第21話 再会
「「え?」」
央崎と山志那は、声が聞こえた後ろを振り向いた。
「久しぶり、珀多くん。さっき、かっこよかったよ」
「佳苗!!久しぶり」
「…………珀多、この人は?」
「ああ、ごめん。こいつは、同じ学校の季楽坂 佳苗。幼稚園からの幼馴染やねん」
「ああ、そうだったの。でも、小学校からずっと見てないけど…………」
「それは…………」
「それは、私が体が弱いからです。小さい時から体が弱くて、今でもちょくちょく入院してるので」
「…………」
「ここにいるってことは、入院は終わったん?」
「うん、通学出来るぐらいには回復したよ」
「良かった良かった」
「あっ、そういえば佳苗に紹介してなかったな――」
「大丈夫だよ。知ってるから」
「「え!?」」
「だって、珀多くんのペアでしょ?知ってて当然じゃん」
え、怖い。私なんか、今まであなたのこと一切知らなかったのに…………。
「…………そういえば、大会の日って佳苗に教えてたっけ?」
「琴乃ちゃんたちが話してるのを聞いてたの。一応、おばさんにも聞いたけどね」
「…………そうやったんや」
「…………ねぇ、2人って幼馴染以外にどういう関係なの?」
「どういう関係…………」
「私は、家が近いから珀多くんにずっと遊んで貰ってたんです。それなら大丈夫だろうって親も承諾してくれて…………」




