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合同テニス部の距離は近くなりすぎた  作者: 綿ダッコ
第3章〜日常、だった〜

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第41話 無意識?

 「じゃあ、最後の追い込み頑張りましょう」


「「はい!!」」


「じゃあ、行くぞ」


「うん」


――バコン


「珀多、サーブの落とす位置が分かりやすいかも。だから、他のところを狙ってみたら?」


「蓮香がそう言うなら、そうしてみる」


――バコン


「おお、すごい。私、全く分からなかった」


「ホンマに?」


「うん。これなら、簡単には取られない」


「ありがとう」


 やばい、声が出ない…………。


「…………どういたしまして」


 山志那から出た声は、少し弱かった。


「じゃあ、次はラリー練習をしましょう」


「「はい」」


「行くよ」


 山志那の声の調子は、元に戻っていた。


「おう」


 …………珀多って、すぐに成長したわね。背負うもの…………私の分もしっかりある。だから、それを忘れられないように、私がサポートする。

 …………だんだん、私のフォームに似てきてない?

私のクセに似てる気がする。でも、普通にしてるし…………

無意識ってこと…………?それとも私の思いすぎ…………?

…………気のせい、よね。


 その後、部活を終えた央崎たちは、山志那は居残り、央崎は校門を出ようとしていた。


「珀多くん!!」

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