#7 始まりそして再び
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能力測定を突破した三月達、その結果は……いかに!
――朝、外からは鳥のさえずりが聞こえる――
「スピー、スピー」
現在ベットの上で寝ているのは三月だ、すると「ドッドッドッ」と部屋の外から音が聞え近づいてくる、外音の主が扉を開けて一言
「おっはよ!!三月!!」
「う……後5分」
「こんな可愛い妹の起床の声を断るとは、……そのまま永眠言っとく〜?」
「はい!起きました!」
なんかすっごい怖い言葉が聞こえた気がするので三月は今までないほどの速度で起き、そのまま一階に降りる。
「おはよう三月、早いな」
「まぁね……」
三月は気怠げな感じで言う。
三月がハジメの作った朝食を食べていると――ハジメが改まった様子で三月語りかける。
「なぁ三月、最後の、能力試験が終わって、いよいよだな『受験』……」
「……ゔぅぇ……」
「受験まで残り3カ月もきっているが、学校が決まって居ない、お前に朗報があるんだが」
そう、今野田一が言った通り、三月は卒業まで3カ月、しかも学校が決まっていないと言うより、決められないの方が正しい理由は――
「はぁ……分かって言ってるんですよね、僕は対して頭も良くないし能力が無い、前にも言った通り卒業したら、この事務所の手伝いをしますよ、て言うかその話前にもしましたよね?」
三月は呆れた様子で言う
「ああ、知っている、そこで何だかお前ちょっとこの依頼を手伝ってくれないか?」
「?」
ハジメが三月の目の前に置いたのは資料の束だった
「なんですかこれ?……宇賀月学園の生徒資料?」
【宇賀月学園】、最近建てられた学園で、能力の社会的貢献を第一目的とした有名な学校、そこの学生達からは、多々ある分野の有力者を排出しているこの国でも名門校である。
「これは、行方不明になった人の情報だ」
「えっ……僕、絶対嫌ですよ、この話の流れ的に予想できる、どうせ、その行方不明者全員その学校関係者とかじゃないんですか?!」
「おっ話が早くて助かるね」
「嬉しくないです……」
「まぁ……無理にとは言わない残り3カ月くらいはあるし、特待生として入学して依頼が終わったら、別に退学したらいいしな」
「退学していいなら……まぁ、考えときますよ」
三月は学校に向かい、教室に入る、何時ものように先に学校に来ている琴葉と湊が三月の机に集まってくる
「おはよみっちゃん、あのさー、入学先決めたって本当?」
「……は?」
「それも、あの最近できた、宇賀月高専ってまじ?」
「は?は?」
「と言う事で私達はみっちゃん、について行くので、その学園に進学するから、ちゃんともう進路希望出してきたぜ!!」
「右に同じく」
「はぁぁ〜〜わ〜…」
三月は魂が抜けたかのようにその場に倒れ込む。
「みっちゃん!!」
「三月?!」
その頃、野田一は――
「そろそろだな……、いつも言ってる通り、弱い奴に選択肢なんてないのさ……」
千郷がハジメに向かって指摘する。
「お父さん、悪い顔になるってるよ〜、もしかしてま〜た三月になんかしたの?」
「まぁな少しイタズラ仕込んだだけだ」
「三月かわいそー」
千郷は相変わらず適当に言葉を返すのだった――。
三月は深呼吸をして冷静を保つ。
「ふぅ〜」
「その話誰から聞いたの?、え、今日の朝、彩ちゃんに聞いたよ」
「…?、話していた時彩は居なかった……あの野郎、俺より先に彩に話していたのか……はぁ……」
「それは、わかったんだけど……」
琴葉が何故か辛気臭い様子で話かけてくる。
「みっちゃんは、ここに進学する……の?」
「ゔ……、はぁ……わかったよ行くよその学校」
琴葉は嬉しそうな顔をして言う。
「やった〜、じゃもう少し皆で学校生活送れるってことだね!」
三月は少し嬉しそうに二人に向かって言う。
「まぁそうだな」
時間が過ぎ、昨日の試験の結果が返される。
三人は一緒に、三月が結果の書いてある資料に目を通す。
「……なっ、ランクが下変わってない?!」
「はぁ?」
三月のランクは変わらずFランク、この結果に苦言を訂したのは、三月だけでは無かった。
「ちょっと先生!!、おかしくないですか、少なからず、みっちゃんは、班のリーダ二人も倒してますよ!」
その言葉が、来るのは分かっていたような口をする先生
「いいえ西町さん、それは厳正な審査の上での結果でございます、野田三月さんは、前回同様、無能者の域を出ていないものだと判断されました」
先生の説明に納得のいかなかった琴葉は子供の様に、この結果に異議を申し立てる。
「はぁぁ!意味わっかんないよ!ゴム弾とは言えそれを軽々と避けて、能力者をきり伏せる、無能者が何処にいるんだよ!!」
「静粛に、西町さんそれ以上の異論は貴方の成績に響きますよ!!」
「勝手にしろよ!この……」
三月と湊が同時に琴葉の口をふさぐ……!
「琴葉、これ以上はダメだ、僕は大丈夫だから……」
「少し冷静になれよ」
「むご、むごむごむご!!(はぁ?!意っ味わっかんねーし!!)」
そんな事があり、その時間は終了する。
「あっの! カス教師絶対根回し、してやがる」
「まぁまぁ、そういや、二人は成績どうだったの?」
「私はCだったよ、上がってた!」
「僕はDだね、それでも前回より上がったよ」
「琴葉に関しては中学生でCってヤバすぎだろ」
ランクの基準として、Cランクは単独で複数人の能力者撃破が可能なレベルである。Dランクは基準とされる異能力者(戦闘特化の異能力者)と戦い、撃破、もしくは確保が可能なレベルと判断されている、もちろんFランクは無能の烙印である。
「二人なら受験は楽勝だろうね」
「あ、そうそう受験どうするの?」
「……どうしよ、僕勉強出来ない」
三月は絶望した様子で言う。
「大丈夫、私達にはあの学年トップ湊さんがついてる!!」
「み、湊…!」
「ハイハイ教えてあげますよ。」
この時三月は忘れていた「三月はバリバリの裏口入学なので受験の、必要が無いことを」
時がたち、2カ月後――
今僕は、宇賀月学園の理事長室にいた理事長の名前は宇賀月秋音、赤色の髪色をしていて目黄色の瞳に紅葉の柄をした和服を着用しているのに目がいくが一番以外だと思ったのが、理事長は若く決して理事長なんてやる年齢には見えないと感じたのが、第一印象だった、秋音が三月をみた瞬間の第一声が――
「本当にこやつは大丈夫なのかい?」
「ああ、大丈夫だ」
その疑問に即答したのは野田一だ。
「別に、主とは昔ながらの中だ、主の弟子なら心配はして無いは、でも無能力者はねぇ、それにランクもF、私の学園の名前に傷をつけないかしら」
秋音刃心配そうな口振りで言う。
「もう、失踪事件で傷なんて付きまくりだろうがアホ」
「あらぁまぁ喧嘩を売ってるのかしら買うわよ?」
「一人でやってろよ」
「あぁ…あのお二人さん僕まだ事件の詳細を聞いて無いんですけど……」
三月は二人の仲裁にはいる。
「その前に、お主には一度試験を受けてもらいます」
「え?ハジメさん、試験は無いんじゃ……」
「ええ……本来の入学ならね、ですがこれはこの事件に関わるに足るかの試験でなのです、少なくともCいや……Bランクに匹敵する能力者が関ってると予想しています、無能の主がどこまで戦えるのか判断しなくては行けません」
「ああいいぞ」
真面目な説明の後、腑抜けた声で返事をするのは野田一だった
「ただ一つ約束してもらおう、その試験で三月が合格したら……三月が無能と言うのは撤回してもらおうか」
「ハジメさん……――いや、大事なのはそこじゃ無いんですよ、『何いい事言ってやったぜ』見たいな顔してるんですか、合格できなかったらどうするんですか!!」
「いいだろう……もしそこの……三月と言ったな?、お前が勝つ事ができたのならその言葉撤回してやろう」
三月は驚いた様子で言う。
「なっ!!」
「で、秋音試験の内容は何なんだ?」
「それはね――」
【宇賀月学園について】
宇賀月学園、創立以来あらゆる分野で、数年で有力な異能力者を排出して来た、名門校、その学園長の名は宇賀月秋音、その若き見た目故に求婚者が絶えぬとか。
それはそうと宇賀月学園には学科が存在せず能力者の個人スキルアップを掲げている、個人個人に合ったキャンパスでのスキルアップが可能である。
ここまで読んで頂きありがとうございます、ここらは序章は終わり、第一章の幕があけます




