3話 あの日の指図
俺は晴太と乃亜を無くしてから70年が経っていた。もちろん俺は不老であり、永遠の高校生活を送っていた。今でもあの時の生活を忘れたことはなかった。
あのことをすっかり忘れようとしたけどたまに脳裏に浮かんでくる...今は新しい友達がいるというのに、その友達のことを考えず、70年前のことを鮮明に思い出している。
「椛斗ーどうしたー」
「あぁ悪い、ちょっと考え事してた」
「最近多いな〜もしかして好きな人が出来たりとか?!」
「好きな人...かぁ、別にいないなぁ」
「本当か?」
「本当だよ笑」
「昔に彼女いたとかないの?」
学校の帰りの2人は他愛のない話をしながら帰っていた。家に帰った椛斗(絢斗)はソフィアの書が薄白に光ってるのを見つけた
「なんだこれ...」
そこには文字が書かれてきた。
数日後に遥斗と喧嘩する。その時、永遠の縁を切れ
ソフィアの書が直接指示を出すのはこれが初めてだった。
数日後
「なぁ椛斗ーお前はなんでそんな頭がいいんだ?」
「俺は努力してるけどお前はしてないだろ」
「それって俺が努力してること知らないくせに言ってんのか?」
「努力は報われるためにするんじゃない、報われるまで努力をするんだ」
「はぁ?やっぱ天才さんは一味違いますねー」
「俺だって努力してんだよ!報われるまでな!お前らとは比にならないくらい努力してきたつもりだ!」
努力...?俺はただただソフィアに従ってきただけの、バカで特に才能のない凡人なのに勢いでこんなこと言ってしまった。
「今は努力の量の話じゃないだろ?お前は何も知らないくせに、俺が努力してないだとか言ったことが問題なんだよ!」
「それで努力してる...?お前...バカなのか?努力の質不足なんだよ、どんな量をやっても質がないんじゃダメだろ」
「もういい、お前とは絶交だ」
ソフィアの指示を思い出す...
「あぁ!一生話しかけてくんな!」
ーその晩ー
遥斗からメールが来る
「椛斗...今日はごめん強く言いすぎた。勢いで絶交とか言ってしまったけど、友達の関係でいたい」
俺はもちろん既読無視、勢いだろうがなんだろうが絶交と言ったのはあっちだから
ー翌日ー
「なぁ椛斗、無視しないでくれよ...」
俺はずっと、しゃべりかけられても無視している状態だった。
放課後
ソフィアからまた指示が出る。
遥斗を殺せ
......は?
いくらなんでもやりすぎだろ...いや俺は何回もソフィアに助けられている。ここで殺らねば…
俺は早速遥斗を家に呼び出す
「許してやるから俺ん家に来い今すぐ」
「分かった!ありがとう!」
遥斗には悪いが死んでもらう。
3話 あの日の指図
Fin__




