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No10 オオカミ

近づくに連れて焦げ臭くなっていった。

先の木々は焼け焦げた後がみえる。

そして、そこには大きな犬と四人の人影が見えた。

みつからないように木陰に隠れてあいつらの強さを計る


次元を切り裂く魔狼 魔物 ランク5


食人鬼 魔物 ランク2


やべーな、一匹めちゃくちゃ強いのがいるな・・・

かなり強そうだ、一匹づつ倒すか?狼は倒せるのか?

隠れて様子を覗っていたがノロノロ考えていると

狼には感づかれたようでこっちに向かって駆けてきた。

ランク5強さわからないが出し惜しみして死ぬのは嫌だ!

隠れていた木から飛び出し小鬼の時と同様に両手をかざし波動発射

轟音と共に放射状に木々がなぎ倒してく中、狼が目の前から消えた。

次の瞬間左側面に現れ、そのまま飛び掛って左肩噛み付かれる

咄嗟にかわしたが、牙で肩えぐり切られ血を噴出しながら地面に倒される。

そのまま魔狼が覆いかぶさろうと襲い掛かる。確実に首を狙っている。

右手で波動を放つと魔狼はまた消え、今度は少し距離をとった位置でイライラした形で

左に右にと体を返しながらこちらを睨みつけている。


あいつの能力は確実にワープ能力だ!

体勢を戻して状況を認識する。

波動が当たる瞬間に安全な場所に逃げれるんだろう

目には目、歯には歯ってね・・・


魔狼の後ろに照準を絞って空間移動っと念じる 

ふわっとした感覚と同時に移動した感覚がある

魔狼が目の前にはいない方向は変えられないのか・・・、

後ろを確認すると魔狼がいる

振り向きざま両手をかざし波動放つ

手ごたえはあったがいない

左右を確認すると距離をとった位置で倒れている

すぐさま魔狼も立ち上がるがふらふらしながらこちらを向いて威嚇している。

今度は魔狼の目の前に空間移動し、魔狼の頭を潰す。

絶命すると小鬼と同じように黒い煙をあげ胴体が溶けた

狼の胴体から魔結晶ではなく短剣が残る。

それをすぐに拾ってカバンの中に入れると

魔物の居場所を確認すると一番最初の波動で放射状にバラバラになっている。

牙で裂かれた傷も自然治癒力強化の影響か傷も完全に塞がって痛みもなくなっていた。

今度は攻撃を受けないように用心しながら近づくと

倒れた木に挟まれて動けなくなっている食人鬼を1匹2匹と顔を潰していく

他の食人鬼もそれなりに怪力ではあるが動きは遅く単純で簡単に波動で潰した。

食人鬼達は小鬼よりも一回り大きい魔結晶に変わった。

魔物がいなくなったのを確認すると改めて周りの状況がわかる。


倒木の間には人の死体や血だらけになっている箇所があった

生存者を探したが地図には反応はなかった。


他の死体を捜すと食われて状態の物やに潰れて損壊が激しい死体もあった。

奇妙なのは深さ1メール直径五メートルくらいに穴が掘られた形跡があり中央に

焼け焦げたの男の遺体と空の宝箱があった。

さらにここの付近には大小様々な魔結晶が落ちていた。

奇妙な宝箱を注視すると


悪魔の箱 魔性


悪魔の箱を詳しく調べると悪魔の箱を空けると魔物が出ることと

放って置くと魔境になることがわかった。

魔境はニュアンス的にはダンジョンと捉えていいとおもった。

また、魔境の奥にも悪魔の箱が必ず存在する。

というより箱が原因で魔境ができるのだから当たり前だ

魔境にマナが溜まるとまた悪魔の箱を生み出すとのことだった。

そして今回の魔物たちは目の前の悪魔の箱を空けることで生まれたのだろう


箱の前に散らばっていた魔結晶を集めカバンにいれた

倒木しているのを掻き分けて全ての遺体を供養するのは一人では無理なのであきらめる。

遺体の近く落ちている武具や身に付けている物を鑑定すると魔法品が多かった。

状況から討伐隊を組んでここに望んだが失敗して全滅したんだろう・・・


遺品についてどうするか考えた。

盗んでしまってはどんどん落ちていく気がしたが

今後の為に剣を3本だけ持って行くことにした。


鋼の剣 魔法品 筋力上昇小

鋼の剣 魔法品 命中補正小 

火蜥蜴の爪 魔法品 火炎噴射 火炎剣 切れ味補正大


最後の一本はむちゃくちゃ良さそうな物だ

これを売ればまともな服や装備を揃えれるだろう

カバンの中から布を出してまとめて巻いた。

空間移動で最初に飛び越えて入った路地裏に戻ることにした


最後に何もしてやらなかったことに罪悪感を残しながら

空間移動で街に戻った・・・

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