表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
合同テニス部の距離は近くなりすぎた  作者: 綿ダッコ
第2章〜大合戦〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
38/50

第37話 弱気にならないで

 なんとか勝てたが、このままで勝ち続けられるのか…………?


 央崎は、山志那たちがいるベンチへと向かっていた。


「お疲れ、珀多」


「お疲れ様」


「珀多、どうしたの?」


「(…………大丈夫かな)」


「え、どうして?」


「…………ああ、聞こえてた?正直、今の時点でギリギリやから大丈夫かなって…………」


「珀多…………もう、宣言破るの?」


「え?」


「ここまで来て、弱気にならないの。私も、悲しくなるから…………」


「蓮香…………ごめん。弱気になったらあかんよな」


「珀多くん、ポイントを取ったら、全力で喜びなさい。反則にはならないから」


「全力で喜ぶ…………」


「前々から思ってたけど、試合中に喜びを外に出さなすぎ。感情は出した方が、精神的にも物理的にも効果的だから」


「…………分かりました」


 その後、控え室へ戻っていった。

山志那はお手洗いへ、六夜先生は試合を見に行っていた。


 1回戦で折れたらあかん。たくさんの期待と、この2つの思いを背負ってるんや。


 ポケットに入れた、御守と手紙を取り出した。


…………あれ?この手紙、裏にも何か書いてある。


「この陽峰ゼリーは、自分の気持ちに負けそうになったときに食べてね」


 今は………………いや、食べるか。


 央崎は、少し接着面がズレた容器の蓋を外し、ゼリーを口の中へ流し込んだ。


 …………美味しい。陽峰ってブドウのことか。…………試合にも、自分にも負ける訳にはいかんな。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ