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合同テニス部の距離は近くなりすぎた  作者: 綿ダッコ
第2章〜大合戦〜

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20/23

第19話 混合ダブルス

 何気に高校では初めての公式戦か…………1年の頃は体調崩して棄権したし。


 夏の某日某所、桜兎美県 池城地区(いけしろちちく)では地区大会である「池城大会」が行われていた。


 ウォーミングアップしとくか。


「ねえ、珀多」


「ん?」


「珀多って高校では初めての公式戦でしょ?」


「そうやで」


「緊張しないの?私、緊張してまともにご飯食べれてないんだけど」


「まぁ、初めてって言っても中学の時から数えたら初めてでは無いしな」


「それでもこの緊張感に私は慣れないわ…………」


「最初は地区大会限定の混合ダブルスなんやし、気楽に行けば良いやろ」


「…………珀多ってそんな気楽にものを考える人だったっけ?」


「確かに、妙に落ち着いてる気がする」


「2人とも頑張ってね」


「「六夜先生!!」」


「公式戦だったら私も応援できるから、任せてちょうだい!!」


 すると、会場の放送が鳴り始めた。


「これから、混合ダブルス第1戦を始めます。エントリーペアは所定のコートに移動してください」


「じゃあ、頑張ってきてね」


「「はい!!」」



「セブンゲームマッチ。プレイボール」


 相手は初っ端私立か…………いや、練習環境のせいにしたらあかん。


――バコン


 あっ、早速チャンスボール来た。


「イン。ゼロ、ワン」


「ナイス、珀多!!」


「蓮香もナイスレシーブ!!」


 その後も順調に試合は進み、第1戦を突破した。


「ナイスゲーム!!今の連携良かったわよ」


「「ありがとうございます!!」」


「もうすっかり、お似合いのペアになったわね」


「「……っ、そう……ですね」」


「次は準々決勝ね。気を抜かずに頑張って」


「「はい!!」」


 その後、準決勝まで上り詰めたが、惜しくも敗退してしまった。


「どんまいどんまい。でも、良かったわよ」


「「ありがとうございます」」


「これから、珀多くんは本番だわね」


「はい、頑張ってきます」

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