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#3 私は貴方に会いたかった

急に現れたニアと言う少女いったいどういった人物なのか……


※書き直しが何度か発生したので一度一つ前の物を見返すことをオススメします

良ければ評価とかしてって下さい

――三月とニアが戦闘を始める少し前――


 少し時間を遡る……――

 琴葉が透明の能力の道を阻み土の壁を作り方だす。


「行かせないよ?透明野郎くん?」


 琴葉は不適な笑みを浮かべ話す。


(……ちっ逃がしたか、アイツの能力は地面を操つれるってところか……、俺能力とは相性が悪い中近距離その上、広範囲な能力の規模で……使うか? ……いやあの奥の手は取って置きたい……)


「えい!!!」


 琴葉は能力を使いこの回りを土の壁で囲う


(なっ…ちっ! 出し惜しみしてられねーか)


「よし! これで、逃げられないね! 君の能力じゃ私の能力相性が良くないと思うんだ、だからさっさと……」


そう言い切る前に――


「ぐっ…!痛ったー!」


 急に琴葉の頬にに打撃が入る、琴葉はそのままよろめき膝をつく。


(いった!? なんで私の顔に打撃が、私の能力でここら一帯は地面が緩んでる、相手が近づいて来れば、必ず足跡が残るのに……)


「相手能力が分からない、透明化だと思ったら足音も消せる、あーーもう! こう言う考える系無理なんだけどーなー私!!」


(ほんと、よく喋るやつだな……俺の能力は、透明化ではなく【認識阻害(にんしきそがい)】、自分や触れた物の存在を認識されなくすることが出来る。さっきの攻撃は石を拾って能力を付与し、投げつけただけだ……正直、回りは土の壁で囲まれているし、下手な手を打てば場所がバレて即リタイアだな、)


 互いに緊張が走る何故なら、方や相手の不明点の多さから、方や何か動けはやられる、この場には沈黙が流れ続けている――。


((これは……互いに何も出来ないな、リーダーに任せるしか))


と今に至る――。


 リーダからバッジを奪った時点でチーム全員脱落、琴葉や透明の能力者は同じ考えを抱くのだった。


――現在


「さぁ私に従いなさい、野田三月……」


 ニアは静かに…おしとやかに宣言する。


「くっ……これは、僕の負けか……」

(ごめん……琴葉、湊……)


 三月は諦めたように伏せ目瞑る――。


「……」

 

 数秒の沈黙がその場を支配する。


(あれ?……なんで能力がきいていないんだ?)


 ニアは少し困惑した様子で言う


「能力の不発か?」


「なんで?、今までそんな事一度も…無かったのに」


(私能力は「命令」それは、間違えない、能力を使うには条件がある相手に興味を持つこと)


 ニアは「命令」が出来なかったことに、何かを感じたのか……三月に向かって拳銃を、放つ!


「おっ…!」


 三月はニアから少し離れていたので容易く銃弾を弾き避ける、そのままニアに近づき、相手の首元にナイフを突きつける、そしてそのまま三月はニアについて質問を投げかける。


「どこかで見たことあると思ったら、君……二年前僕達が助けた子か……なら」


ニアは三月の、顔を見て、言い放つ。


「あら…覚えてて下さったのですね。」


 話は四年ほど前まで遡る―――


 当日、ニアは()()が問題でイジメを受けていた。


「お前、怖いんだよ!」


 ニアはすくんだ様子で言う。


「私は……そんな……!!」


「お前に『命令』は言い方を変えれば『洗脳』に近いんだ、お前に近づくだけで……!!」


 ニアの友人だった男は怒りを含んだ声で言う。


()()()()()()()()()


「……ごめんなさい」


 その日からニアに対する、イジメは酷くなり陰口やイタズラならまだしも、ニアと友人だった男が首謀者となりニアに対し暴力を振るっていた。

 その状態が続き、中学生になる、変わらずイジメは続いて一日一日を死んだ目をして生きていた。

中学に入って数日経過し……ニアは友人だった男に学校の裏山まで連れて来られた。


 その集団は、不適な笑いをして拳を振り降ろそうとしている――


 ニアは恐怖で目を閉じる。


――ただその拳がニアに当たる事は無かった。


「やっっと見つけたぁぁ!!」


 発したの西町琴葉だ。

 その声を聞いた集団拳を止め少し困惑した様子で琴葉を見て言う。


「誰だよお前!!」


「私達は!!正義の執行者なりーー!!」


「私……達??、一人しかいねーじゃねーか!」 


 集団は困惑した様子で聞き返す。


「えっ?あれ?……みっちゃーん! みーなーとー!」


 琴葉が叫ぶ、すると草陰に隠れた二人組がヒョコッと顔を出す。


 二人組は「はぁ〜」とため息をつき、呆れて少しバカにした様子で琴葉に向かって言う。


「琴葉く〜ん? 僕達の話聞いてた? 聞いて無かったよね? 僕ら二人は隠密行動だって追わなかったぁ??」 


「琴葉くん、ちょとそれは世間は許しちゃ〜くれませんよ???」


琴葉は目を丸くして……。


「……ゴメ!!」


 集団は、困惑はしているものの一人の存在に注目がいく、その存在は三月だ。


「三月……! おい聞いた事あるぞ! 野田三月能力を持たない無能のクソザコだろ、お前らがイジメを止めに来た?笑わせくれる、やれお前ら!!」


「えっ…!こっちに来んの?!」


三月が慌てて避けようとした時


 琴葉が地盤を崩し集団をまとめて地下に突き落とす。


「ほっんと、内の男性陣は弱くて世話の焼けるね〜」


「女性陣は君しかいないし、そもそも君が話を聞いていたら三月があぶ無い目に会うことも無かったけどね。」


 三月が倒れ込んでいるニアに対して声をかける


「大丈夫じゃーなさそうね、もう安心して良いから。」


ニアに駆け寄る三人の後ろ……、琴葉の開けた穴の底から這い上がってくる男がいた――


「チッ……アイツラめ…」


男は三月達の後ろに立ち上がり能力を使う。


「死ねぇ!!」


男はテレパシーの様な能力でニア含めた4人に向かって石を放つ速度は一発当たれば義絶は免れないだろう、放ったのは数十発。

いち早くその存在に気づいたニアは叫ぶように言う。


「危ない!!」


 他の三人が存在に気づき、琴葉が能力を使い、石を止める、ただ全ては止め切れなかったようで流れ玉かま、三月とニアの方に石が三発放たれる。


「くっ…!!」


 三月は、ナイフを持ち臨戦態勢に入る前にニアが前に飛び出してくる。


 三月に対してニアは言い放つ。


「ありがとう」


っと――そこら辺一帯を砂煙が包む。


 何故か、そこに倒れていたのは三月だった。

ニアは困惑した様子で言う。


「なんで……」

(なんで……私の……ために……)


 三月はニアが前に出た瞬間そのまま服の首元を引っ張って後ろに下げ自分が三発全て食らったのであった――。


 男は力を使い果たした様子で倒れ込む。


「ゔぅ……」


 琴葉と湊は大急いで三月の様子を見に行く。


「あのバカ、能力者の攻撃を、まともに食らいやがった。」


「こりゃ〜死んだかもね〜」


 二人は三月の脈を確認する。


「ふ〜危なかったー生きてたー」


 ニアは二人に対し疑問を少し大きな声で疑問を問う。


「なんで、彼は…私は庇ったんですか! 無能者の彼が……」


 声のトーンが段々小さくなっていくニアにたいして二人は言う


「うーん、大体この件は三月が持ってきた物だし、三月自身、無能者のクセに度胸は一丁前だから大丈夫しょ」


(彼が……――)


 琴葉の説明に呆れを感じた湊が訂正を入れに行く。


「はぁ琴葉、説明になってないよ、まぁでも、三月はきっと大して何も考えて無いよ自分の目の前の人が危険な目に遭いそうだった、だから助けた、多分それだけだよ。」


 ニアは取り敢えず納得した様子で座り込む。

 一段落した後、琴葉の様子が変わり顔黒くなる


「さぁ〜てそこの男とその集団どうする? うちのみっちゃんを痛め付けた落とし前付けさせないかんのちゃうの、なー? 湊はん?」


「そうだねーどういたぶってやろうか……僕今回大して能力使って無いから動けるよ? 琴葉さんや?」


(急に関西弁になった)


 二人は不適な笑みを浮かべて男達の方へ向うのだった――。


――現在

三月が、ニアの、首元にナイフを構えている――


三月が少しあたふたとした様子で言う。


「ごめん!! 、あの時の記憶は曖昧で思い出すに時間がかかってしまった。」


「ふふ…ナイフを突きつけたまま、話す事ではございませんね、あの時貴方に言いそびれた事を言いたかった、ありがとうそして、―――……じゃあまた会いましょう『リタイア』」


「……」


ニアは転移の能力によりその場から姿を消した――


三月は言葉にはしなかったがこう思った(助けられて良かった)っと――


「あっ、やっべ琴葉と湊とこ行かなきゃ」


そう、まだ試験は終わってはいない――


【なぜ三月はニアの顔を覚えていなかったのか、】

シンプルに三月は人の顔を覚えるのが苦手なのと、ニア自身、この時点で三月に興味(恋心)は合ったが、話かけると興味が失われて行くのでは無いか…また前の日常に戻るのが怖かったのだ(ただのチキンです)。




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