No7 ドレイ
街は方向しかわからないので村の中を通った
ブランと二人だったから昨日わからなかったが
布巻いてるだけってかなり浮いている。
村の人は普通にシャツにズボンにサンダルを履いている。
まーどうすることもできないが、視線が痛いので街まで急ごうと
村からでるところまで走った。
そこから舗装はされていないが海岸線沿いに道が真っ直ぐに伸びっていた。
歩きながら、今朝は夢落ち発生しなかったなと思い出す。
今朝はバタバタしてたから何も考えなかったが今日は面接の予定のはずだ。
どうしようかな?
まー夢だから、実際はまだ昨日で大丈夫なんだろうか?
それにしても足痛いな・・・
村を出てから1時間くらい舗装されてない道を裸足で歩いたら
皮が少しめくれて血が滲んでいる。小石を踏み痛みで道端に座り込んだ
「きっつい・・・」
魔法一覧と心で唱えてウインドを出す
属性無/波動 召還/使い魔 回復/癒し 身体強化/自然治癒強化
時空/自身高速化 時空/他者高速化 時空/周囲減速 時空/空中浮遊
時空/空間移動 時空/無音空間
魔法を確認して足の裏に向けて癒しを念じると
足の裏のめくれて血がにじんでいたのがスグに治る
同時に痛みも治まった。
そっか、俺魔法使いだし、歩くのはもうやめよう
空中浮遊があるな、一度やってみるか・・・波動のこともあるし
あんまり高く飛ぶと死んでしまうし少し浮くイメージだな
空中浮遊と少しだけ浮くイメージ念じた瞬間1メートルくらい浮いた
「おおーすげー」
イメージ次第で空中浮遊で移動もできるようだ
その上、イメージ次第で速度出せるようなので
普通に歩くよりも数段早く移動できた。
そのおかげで夕方につく予定が昼過ぎ頃に街の近くまで移動した。
この街は4メートルくらいの塀で街全体を囲まれている。
まだ少し遠いが門があり、入るには門をくぐらないと入れなさそうだ。
ただ、門をくぐるんだったら通行税とかこういう世界だったらいるんだろうか?
通行税あったらどうしようと遠め目で考えながら眺めるとウインドウが現れ
通行税 銀貨1枚 商人ギルドの証・通行証どちらかがあれば免除
やっぱり必要なんだな・・・
空中浮遊があるから塀とか関係ないが
門から少し離れた位置まで移動しそこから見つからないように
塀を飛び越えて侵入した。
さて、冒険者ギルドを探そうと考えると地図が現れた
吹き出しがついて冒険者ギルドだと示された。
この能力獲得していて良かったと改めて思う。
街中では空中浮遊は目立つだろうし歩いていく
ただ、農村と違いこの街ではこの身なりでも不審な目では見られなかった。
「ぐー」
朝から何も口にしてなかったのでお腹が鳴ってしまった。
冒険者ギルドで簡単な仕事をこなしてご飯にありつこう
地図の案内どおりに行くと冒険者ギルドらしき建物がある
恐る恐る中に入るといくつかのテーブル席と奥にカウンターがあった。
カウンターの横の掲示板には小さな紙が貼り付けられていた。
RPG的にはこんな感じのイメージなので逆に安心した。
カウンターには女性のスタッフが座ってこちらを見ていた。
「あの・・・すいませんが冒険者になりたいですが
こちらでよかったですか?」
「はい、こちらは冒険者ギルドになります。
新規のご登録ですか?」
カウンターの女性は困った顔をしながら返事をくれる
「はい、登録したいのですがどうしたらいいでしょうか?」
「それではこちらの水晶に手をかざしてください」
カウンターの上に置かれた水晶によく見るとウインドウが現れる。
旅人を見守る水晶 魔法品
人物鑑定・情報の記憶保存
あれ?
これって、ギルドの方にウインド出て俺の魔力異常鑑定されちゃうんじゃないかな?
むしろ、悪魔とか言われて討伐クエストとか組まれるんじゃないか?
などと考えているとカウンターの女性がすこし身を乗り出して小声で話しかけてくる
「あんた、逃亡奴隷でしょ?」
「え!?」
驚いてしまったが身なりからしてそう見えるのだろう
「この水晶はね、あんたが奴隷だってわかる品物なの
分かってしまったら、あたしも騎士団に連絡しないといけない義務があるの
もちろん登録もできないわ
だから、手をかざさない方がいいわよ」
乗り出していた身体を戻してこちらを見る
なるほど、状況的に見た目は奴隷、中身は悪魔そんな問題がありすぎな状況だ
めちゃくちゃお腹が減っている状況だが、一旦出直そう。
「ありがとうございます」
「頑張ってね、神殿に逃げ込んでも通報されちゃうから近づいちゃだめだよ」
完全に逃亡奴隷扱いだった冒険者ギルドをでた。
朝から何も食べてなかったので空腹だ
何かを口にしたいところだがお金が無いので
来る途中にあった林で木の実か何かを探そうと決めた。
また塀を乗り越える為に冒険者ギルドを探す為に歩いてきた道を戻った・・・




