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とりとめのないこと 抜粋  作者: 汪海妹
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トランプさんを見てて思うこと

政治経済ははっきり言って苦手である。そんな自分がトランプさんについて書くのは、一種のボケ防止だ。脳味噌の使ってない部分を稼働させ、全体の活性化を図っているわけだ。言い換えると自分のためだ。すんませんね。


だから、この記事に専門性はない。読んでも時間の無駄になるかもしれないことは、先にお断りしておく。


からの、ワタクシの思想のポジションのようなものを言うと、どうも自分はルールとマナーを守らない型破りな人間が嫌いなようで、それでも表向きはそういう人にも理解があるような寛大なポーズをとっている。そこからして、トランプさんは私にとって嫌いな人にかなり含まれてる。論理的な理由を立てようと思えば立てられるが、それはただの建前で、結局感情的、感覚的に嫌いなだけだ。


とはいえ、嫌いを前面に出しても建設的ではないので、本来感情的な私が、感情を廃してどこまで書けるか、そういうボケ防止の場としてみよう。


我々の戦争といつの間にかすり替えられて語られているところ、シームレスにスピーチがそこに移行したところに、褒めるわけにもいかず、貶すわけにもいかないが、まあ、論点をずらす神様だな、と。褒めてませんよ、別に。


つまりは、誰も一緒に始めてないのに、いつの間にか『我々の』という修飾が戦争についているのがすごいなと。国内でだって、これから戦争を始めるよとコンセンサスを取ったわけではなく、もちろん他国にだって取ってない。しかし、その同意を取らない行いが世界中に多大なる影響を与えている。


NATOは自分達が大変な時にはアメリカに助けてくれというけどアメリカが大変な時には助けてくれない。


この発言もすごいなとぽかんとした。その発言内容の是非はともかく、強引に行きたいとき、どこから攻めるかのポイントを見定めるのは神である。戦争を仕掛けなければホルムズ海峡は通れたという事実をうっかり忘れてしまいそうになる。そして、停戦をすれば、ホルムズ海峡は通れる。艦隊を派遣すればホルムズ海峡は通れる、ではなくて、停戦をすれば通れるのだ。うっかり忘れそうになるよ。


しかし、一般庶民はどうあれ、各国の政治の中枢にいる人々は流石にこの話術に乗せられることもないですね。


頼む、攻めてくれと、これっぽっちも頼んでいないのにいつの間にか戦争が始まっていて、トランプさんは毎日のように華々しい戦果を世界に向けて報告してくるが、毎日それを見ながら、そもそも頼んでいないしと心で呟きコーヒを飲む。しかし、毎日のように雨霰と戦果を報告されると、なんか、攻撃がうまくいけば戦争が終わるような錯覚に陥るから怖い。


イスラエルでの死者とイランでの死者数の桁が違うのにも、なんともいえない気分になる。こんなにまざまざと強者が弱者をいたぶるのを見たことがあったろうか。そんな中で、イランが安価な武器や、そして、武器という直接的な攻撃のみならず、情報や状況を使って戦っているのにもなんだか考えさせられるのである。


ホルムズ海峡という状況。イランと戦争状態にない国は通れるのだという発言。小学校や医療施設が攻撃されたという報道の繰り返し。


日本には錦の御旗というのがある。これがなければ逆賊とされた。戦には昔から大義名分が必要と言われてきた。その意味が最近ようやっとわかってきたように思うのである。


直接的な軍事力ではまさっていて、攻撃をすることができても、大義名分のない戦には、他国もついてこないし、何より国民がついてこない。アメリカ国民、どこまでついていくだろうか、この大義名分のない戦に。


反面、カリスマ性のある人間の発言力の凄さにも驚く。アメリカは自由の国だから流石にこのカリスマに、国民の皆が皆、ついていくってことはないんじゃないかな?とは思って成行を見ているけれど、これは国が変われば、盲目的についていくってことはあるんじゃないかなと思うんです。政治体制とか、その時その国の置かれている経済及び諸々の状況が異なれば。


自分たちが生き残っていくためには、この国を排除しなければダメなんだと信じ切ってしまえば、大勢の人が指導者についてどこまでも行進することはあるのかもしれない。


ウクライナの戦争を見て、ガザがあり、今、イランがある。それぞれに共通点があってわかり始めた。戦には大義名分が必要だ。大義名分のない戦をして、他国に参加を持ち掛けても、そりゃみんなは乗ってこない。そういう攻撃を、イランは情報で行なっている。瓦礫の山と化した小学校の風景をカメラで撮ることで、埋めたか埋めてないかわからない機雷がホルムズ海峡の海底に埋まっていると発言することで、そして、我が国と戦争状態にない国は、この海峡を通れるとアナウンスし、実際にいくつかの船が通っているという事実で、行なっている。


テレビカメラがあって、同時的に情報が各国に飛んでいく現代には、現代の戦さの仕方があるのだなと思う。カメラが武器になるのだ。カメラが大衆を動かす。大衆の賛同を得られなければ、どんな巨人も最終的には足元からひっくり返ってしまうのだろう。


これは広義の意味での民主主義の勝利なのだろうか。そう思いたい。


人質を取られたのではなく、石油が人質となった。その人質は世界各国の人質だった。この展開をアメリカとイスラエルは読めてなかったのだろうか?


ホルムズ海峡を人質として、放たれた刺客たちは、はるか日本まで軽々と到達し、ガソリン価格を上げて日本の一般庶民にまで攻撃を立派に届けている。ちなみに中国はよほど政府がコントロールしているのか、ガソリン価格の目立った上昇は今のところ見られない。


流石に今回はどんなにトランプさんのトークが超絶神技でも、切り抜けられないだろうか?


戦さの大義名分、そんなもの、結局は力の強い人が勝つもんだし、正義なんてどこにもないし、誰も乱暴な強者を罰することなどできないと今まで思ってきた。でも、考えが少し変わった。


たとえ、正義が鉄拳を振るって暴れるものを組み伏せてくれなくとも、大義名分を全く無視して強者がどこまでも行けるというわけでもないらしい。


そんな私の仮定が、結末ではどんなふうになるだろうか?未来が見えない。今、未来が見えないがこの行末はしっかりと見たいと思ってる。


一方的な力による変更を私は支持しない。本日もまたまとまりのないままに失礼します。

汪海妹

2026.03.18


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