#プロローグ いつもの一日
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このお話は主人公の少年が異能力が飛び交う世界で事件に巻き込まれたり冒険をしたりするお話です。
プロローグは事件に巻き込まれる前日談をかるーくでございますが書いてみた。
朧げな意識のなか、暗闇の中になにか感じ足を進める。
「光……?」
僕はその光の元へ足を進めたその先に見えたのは ――
「雨……?」
暗闇を抜けた先は、嵐が吹き荒れる森の中だったその先に立っている人物がいた、顔がまるでペンか何かで塗りつぶされたように顔を認識することが出来ない、三月はその人物を見て思う、どこかで見たことあるような…無いような……ただ、その人物はずっとこちらを見ていた、一つ言えるのは僕は貴方を知らない事だ。
その人は知っているような気がする自分が求めていたもの――
「貴方は……」
そう言いかけた瞬間、世界は暗転する――。
「おっはよーーーーーー!!!!」
――朝っぱらからうるさいのである。
「はいはい、おはよ、おはよ、」
呆れたように返事をする僕の名前は三月どこにでもいる中学三年生だ。
朝っぱらからうるさい、淡い緑色のショートヘアをしている彼女は、彩は僕の義妹だ、基本的に自由奔放でどこか抜けているのが彼女だ。
「で、どうしたの? って…まだ朝の5時?! なんて時間に起こしてんだこのバカァ!!」
「えっ? いやーちょーとふざけただけじゃん! ま、まぁ? 三月兄ちゃんを起こすのは…私の仕事ですし〜、もしかしたら、この衝撃で記憶がもどったり……ね?」
頭に拳を一つ入れてやった。
「いったぁーー!! こんなに可愛い義妹に手をあげるなんて……今の時代に女の子に手を上げる何て……非人道的だと思うよ!!」
日曜日の朝から大声で人を起こしにきてその理由も無いような奴のほうが非人道的だろ……と言ってしまうとまた、ややこしくなるのが目に見えているから心の内に閉まっておくのだった――。
――彼女の言った通り僕には、この家に来た日……今から6年前以降のの記憶がない、この家の主は僕の事を拾ってくれたうえに、6年間育ててくれた、いつか恩返しがしたいと思う。
自室を後にし、一階に降りリビングへ向うと声をかけられる、声をかけてくれたのは野田一普段から眼鏡をかけていて、黒髪、目の下にうっすら見える目のシワ、歳相応の見た目をしている、この家の家主であり僕たちを拾ってくれた恩人でもある。
「おう! 、おはよう三月、早いな……ってまぁあんな起こし方されれば誰だって起きるか」
「おはよございます。ハジメさん、ほんとーにいい迷惑です」
――ただいまのニュースです。――
――先ほど〇〇県〇市で死体が発見されその容疑者は例の炎系統の能力を持った連続殺人犯と推測されています。――
この世界には異能と呼ばれる個人がもつ、能力が存在する、それこそちょっと物を浮かせるくらいだったり、数メートル近く浮かせたり、規模は人それぞれだが能力を持っている人の割合はこの世界で人口の九割を超える。この国は比較的に治安は安定しているが、他国ともなるとそうはいかない、能力により戦争による死亡者数は例年から右肩あがりである――
「はぁ……」
そんな世界異常が日常の世界三月は、無能力者の烙印を押されていた、三月には能力が無い、つまりこの世界での生きる方法が無いに等しい、三月には選択肢なんて物、選ぶ権利すら無いのである。
ソファーに腰をかけ、ニュースを見いていると後ろから誰かが話しかけてくる。
「いやー最近は物騒だね〜、三月もも気をつなよ〜」
ニュースに対してテキトウな感想を抱きながら僕の隣に座ってくる彼女の名は、野田千郷、野田一の実の娘で、父親譲りの長髪で綺麗な黒髪に、これまた父親譲りの視力をしているので普段からコンタクトか眼鏡を使用している、僕がこの家に来た時からお世話になっている人だ、困っている人がいるとすぐに手を差し伸べる優し人だ。
「おはよ、千郷姉さん」
「千郷姉さんなら、犯人見つけられそうだけど…」
千郷姉さんの異能、は千里眼一度見たことのある場所やまぁある程度の距離(大体70メートル程度)ならそこに自身が居なくとも視覚を共有できる異能だ、ただ視力は、本人の視力に依存するので眼鏡、もしくはコンタクトをつけないとぼやけて見えるらしい。
「うーん、どーだろーねー、確かにニュースで見る限り私のいったことのある場所だけどー、私の能力は人を追跡したり、人の居場所を細かく特定出来るわけじゃないかね〜」
「ねーねー朝からニュースなんて見てないでさーゲームしよーよー」
「おー彩ちゃんおはよー」
「彩、ツクリはどうしたんだ?」
「こんな時間に起きてるわけないじゃ~ん」
「……」
日曜日の朝から大声で僕を起こしに来たやつとは思えない奴の発言である。
――ツクリとは、淡い青色の髪をした少女で、彩の実の妹で彩とは違いしっかり者で堅実な子だ、ちょと頑固なところもある。
まぁここでやらないとしつこそうなので、付き合うことにした。
なぜか千郷姉さんもやることになった。
「あーー負けたー!! ちょと千郷ねーちゃん! その装甲ズルくない? 私の武器と相性悪いんですけどーー」
「あはは彩ちゃんはまだまだだね〜私に勝とうだなんて千年はやいよ!!」
(話にならないくらい2人にボコボコにされた……)
――こうして時間は経っていき数時間――
「ただいま」
「あれ、もう帰ってくる時間だったか」
「まぁ、大した要件でも無かったんで、自分一人でも大丈夫だったよ」
「だったなら、いいんだ」
今帰って来て早々ハジメさんと話しているは、シロさんの本名はハジメさんも知らないとか…、シロさんは能力の事件で家族を失い、この家に居候をしている、仕事ではハジメさんの仕事の相方?右腕?的なことをしている。見た目は長髪の白髪、前髪で目が見えないくらい長いのが特徴だ。
ハジメさんやシロさんの仕事は要するに異能に関する【何でも屋】、【相談所】みたいな事をしている。
「シロさん、おかえりなさい」
――っと僕が言い切るまえに
「シロさん、おかえり」
と淡々喋り出す彼女がいた、ツクリである
「ツクリ、起きたのか」
「うん、まぁねーなんか下が騒がしくなってきて眠れなくなっちゃった」
彼女は机の上に置いてあった水を飲みながら言う。
「あっそう言えば、お姉ちゃん? 私の本知らない?」
「あーごめんジュース、本にこぼしちゃった」
無言で拳を入れられる彩
「いったぁーー!!」
(あれは痛いな……)
彩が悪いのは理解しているが、それでも彩が可哀想だな思うレベルの拳をツクリは彩にいれるのだった。
――次の日――
(ピンポーン)
「はーい」
インターホンの音が鳴る、玄関の先にいたのは――
【プロローグで描けなかった、わかりにくい前提知識】家族構成
家主は野田一とその娘の野田千郷、居候のシロ。養子三月。三月とも別で養子になったのが彩とツクリです
計6人で暮らしています




