第3話 夜の練習2
珀多と合同とか最悪…………。
山志那も帰宅後、夜の田舎道で素振りをしていた。
なんで珀多と合同なうえに、ボロボロのコートになるのよ…………。
何か悪いことでもした?
…………してるとしたら、あっちだわね。
――1時間後
あっつーー。何回くらい素振りしたんだろう。
…………200回。まぁ、フォーム確認しながらやったからこれくらいだわね。
私のフォームってこれで合ってるのかな…………。
そういえば、珀多って親睦会で優勝してたよね。
珀多のフォームを見習えば…………。
…………いや、何言ってるの私。自分で理解してこそでしょ。
「蓮香?そろそろ、お風呂に入ったら?」
「うわ、お母さん!?後ろに立たないでよ…………危ないじゃん」
「ごめんね。頑張ってるのは分かるけど、一人じゃ危ないからそろそろ帰っておいで」
「はーい…………」
もうちょっとしたかったけど、動物に襲われてもいやだしなぁ…………。
◇ ◇ ◇ ◇
ふう。お風呂が一番落ち着く…………練習の疲れが癒される。
…………これから、毎日湯船につかろ。珀多となんかストレスしか溜まらない。
なんで珀多となの………………まただ、この感じ。
小さい頃から、お風呂に入ってから寝るまで、なんだか心の奥底がジンジンする…………。




