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エロゲの悪役公爵令嬢にTS転生したのでロボットに乗って国家と紛争しながらヒロイン全員とお友達(意味深)になりますわ!  作者: 内妙 凪
第4章 桜照皇国編

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第118話 水着回その2

 シャノンからいわれのない中傷を受けつつも、わたくしはしっかりと準備体操をこなします。


 その間プールサイドチェアに座ったシャノンに、じっと監視されておりました。最近のシャノンはどこかおかしいです。わたくしが出掛ける時にも、何かを言いたそうに、じっっっとわたくしの着替えを見ている時がありますし……。


「ごきげんよう、ヴィアリス様。本日はお招き頂きありがとうございます」


「なんで妾まで……」


 プールサイドに性獣……いえ、二条綾子と、そのボディーガードである祝融が入って参りました。


 二条綾子は、和柄の生地に花の模様が入った、高価そうな織物を使ったビキニを着ています。これ絶対お高いですわよね……?


 それにしてもサラも大きいと思いましたが、二条綾子はさらに大きいです。和服を着ているとそこまで大きく見えないのが不思議なくらいですわ。


 それに彼女は身長も高くてスタイルも良いですから、まさに眼福とはこのことでしょう。隣に並ぶ祝融もすらりとしたモデル体型ですし、なんだか二人が並んでいると絵になります。わたくしが並んだらもっと絵になる気がしますから、あとで横に並ぶことに致しましょう。


 祝融はチャイナボタンをあしらわれたワンピースの水着を着ています。未夢はチャイナボタン好きですわよね。わたくしも好きですけど。あれ、外しやすいですからね。そして水着の柄はド派手な鳳凰です。本人の希望らしいのですけれど、やはり機極術の方たちの趣味はちょっとわからないですわね……。


「綾子様、ようこそいらっしゃいました。自分の家だと思って寛いでくださいね」


「ありがとうございます。それで褥にはいつ呼んでくださるのですか?」


「しとね……?」


 しとねってあのしとねでしょうか? おいしいですわよね、しとね。


「夜伽です、夜伽! 朝でも昼でも夜中でもいつでもお気軽にお呼びください。すぐに駆け付けますし、終わったあとはお邪魔であればすぐに帰りますので」


「おいたわしや巫女様……」


 結局、わたくしはあの据え膳を食べませんでした。毒入りの据え膳な気が致しまして……。


 それから妙に二条綾子は、わたくしのことを捕食しようとしてくるのです。絶対瞳の中にハートマークが浮かんでますわよ、あれ。


「そ、そのうち。そのうちですわ……」


「はい。ですがあまり焦らさないでくださいね? 私にも我慢の限界がありますから」


「おいたわしや巫女様……」


 半ば脅し文句を吐きながら、楚々とした仕草を保ったまま、二条綾子はプールサイドのテーブルへと向かって行きました。わたくしは「眠れる龍」を呼び覚ましてしまったのかもしれません。どうしましょう……。


「どうしたんだ? 道の真ん中で間抜けな顔して」


 わたくしが呆然と二条綾子のケツを見送っておりますと、後ろからまたデカい乳が現れました。違いました。翠蘭が現れました。


「ごきげんよう、翠蘭。ここで仕事をするつもりですの?」


 翠蘭は革のブリーフケースを持っています。もちろん水着姿で、ですが。


 このエロ女は、紫のワンピース型の水着に、花柄のパレオを着けています。わたくしと色違いのクリーム色のパーカーを羽織っており、谷間にサングラスが刺さっています。こんのエロ女は……! 思わず眉を寄せながら、じっと谷間を見つめてしまいました。


「ほ、他に人が居るんだから、そういう目で見るな……」


「ええ、ではまたあとで二人きりの時に、じっくり見せてもらいますわね」


「だから人が居るところでそういうことを言うな!」


 どこがとは言いませんが、ぷりぷりしながら翠蘭は二条綾子の隣のテーブルに向かいます。あれ、わたくしの女です。


 腕を組みながらケツを見送っていると、別荘の中が騒がしくなって参りました。最後の招待客たちがいらっしゃったようです。


「わー!」


「すごーい!」


 とてとてと幼女たちが別荘の中から走り出して来ました。アリシアの妹たちです。妹と言いますか、クローンなのですけれど……。


「こらちびっこたち! プールサイドは走っちゃだめですわよ!」


「はーい!」


「ボス姉ちゃんだ!」


「ボス姉ちゃんって呼ぶのは許しませんわよ!!!」


「怒ったー!」


「こらー! ヴィアリスお姉ちゃんに失礼なこと言っちゃだめでしょー!?」


 アリシアの妹のバーバラが、子アリシアの群れを見事に率いています。まるで牧羊犬のように8人の妹たちを逃がさぬように、プールサイドの下に引き連れて行きます。


「しっかり準備運動して、浅いところで遊ぶんですわよー!」


「はーい!」


 ふふふ……ヴィアリスお姉ちゃん……なんと響きのいい言葉でしょうか! わたくしがその言葉をうっとりと反芻していると、後ろからだっっっさい水着を着た少女が現れました。


「アリシアはやる気ありますの?」 


「開口一番それ!?」


 アリシアは紺色の半袖のぴったりとした水着に、同じ素材の短パン風な水着を着ています。パンツの部分も膝上まであり、絶妙にダサいです。


「だ、だって私はヴィアリスさんみたいにスタイルがよくないし……。っていうか皆良すぎじゃない? 私が一体何をしたって言うの!? 何よその胸は!!」


「アリシアも、そんなことを言うほど悪くないでしょうに……」


 わたくしの胸にクレームを入れるこの女も、元来エロゲのヒロインですからとても可愛らしいのですけれど……。あどけなさを残した少女らしいほっそりとした体型で、わたくしは好きですわよ。


「あなた素材はいいんですから、もっと自信を持ちなさい」


「霜降り肉には、すじ肉の気持ちなんかわからないでしょうね!!!」


 またぷりぷり女が生産され、プールサイドへと出荷されて行きました。すじ肉は出荷ですわよー!

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