#9 見なきゃ無いものと同じ
三月は宇賀月学園の入学試験に合格出来るのか、そしてこの事件の真相は…
ご愛読ありがとうございます。
諸事情で投稿おくれました
瞬間、試験が終了の合図がなる。
『うむ試験は終了だ、これ以上は野暮だろう、今下へ向うから待っていろ』
秋音とハジメが二階から降り、二人の元にやってくる。
「……?えっ? 僕今からやるぜ!、見たいな感じだと思ったんですけど……」
「いやいいのだよ、だって最初にも言っただろハジメの弟子なら心配はしていないと……ただ……少しつまらない人間かとおもってな、その考えを改めてほしかったのだよ、お主は最初からここで学ぶきが無かった、だがここは学び舎、私は教師として生徒には学んでもらう義務と言うのがね……」
(なんか語り始めたぞこの人……)
「いやー私もねーどうせ入るなら卒業までやって欲しいなーなんで……ただのお姉ちゃんのお節介だよ、この学園をすぐ抜けちゃうなんて勿体ないからね」
「……ありがとう千郷姉さん」
「さぁー試験も済んだし、事件の詳細について話そうか」
ハジメが話しをきり出し、秋音が語り出す。
「ああそうだな、まず最初の被害者の名前は清水トア、能力は水の操作で、学園でもランクDの上くらいの強者だった、だがしかし、一番にいなくなった、つまり犯人は、清水相手に相性のいい能力を持っていたか、そもそもランクB以上の実力者だったのか……」
三月が話をさえぎって話す。
「学園内の人の犯行って考えるのは?」
「考えはしたくないが、その可能性もある……この学園のセキュリティは強固だ外部からの潜入にはとことん強い」
「なら、実行犯だけじゃなく内通者の可能も探らないとね」
秋音がここで追加の情報を出す。
「ただ、最近の事件により、外部からの潜入の可能が強く出るようになった、直近の被害者3カ月前の名前は、双喜初寧、能力は心を読む能力」
三月はその名前に何か聞き覚えのあるような気がする。
(なーんか聞き覚えある気がする)
聞き覚えのある感じ、その理由は野田ハジメの口から発せられる。
「事務所に依頼してきた人だよ……名前は双喜花江、あの人はここの依頼とは別で俺たちの事務所に依頼してきたんだ、だから実はここから依頼が来る前から事件の捜索はしていてね、実際犯人らしき人は見つけいる素顔までは確認できなかったが…、二月前に一度交戦もしているが、追っている最中に姿を消してしまった」
その言葉を聞き三月が言う
「えっ…逃がしたの? ハジメさんが?」
「逃げ足が速かったんだよ、巻かれた場所の捜査もしたが何一つとして形跡を残さずな……」
「じゃ相手には少なくとも証拠を残さず逃げる事の出来る能力を持っているのか」
「厄介だな」
三月は眉間にシワを寄せ考える、ふとした様子で何か思いついたのか三月は質問を投げる。
「そう言えば千郷姉さんの千里眼とかで何か形跡は見つからないの?」
「それがね一応不審な点はあるにはあるんだけどどれも確証がないんだよね〜」
「うーん、でも姉ちゃんの千里眼は神出鬼没、相手からして見ればいつ発動していつ終わるのかそれを数ヶ月もくぐり抜けるなら学園内にも内通者がいると考えた方がいいかもね……、それはじゃぁこっちで探るよ」
「三月は話が早くて助かるよ」
そうして三月の入学試験と事件の会議を終える――
その日の夜――
彩が大きな声で言う
「えーー!三月兄ちゃん学校いくの!!」
「まぁな」
「あんなに学校行きたくないって言って勉強すらしてなかったなのに……、よく入れたね!」
三月は何か思うことがあったのか胸を押さえる…
「痛い……(泣)」
そんな事を思っていると、少しトーンが落ちた彩が三月に向かって言う。
「ねぇ、三月兄ちゃん私も来年、私も皆とおんなじ学校に行けるかな……」
「いけるよ、努力を続ければねきっと」
そうだ、彩は僕と同じ無能者だ、僕も野田家の皆も彩とツクリの過去は知らない、きっと彩は不安なだろう、無能者の僕がおちぶれず、めげずに学校に行くことが……、彩にとって三月は同じ人種で数少ない本当にその気持ちが分かる人だから。
三月は彩に対して言う
「大丈夫だ、僕が変わることはないよ」
すると一階のリビングの方から声が聞こえる。
「おーい、今日は焼肉だぞーー」
「……」
すると彩が言う。
「ええ!やったーー!、早く行こ!三月兄ちゃん!」
「ああそうだな」
彩と三月は三月の自室をあとにしリビング向うと、野田ハジメが言う。
「今日は三月の入学祝いだ!沢山食え!」
「やったーいっただきまーす」
そっこーで肉に箸をつけるのは彩であった――
三月は晩御飯を食べ、早い段階で自室へ戻る。
(シロさんとハジメさん酔いが回ると面倒だからなー、特にハジメさんが……)
「今日は疲れたし、春休み明けの学校の準備とは明日でいいや……寝よ」
三月はベットに潜り目を閉じる、瞬間三月はいつぞやの暗闇の世界にいた、前と同じ様に暗闇の中に光がさしその先へ向う。
その先も前回同様……そこは嵐が吹き荒れる森林だった、ただ一つ前回と違う点がある。
「人が居ない……」
三月は嵐のなか森林の中を駆け回り一人の影を発見する。
ただ相手の顔までは分からない、まるで相手の顔が黒いペンで塗りつぶされたよう、声も少し歪で、表面的な事しか分からない。
相手はこちらの存在に気づいたようで話をかけてく
る、ただ相手の顔までは分からない、まるで相手の顔が黒いペンで塗りつぶされたよう、声も少し歪で、表面的な事しか分からない。
「?!……なんだ――か、大丈夫か?」
(……!僕の名前じゃないアイツは誰を呼んだ?)
三月は意を決して言う。
「君は誰だ…、」
相手は言う、
「どうしたんだ……―き――は…お――ろ…」
三月は相手の言葉を聞くたび頭痛がする。
「ゔぅ…っしゃ、喋るな!!」
三月がそう叫ぶと、相手は冷静に黙り少し距離を置く。
「ああ、そうかもうそっちでは―――なのか、なら――も時間の問題か」
三月は瞬間、目が覚める
「?!……はぁ…はぁ…」
三月は涙目になっていて、涙が三月の頬をつたう。
「なんで……僕はあの人、知っている……」
瞬間何時も通りの日常がきた、と言わんばかりに彩が自室の扉を開けて言う。
「おっはよーー! 三月兄ちゃん!!って…三月兄ちゃんが起きてる……!!」
三月は彩が来る足音を聞きその場で目をこすり、何も見ていなかったかの様に一日をはじめる。
「おはよう彩、さて僕は今日はもうすぐに迫った学校の準備でもしようかな」
三月の一日が始まる。
【世界観の話】
この世界の国は基本的に〇〇の国と言う名称と本当の名称があります(実在の国もとい、実在の団体との関係はないです。)三月の暮らす国は他国から正義の国と言われ、治安を守る組織が発達しているのが特徴です。




