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No13 ハッカ


上目遣いでこっちをみている。

若い子にこんなシチュエーションされるとドキドキする


「あの・・・これ、渡してこいってお父さんが言うので・・・」


ランプと小皿を目の前に出してくれた。

小皿の上には黒い砂が盛っていた。


「ありがとう、よかったら使い方教えてもらえないかな?」


「え?あ、はい・・・

じゃーちょっと中に入りますね」


そういうと娘さんは部屋の中にランプを机の上に置いて

ランプの灯りを吹き消し小皿の砂を摘みランプを空けた


「火の精霊よ、我の言葉に従い汝の力を示せ、発火」


というと指先から小さな火が起こりランプに火がついた

ランプにふたをすると、こっちに振り返って


「これ位はちゃんっとできますよ」


笑顔で微笑んでくれた。ちょっとかわいいな


「お客様は冒険者さんなんですか?」


「まぁそんなところですよ」


「いいなー憧れます。

私も色々なところに行ってみたいな

よかったら、お話聞かせてもらってもいいですか?」


フラグたってるー

この世界着たばっかりだしな。


「いいですよ」


ベットに座って今日あった事を話した

小鬼に襲われて魔法で返り討ちにしたり

悪魔の箱からでてきた

空間を通り抜けてくる狼を倒した話をした。


「すごい、お客さま魔法使いなんですか?

私も学校で習っているんですが全然覚えれなくって

道具もなしに使えるのは羨ましいです!」


そういう彼女の情報を読み取った

名前はエミリーで2つしたの14歳だった。

残念ながらごくごく普通の能力値だった、成長力もないので

魔法を使えるようになるのは大変だろう・・・


「それで、どんな魔法が使えるんですか?」


「基本的には波動かな?」


「波動?ですか?」


「うん、波動・・・

他にも空に浮くのとか空間移動」


エミリーはクスっと笑って


「私、お父さんのお手伝いがあるんで戻りますね

また良かったら魔法教えてくださいね」


といって部屋からでていった。

完全にフラグ折れた・・・波動がいけなかったのか?

考えたらLv1って見習いレベルだよな

意気揚々とそれが使えますっていったら笑われるわな。

そういえば、さっきの砂なんだろう?


発火の石 魔法品 発火


摘んでさっきの魔法を思い出すが思い出せない


「火の精霊よ・・・・えーっと、発火」


エミリーの発火のイメージを思い浮かべると

指から零れ落ちた砂が激しく燃えた、炎に当たっている指に熱は感じないが

激しい炎で引火した袖口は熱い慌てて服を脱ぎ火を消す火傷にならないように

すぐに癒しをかけた。


最初の思い込みで魔法のアイテムはあまりないと思ったが

これを見る限りではかなり一般家庭でも使われてるのがわかる。

あと魔法はイメージが大切だ。改めて自分のスキルとチェックする。


スキル

魔法/属性無 1(78/100)

魔法/属性火 1(1/100)

魔法/召還 1(2/100)

魔法/回復 1(15/100)

魔法/身体強化 1(5/100)

魔法/時空 3(31/400)


おおおー春樹は火魔法習得テッテレー

それにしても、素質があるからか理由は良くわからないが簡単に習得できるんだな。

これなら資産に振っておけばよかった

無属性も二日で2にあがりそうだし、なんだか楽勝だな


そんなこんなで夜は更けていった。


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