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#5  道が無いな作ればいい

ご愛読ありがとうございます。

ここでついに琴葉VS新羅の因縁対決が…行く末がどうなるのか、見どころです!


――現在の状況――

 琴葉と新羅が互いに会話、牽制をし合っているなか、それを後ろから眺めている三月と湊は広場、に入る前の茂みに隠れている。


 琴葉と新羅の関係を聞いた湊は三月に対して言う。


「そんな過去が、あったのか」


「まぁわざわざ思い出してまで語る様な話でも無いから言わなかったけどね、まぁそう言う事も合って、新羅には、何かと突っかられるんだよね―――」


 三月が琴葉と新羅の雰囲気に気づき何かを察し、湊に言う


「さて、おしゃべりも終わりだ、そろそろ行く準備しとけ」


「三月、じゃぁアイツらには、見せてやらなきゃ……()()()()()()!!」


 その言葉に三月は返事を少し落ち着いた様子で返す


「ああ…!」


――一方、琴葉、新羅の状況――


「その減らず口はアイツの、影響だな……昔のお前の方が謙虚で可愛かったぞ」


「そぉーかなー?私は今の自分の方がらしくて気に入ってんだけどね……」


 琴葉は新羅に対してこれ以上は必要ないと感じたのか、開戦の意がなされる。


「さぁ始めようよ、新羅!」


 新羅はその言葉を待っていたかの様子に叫ぶ


「やれぇ!!お前ら!!」


「みっちゃん!、湊!」


 互いの叫びは、ほぼ同時二人の叫び呼応する様に、茂みに隠れていた二人は飛び出し現れる。


 琴葉は一度三月達と合流するため能力を使い大きく自分の位置を下げる、三月と琴葉が合流した時前から三人の能力者が直進してくる。


 三月はナイフを、手に取り戦闘の構えをとる。


「琴葉、得られた情報は?」


「相手は最低でも6人、まだ他のチームとも連係を取ってるかも知れないけど。」


「わかった、その前から来てる三人組よろしく」


――っと三月の言葉に、琴葉は自慢げな顔をしながら地面に手を付け、能力を発動する。


「オーケー! 任せて! 『泥泥(でいでい)』!!」


 琴葉は返事をし、地面を手につけ、能力を発動する、瞬間地面を泥状にして相手をぬかるみに沈める。


「くっ…何だこれ!」


「体沈んで行く……!」


 沈んで行く三人組に対して琴葉は言う。


「そこの三人組、さっさとリタイアした方が良いよ、この技使うの数年ぶりだから、ちょと深く作りすぎちゃった。」


 琴葉の能力は『地形操作』その応用した技が『泥泥』、地面を操り土に含まれる水分を増やし泥水の状態にした。


 琴葉は新羅に対して煽るような口調で言う。


「さーて、もう人数差なくなっちゃたね、新羅」


 新羅は少しイラつきを見せたかと思えば、すぐに冷静に戻る


「いや、いいさ俺の仲間はこんなもんじゃないさぁ行け!」


 草薙新羅の横に二人の存在がいた。

右の方は身長が高く、少し気だるそうにしている、もう片方は身長が低いく、ニヤついた顔をしている。

 三月は身長が低くニヤついた男には見覚えがあった、その男の名は日夏(ひなつ)


(確か…昔から新羅達とチームを組んでた奴だな。)


 すると身長が高方が新羅に対して疑問を投げる


「俺…なに、すればいいんでしょうか…」


 震えた声で新羅にこえをかける。


「いいんだよ散田(さんだ)、好きなやつ選んで、じぁねぇー、草薙! 俺あの無能力者貰っていい? 痛ぶりがいありそうじゃん!」


「好きにしろ」


 ニヤついた顔をしている男は三月に能力を使用高速で突撃をしてくる、相手は

その瞬間刃と刃がぶつかり合う甲高い音が鳴る。


「…!早っ」


 三月は防御体制を取り何とか攻撃を弾く。


 湊が三月に対して叫ぶ


「三月!!」


「僕なら大丈夫だ! 琴葉を頼む!」


 三月は、琴葉や湊、新羅とは視認は出来るが会話が出来ない程度の少し離れた場所まで追いやられる。


「ありゃ……俺の攻撃を弾くなんて君本当に無能者?」


「まぁこんな、なりだが無能者やらせてもらってるんだよね」


 相手は嫌味を含んだように三月に言う。


「ふふ…見た目通り貧相だよ」


(相手の能力は『筋力増強』ってことか?、でも断定は出来ない!)


 相手の武器は刃渡り三十五センチ程度の小型、それに比べ三月の持つ武器は刃渡十五センチ程度のナイフだけだ。


(俺が負ければ皆が負ける何とかして持久戦に持ち込むか)


 三月は何とか耐えていはいるもの頬や手の甲等に軽い切傷を負わされる


「くっ……このままだと耐えきれなくなるのも時間の問題か……」


 三月は何故かその時少し顔をしかめるのだった――


――一方の琴葉達は――

「琴葉!、三月が持ってかれたぞ」


「悪いけどみっちゃんをサポート出来るほどの余裕はないよ、相手が相手だしね」


 琴葉はの声と、顔からで余裕が無いのが伝わってくる。


「いや!三月がやれたら、俺ら負けなんだって!!」


「うるさいなー、大丈夫だよ みっちゃんは負けない君ならわかるでしょ、それよりあの高身長よろしく。」


「えっ?……」


 その瞬間湊に向かって来ていた、高身長の男が直進し攻撃を入れる、その衝撃で湊は3歩分くらい後ろに飛ばされる。


「あ…すいません、貴方の相手は僕がしますね」


「こりゃーご丁寧にどうも」


 三人とも互いの相手が決まったのだった――


 琴葉が土の壁を作り防戦強いられている、新羅の能力は【風を操る能力】シンプルながら強力、そして何よりも厄介なのは、新羅には飛行の能力がある、琴葉が地面を新羅が空を、互いに戦闘の相性が良かった理由の一つでもあるが、ただこの場に置いて飛行能力と遠距離攻撃を持つ新羅と地に触れる事を前提とした琴葉の能力とは、相性が悪い。


「くっ……」


 琴葉は土の壁を作り出し新羅からの攻撃をいなす。


「おいおい防戦一方だが大丈夫か? 琴葉!」


 ビキッ! っと音言う音と共に土の壁にヒビがはいる。


「まずい……!ぐっ……!」


 土の壁は崩壊し琴葉の腕と顔に切傷が着く。

 咄嗟に琴葉は地面に触れ、土の柱を二本作り出し、新羅を挟むように押し潰す。


「感触が無い、避けられたか」


(何処に、後ろか……!)


「遅い!!」


 琴葉は新羅に背中を蹴り飛ばされ、顔前にしてその場で伏せる。


「ぐっ……」


「おいおい、数年前のお前なら簡単に避けられるような攻撃だそ?」


「うるっさい!」


 琴葉は半径三メートルくらいの大きな柱を作り出しそれを新羅に直進させるが、それをあっさり新羅に避けられる。


「動きも技も単調だなまぁ飛べる俺にはお前の出来る事なんて、柱を作ってそれを当てる、それくらいしか出来ない事なんて俺はよく知ってる」


(うーん、活路が見えないな、新羅には半端な柱の攻撃は避けられて終わり、重い攻撃も避けられる、ならせめて……()()さえあれば接近接近に持ち込めれば……あっ!)


「そうか…、そうか!! 足場が無いなら()()()()()()


 琴葉がそう言った瞬間、琴葉は地面に手を付け能力を発動する。


(何だ?)


 新羅は少し驚いた様子で言う


(何だ琴葉の雰囲気が変わった)


琴葉は自分を身体を丸々土の柱で新羅に対して突撃させる、そのまま困惑している新羅の顔面に拳を叩き込む。


「これはさっきのお返しだ、だから次は三月の分の番だよ新羅!」


「ぐっ……図に乗るなよクソ女!!『風乱』!!」


 その瞬間、数十発を超える風の弾が琴葉に向かって放たれる。

 その風の弾を琴葉は即席の土で壁防ぎ、弾の着弾地点では土煙が舞う、土煙の中から琴葉がカウンターで土柱を作り出す。


「この距離ならあたる!!」 


 それを新羅は何とか避ける、が顔に傷を着けられる


「チッ」


 ここで琴葉の様子が一変する。


「ぐふ……!」


 琴葉は何故か腹を抱え地面に膝を作く。


「ああ……おかしいと思ったぜ、お前強がってるだけでさっきの『風乱』防御しきれなかったんだな、まぁ俺は楽しんだじゃさっさと『リタイア』を宣言してもらおうか……――」


 琴葉は新羅に向かって辛そうな声色しつつも、それなりに大きな声で言い放つ。


「嫌だね!!」


「そうか、なら言わせるだけだ!!」


 新羅は琴葉に対して能力を発動しようとする。


「『風乱』!!」


「くっ…」


 琴葉は満を持してその攻撃を受け入れる、ただその攻撃が琴葉に当たる事は無かった。


「悪いな、琴葉遅れた」


 新羅にとってその光景は今、自分が一番目にしたくないものが目に入る。


「何故何故何故何故…何故お前がここにいる!!無能の雑魚がぁ!!」


 新羅は感情に任せて連続で風の弾で攻撃をしてくる。


 三月は新羅の攻撃をナイフ一本で全て薙ぎ払い、言う。


「教えてやるよ、無能には無能の戦い方がある事を……!」――



【技】

能力者に置いて技とは、ただ出来る事に名前を付けただけで対したことではありません、ですが能力の名前だけでなく技名にもそのキャラクターの個性が出るようにしたいと思ってます。

泥泥でいでい)について】

琴葉が使う技です、この技に、ついての説明を、少し入れておこうかなと思います、この技は名前の通り地面を、ぬかるみに、して相手を、沈めたり動きを、にぶらしたりする技です、この能力が前回の(透明野郎戦)戦闘で使われなかった理由は一つ、一つは戦闘場所が傾斜であっから(下手に使うと土砂崩れに……)ってことです。


次回ついに決着が、つきます!!

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