後任の教授として教鞭を振るった夏目漱石の支持もあり評価されるようになった。なんたって明治の文化人の筆頭だものね、漱石は。それから昭和39年に怪談が映画化され、カンヌで賞を取ったことで、再評価されたらしい。ところで、この記述に嘘があれば、それはチャッピーのせいです。<(_ _)>


爆発的に売れるというのもすごいけど、100年の時を超えて読み継がれているのもすごいですよね。万歳!


明治の日本を垣間見れたのも興味深かったな。特に熊本の学校の軍事色ですね。我々は学校で平和教育を受けてるから、だから、学校で戦争教育をしている様子になんか違和感で、あ、でも、そうか、この頃の日本人は昭和の戦争でどれだけ人が死ぬか知らない頃の人たちなんだよなと納得。


幕末から明治にかけて内乱があり、その後も、西洋化して国を強くして、日清日露と戦争をしていたんだった。なんかわかってなかったな自分。


平和ボケだにゃー。しかし、そんなふうに近代化と帝国主義に傾いていく世の風潮に、古き良き日本が失われてゆくと嘆いていた西洋人、最後は日本人の小泉八雲がいたのだな。これにはちょっとシンパシーです。


それにしてもですよ、ここでまたちょっと話が変わりますが、父と仲良くするためにと朝ドラと大河ドラマを見始めて一つ気づいたことがある。朝ドラや大河に出た後の出演者の方のCM登用率が高すぎる。


あ、とらちゃんだ。のぶちゃんだ。崇くんだ。錦織さんだ。お父さんだ(岡部さん)のぶちゃんの妹二人も見かけるし、かと思えば、(現在大河の)秀吉だ。もちろん小一郎もがっつりCM出てる。


朝ドラと大河を見始めるまで知らなかったのだが、そこで起用された俳優さんはしばらく旬のようで、ものすごい頻度でCMに出てる。


世界(つうか日本)は、こういうことになっていたのかぁ!今更知った。ちょっとショックだ。嫌だというわけではないが。


そうそう、それと、大谷さんね。ものすごい起用率。


大河に出るのが、あるいは朝ドラヒロインになるのが俳優さんの目標だとは聞いていたが、なるほど、小説家にとっての芥川賞や直木賞みたいなもんなのかと納得しました。


やれやれ。なんかダラダラと終わらなくなってきましたが、別に長く書いてもためになるようなことを書くわけでもないので、ここら辺で尻切れ蜻蛉で終わらしましょうかね。


では、お休みなさいませ。

<(_ _)>

2026.03.31

汪海妹

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