3話「これからのこと」
今回短めです。
俺は殺し屋だ。
だから寝てる隙に襲われても何も問題は無い。殺意を感じれればすぐに起きて対処をする。よはや当たり前の事になってきた。
そしてホテルの夜で寝てる時にそれは突然来た。
「....!!」
殺意を感じ、すぐに起きたがそこには誰もいなかったがそれはなぜかすぐに分かった。
「窓が開いてる...」
シズクはぐっすり眠っていた。おそらくここでは話せない事なのだろうと思いすぐに窓から出る。
「一応ここ30階なんだが」
どうなってんだよ。ほんとに。
たが、アイツならそれは容易な事は分かっていた。あの気配の感じとそしてあの殺意の仕方...
だが、何故居場所がバレた?ここの場所は誰にも伝えてないはおろか、俺とシズク以外は誰も知らないはず。
そう考えながら地面に足を着けると
「どこだ?」
と吐露していると...
「...!?」
反射的だった。
頭より先に体が動いてた。
「まさかこんな再会のしかたになるとは思わなかったな...睦」
お互い銃口を向けて
睦は裏切り者に向けて銃を構えて
俺は古くからの友人に向けて銃を構えていた。
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全部おかしいと思っていた。
まず睦は何かを知っており、シズクがなんで追われているのかを知っているようだった。
「その様子だとどうやらビンゴのようだな」
「笑わせないで。貴方は何も知らなくて良かった。知らないまま大人しくアイツを殺してくれれば良かったのに」
「アイツは一体なんなんだ?」
「貴方は知らなくても良いことよ」
「冷たいじゃねーか」
なんともまぁ、そっけない返事をされてしまった。
でも哀しいかな。これでも俺は睦を気に入っていた。なのに今まさにこうやって銃を向け合ってる事実が。
人は脆く弱い。いくら能力があろうとも人は体に銃弾を撃ち込まれたらいとも簡単に死ぬ。だからこそお互いどちらかが引けば死ぬし俺たち片方が先に引いても、もう片方もそれに反応し引く。
「アイツが何もしていないんだったら俺はアイツを殺させない」
「私たち組織が敵に回ることになっても?」
「なっても…だ」
それはもう覚悟していたことだ。シズクを守るという事はつまりそういう事なのだ…
「甘いわね…貴方1人でなんとかできるほど組織は小さくはない」
「できるこうのの問題じゃない。それにお前らが束になったとしてなんの脅威にもならない」
「虚勢も良いところね。たかが一の殺し屋が?ただ無能力者が?笑わせないで」
「本当にそう思ってるのか?昔からの腐れ縁だ。俺の事はある程度知っていると思ったんだが」
「…」
いまだにお互い銃を向けながらも会話をしていた。
「確かにお前は強いかもしれんがその他の奴らは?俺はお前以外の組織の奴らの名前なんか聞いたこともないし幹部ですら覚えてもない。」
「雑魚はどれだけ群がっても雑魚に過ぎない。雑魚が10万こようと俺が負ける事はない」
「随分と強気ね。でもね舐めてもらっちゃ困るのよ。私は貴方の実力を認めているけれどだけれども組織を潰せるほどなんて思っちゃいない」
「まあなんて思ってもらってもいいが、だとしてもシズクを殺させるわけにはいかねえな」
「だったらここで引き金を引いて貴方の心臓を貫いても良いのよ?」
「本当に引けるのか?お前に」
「舐めないで…!裏切り者に情なんてもうないわ」
「そりゃあ悲しいな」
残念ながら情は残っちゃいなかったらしい。
「ただお前が引こうとも俺も同時に撃てる。相打ちになって終わり。でもお前はそれで良いのか?俺は死のうとどうでもいい。死は救済だからな。だがお前は違うだろう、もっと他にやりたいことがあるはずだがどうなんだ」
「…」
「撃てるものなら撃ってみろ」
挑発するように試すように言う。
「やめだわ。やめ」
そういうと睦は銃を下ろす。それと一緒にこっちも銃を下ろす。
「今貴方とやり合ってなんのメリットもないしね。それに能力の手の内を晒すのは嫌だしね」
「見逃してくれるってことか?」
「勘違いしないで。貴方はもう敵。それ以外の何者でもない」
「そりゃあどうも」
「ただ今は見逃してあげるわ。どこか好きなところに行ってしまえばいいわ。だけど覚悟することね。これから組織は貴方たちを追いかけ続ける」
「そうか」
「まあ抗ってみるといいわ。無理だと思うけどね」
「言われなくても」
「ふん」
悪態をつきながら睦は夜の暗闇へと消えていくのだった。
「はあ、大変な事になったなこれは」
正直もしかしたらと思ったがあの感じじゃあ無理だった。それに睦はシズクの事は一切教えてくれなかった。もうそれが答えなのだろう。
「何があるんだろうな」
きっと何かがある。底知れぬ謎と闇が。
やっちゃった…私は組織に戻ってそう感じていた。
アイツを敵に回したのはかなりまずい。味方だったらかなり頼もしかったのが敵に回るとこれ以上にないくらい脅威だ。
「さて、どうしましょうかね…」
状況は芳しくない…相手は最強の殺し屋なのだから。
いいね、!お願いじまぁず!(泣)




