#1 選択する前に…
この回を書く時、何回か「プロローグ」の方を書きな押しながらやっております一度、見直しをオススメします。
――朝――
「ふぁ〜んっ……学校やだなー」
蹴伸びをして、三月は土日明けで気だるそうにしていると。
「三月兄ちゃん、起きてー! 朝だぞ〜!」
「起きてる……よ」
「じゃあ早くベットから降りなよ……」
「……」
「あっ! 二度寝すんなーー!!」
今日も今日とて騒がしい朝を迎える三月、彩に引っ張られリビングへ向かい朝食を食べる。
「おはようございます、ハジメさん、シロさん、あれ? 千郷姉さんはもう学校に?」
千郷姉さんは高校二年生、千郷姉さんの様な異能力者はその能力を社会貢献に使うべく、異能力の使い方や使い道を学び社会に貢献が出来る人材を目指す。
ちなみに彩は中学二年生ツクリはもう一つ下だ。
「ああ、もう向かったよ、数分前になお前達二人もそろそろ出ないとまずいだろ」
「えっ? ツクリは?」
「もう出た」
彩の疑問に淡々と答えたシロさんは、僕達の前にもうそろそろ八時なろうとしている時計を置く。
「やばぁ!」
三月と彩が焦って学校への準備を進めていると――
――ピンポーン――
「はーい! 今いきます」
「こんな早朝からどうしたんだろ?」
「緊急の依頼かな?」
野田一が玄関の扉を開け、その先に立っていたのは一人の女性だった、黒がかった茶色のかみをしていて年齢は三十代前後くらいの女性だ。
「貴方は?」
彼女は焦りと少しの不安を混ぜたような口調で答える。
「私の名前は双喜花江今回は依頼しに来たの、貴方達の事は知り合いから聞いたの。」
「分かりました、こちらに客間がございます。どうぞお上がり下さい」
と、野田一は丁寧に依頼者を招き入れる。
野田一が客間に入る去り際に話してきた。
「お前らは、早く学校に行ってこい」
僕達はその言葉に頷きこの場を後にする――
――学校にて――
「おーいおはよ〜、みっちゃん〜」
「おはよ三月、今日も遅刻かい?最近多くないかい?」
この二人は僕の友人で小学の頃からの付き合いだ、崩した言葉遣いであいさつをしてきたのは、西町琴葉短髪のショートヘアに茶色の髪に赤色のパーカーを常に羽織っている少女だ。少し心配した口調で声をかけてくれたのは、達月湊黄色の髪に白いろのカーディガンを身に着けている男だ、二人とも無能力者の僕に嫌味なく関わってくれる気のいい奴らだ。
「おはよう、二人とも今日の授業何だったかわかる?」
「えっーと…ね、確か今日は能力測定の日じゃなかったかな?」
「あれ…今日だっけ?」
能力測定とは、その名前通り自分の能力のレベルを確認する日である、目的としては自分の能力を知り、能力にあった進路を探すためや、危険な異能力者がいないかなどを調べる目的もあり、評価かとして能力の強さや熟練度を測るためランクが存在する。
能力者の中にはいわゆる評価が存在する、基本的に無能者はFランクに該当、強い異能力者ならSランクまで存在する、ランク次第では進学の推薦が貰えたりと評価に直結する大事な試験だ、試験の評価方法は主に二つ、技能試験、そして団体試験がある。
(一応小学の時に一度やった事があるからこれが2回目か…)
「まぁまぁ私たちも頑張るから! 元気だして〜みっちゃん!」
「無能者でも、武器の扱いに長けていたり、武道の心得があればランクは上がるんだからさ、君の身体能力なら必ず上がるよ!!」
この国では、無能力者や、非戦闘型の能力者は護身用として武器の所有が認められている。
(二人は、こう言ってくれてるけど…)
二人は三月から考え込む様子を読み取ったそうで
「「テスト頑張ろう! 三月! 三人で!!」」――
「ああ、そうだ――な!!」
そう言いかけた時だった
「いや、無理だろこんな無能者がランクを上げるなんて無理な話だ、おい! 落ちこぼれ! 無理な目標掲げるくらいなら、家に帰って寝てるんだな」
人を嘲笑った感じを含んだようにも聞こえる声で語って来たのは草薙新羅。
彼もまた、小学からの関係があり、僕が無能力である事を笑って来る嫌な奴だ。
「そんな言い方無いんじゃないか草薙」
新羅を止めに入ったのは湊だ。
「お前らも正直に言えよ、こんな座学の才も無ければ能力も持たない無能がランクを上げるなんて無理だってな」
「そんな事ないよ!、みっちゃんは…!」
――っと琴葉が言いかけた時。
「大丈夫だよ2人共なんてったって今日のために僕は頑張って来たんだ、出来る限りいい結果を残してみせるよ」
「ふっ…そうかよ」
新羅は少し不機嫌になったのかその場を後にする。
(まずは、技術試験か…)
――技術試験終了――
「まぁ、こんなもんか、昔よりかは大分上がっていたな」
(能力がない、僕にとってはただの体力測定だし…)
僕は無能者だ、だから自分の身は自分で守れるようにと小さい頃からナイフを用いた護身術をハジメさんや、シロさんに叩き込まれている。
――六年ほど前――
「おい三月、お前もそろそろ自分の身は自分で守れるようにならなきゃな、なんてったってうち能力を専門とした相談事務所、お前にだって依頼を手伝って欲しい事だしな」
「ムリムリムリムリ!! 、僕は無能者なんだよ?皆みたいにすごい力があるわけじゃ…」
「んなこたーわかってんだよ! 、だからそのすごい力から自分を守る力が必要だろ?」
「まぁ……それは……そうだけど……」
「じゃあ何にする? 剣や刀、拳銃なんかだったら教えられるが?」
「ナイフにしよう」
「えっ?ナイフ?!」
今、淡々と会話に横入りして、「ナイフにしよう」なんて言って来たのはシロさんだ。
「なんで、ナイフなんだ?」
少し疑問を浮かべたハジメさんが、シロさんに聞き返す。
「仕事の手伝いをさせるなら、相手の能力に応じて、臨機応変に対応できたほうがいい、それにハジメ、君が普段から持ち歩いて居るのもナイフ一本だろう?」
「確かになー、よしじゃナイフで決定!!」
(最後の方、僕に決定権なかったくない?)
――現在に戻る――
「さて、次は団体試験か……」
【団体試験】三人一組で自由でチームを組み、リーダー、胸に着けてあるバッジを取られたら失格となる、能力を使った模擬戦を行い、能力の強さだけでなく、協調性や人に向けた能力の操作技術などを、評価する目的もある。
「じゃチーム探すか……僕とチームを組んでくれる奴なんてアイツら以外はいないんだよなー…… って!」
「やあ三月!組もうか」
「みっちゃん組もーー!」
何故か、探す前から目の前にいる2人なのであった……
【三月について、】
三月は、幼少期に任務中の野田一とシロによって、拾われました、能力は無く、座学はイマイチ、だけど身体能力には輝くところが…!(野田一のシロの影響、よくやった!、)あと割と昭和脳(野田一とシロの影響、なにやってんだ!)、家族や友人とは、なかが良く、意味の分からないこだわりを持っていることのある子です。あととにかく朝が弱いです




