話し合いという名の顔合わせですか
両親に思いの丈を伝えて翌日
朝も早くから、また侍女達に磨かれメイクされて、青色のドレスを着せられた
…これはたまたま青だったんだよね??
第一王子殿下を意識して、彼の瞳の色を模した訳じゃないよ…ね??
侍女達がお決まりのように褒め称えてくれるのを聞きながら、鏡の前で自分とにらっめっこ状態の私。
…お義兄様の瞳色だと思えば良いかな?
若干、お義兄様の色としては緑味が足りない気がしないでもないのだけど…
完全なロイヤルブルーにしか見えないけど、押し通せばいけたりする?
ちなみに、この王家の色とされるロイヤルブルーにはどういう訳か、このヴィクトワール王国の王宮で過ごす事により成長と共に、綺麗なロイヤルブルーに変化するんだって。
あ、勿論、王家の血筋を継いでる人物だけね。
じゃないと、王宮勤めの人全員がロイヤルブルーになっちゃうからね。
つまり、現在は、陛下と王子2人だけがロイヤルブルーの瞳持ち。
王家の血筋であっても、降嫁したり臣籍降下するとロイヤルブルーの色が変化するらしい。
結界と同様に、不思議な仕組みだよね。
まぁ、つまり、私のドレスはどうみてもロイヤルブルーなんだけど…
陛下か王妃陛下か、どっちが用意したんだろう…
って、考えてたら時間が来たらしくお迎えが来たみたい。
ノックが聞こえて侍女が対応してくれたんだけど
『ブドワール嬢、失礼するよ』
聞こえて来たのはお義兄様の声で
『え、あ、ふぇ、フェルナンド様?!』
お義兄様呼びも、アイク様呼びも耐えた私を褒めて欲しい!
なんとか家名で対応出来たわ!
『やぁ、昨夜も思っていたけどとても美しいね。さすが大聖女様だ。体調が心配で、貴女のエスコート役という栄光をもぎ取ってきたんだ。調子はどうだろう?』
美しいって!美しいって言って貰えた!
改めて、侍女達には感謝だわ!
『ご心配とご迷惑をおかけ致しました。もうすっかり万全にございます』
心拍数は、通常時よりも速いと思うけど!
『それなら良かった。でも、少し顔が赤い…かな?熱などは出ていないかい?無理はいけないよ?』
体温を確認しようとしたのか、私に触れようとしたけど、思いとどまって、行き場の無くなった手を降ろして眉尻を下げるお義兄。
『…あの、コレは体調不良では御座いません。フェルナンド様がとても素敵でいらしたので…』
そう伝えると、目を大きく見開いて柔らかく笑うお義兄様
『それは、とても光栄です。年甲斐もなく本気にしてしまいそだよ。どうかアイクと呼んでくれないか。』
『はい、アイク様。私の事もセレスティアと』
『では、行こうか。セレスティア嬢。そろそろ皆が集まってくる時間だ』
そう言いながら、差し出してくれたお義兄様の腕に手を乗せて部屋を出たんだけど…
脳内の私は、もうはしゃぎ回って大変だ。
絶対、絶対、お義兄様と婚約するんだから!!




