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第七十九話 自主耽溺
「浮かぶ蜃気楼。消えた仄かなおかたー。あなたはどこにいるのー、なにをしているのー……」
あの人はなんだったんだろう。
とても温かいものを感じた。
初対面のはずなのに、あの人の顔を見たら急に切なくて仕方がなかった。
逢いたい。
……なぜかドルーゴーリマの民謡を歌っちゃってる。
でもこの曲は、自分の心を写し出してるみたいだ。
「メンヘラ援助曲みたい……」
ドルーゴーリマの民謡が急にそう思えて、笑ってしまう。
なぜだろう。メンヘラ援助曲っていつか……。
ううん、いいや。
それにしても、あの人と一緒にいれたら楽しいだろうな。
そんな想いが募っていく。
あの人と笑ってみたい。
どんな風に笑うんだろう。
……あの人とたくさん想い出をつくりたい。
いつか二人で大爆笑して、いつか二人でケンカして、いつか二人で泣いて、いつか二人で手を握りあって、いつか二人で……。
あの人といたら自分は笑顔になれそうだな。
なんとなくそんな気がした。
いや、そう確信した。
だから、
「──千葉レンを愛す」
どうも、風音です!
いきなりですが、問題です。
今話はダレ目線で書いたでしょうか?
お読みいただきありがとうございます!




