嵐
日本艦隊引き返して行きます、またかよ、1944年
日本艦隊は北上しては、航空攻撃を受けると、シンガポールへ引き返すと言う艦隊行動を繰り返した
どういうつもりだ?
第一次大戦のドイツ艦隊のように、艦隊を維持するつもりでは、それなりの脅威となって、こちらの戦力を引き付けることができます
戦うつもりはない相手に、付き合わされてる。
無視すれば良いのか、確かに戦力を割かれているが、シンガポール攻略などごめんだ
出てきたら叩く、沖縄に上陸したら出てこざるおえないのでは?
誘き出して叩くか、では沖縄上陸作戦、決行だ
昭和20年、航空機、艦砲射撃に続き、米軍は沖縄へ上陸した
日本海軍の行動は変わらなかった、艦砲射撃の2月、沖縄上陸の3月、地上戦が続く。4月。沖縄での陸の激戦を無視し、日本艦隊は海の上を北上し、引き返すを繰り返すのみだった
耐えるは沖縄第32軍司令部の方針だった、穴を掘り、地下に潜り、米軍の飛行場使用を阻止するために戦う
大本営命令により、3個師団中、一個師団が抜かれる
も、海軍は兵員のみの輸送し、砲、装備品は現地に残させた
輸送を確約できないからと、代わりの兵員が海軍より補充され、現地においては、陸海共同戦線が成立した、大本営を敵として
5月、気象班よりの報告が、連合艦隊総司令部にもたらされた。低気圧の発生を確認。嵐の可能性あり。
神風が吹くのを待つ、その風が吹こうとしていた
嵐に乗って、沖縄へ行く、航空優位を失った艦隊が
沖縄にたどり着くには、気象条件に恵まれるしかない
台風の発生を待つ、他に選択肢はなかった
待ちに待った時が来たのだ、艦隊は北上した
駆逐艦離脱していきます、波、風に耐えられなくなった、小型艦が進路を変えていく、彼らは台風のふちに沿って進む、
嵐の海に耐えられるのは、大型艦のみ、陣形も取らず、連合艦隊は、各艦、単艦となって進み、沖縄に向かう、目標は海岸の米地上部隊、及び湾内にいる輸送船、米軍に最大限の損害を与えること
信濃から発光信号、読みあげます、ワレムサシ
われは信濃やろがい、艦長の返答に大和艦橋はどっと沸いた、乗組員は、武蔵からの移乗組ですから、魂が武蔵です、沈んだ武蔵が仇うちに行くんです
返信、ワレヤマト、送れ、後は行くのみ
嵐の中、大和は征く
昭和20年6月5日、日本艦隊を腹に抱えたまま、勢力を保った台風は沖縄本島を直撃した




