エピソード2 1952年からの報告
自分は1952年まで生きました
10年先の未来か、教えてくれ。未来は
まず長官の死後ですが、日本軍は連戦連敗、ズルズルと後退し、サイパンも陥落します
ここから米軍は日本本土を爆撃、全土が焦土と化し、1945年、新型爆弾の投下により、広島は壊滅、日本軍は、無条件降伏し、講和が成立します
連合国により占領され、占領期間は7年間続き、その後、朝鮮半島で米ソが開戦します、日本は、米軍に軍事物資を供給する基地として機能し、経済的には復興します
我々がやり直すほどひどい結末なのか、それなりに落ち着いてるようにも思える、昭和天皇はどうされた
ご健在ですが、陸海軍は消滅しております、日本は一切の武力を持つことが禁止され、米国の占領下平和国家となっております
それは植民地と違うのか、やり直すにはどうすればいい?
まず長官の指揮された作戦の結果をお知らせします
い号作戦は失敗でした
空母艦載機を陸上にあげることに非難はある、されど成果を上げたのでは?
閣下、お考えください、海軍大将が直接指揮した作戦が、失敗することがありましょうか
下のものは報告します。うまくいきました。大戦果です、それ以外の報告はありませんよ
善意や思いやりが、閣下を騙したのです、恥をかかせるわけにはいかない、失敗させるわけにもいかない、だから、成功の報告が上がったのです
実際は
報告された戦果は、過大でした、それに長距離飛行の後の襲撃、一度きりの奇襲としては成立しても、繰り返せば、相手の待ち伏せに会うだけです
が、閣下が去った後、現地指令部には成功した作戦として引き継がれ、繰り返し行われたのです
閣下を喜ばそうと虚偽の報告をした搭乗員たちは、航空自滅戦と呼んだそうです、初めからうまくいくわけ
ない作戦を、成功としたつけを搭乗員自らが払い
ラバウル航空隊は、壊滅しました、虚偽報告をした結果、やらなくても良い作戦で、しかし
長官の短期決戦論は正しい、時間をかければ米軍の戦力は増すだけ、ですから
ガダルカナルで決戦をすべきです、彼我の戦力差が、対等だった。最後の時間だからです、これ以降、こちらに勝ち目はなくなります
可能な限りの戦艦をガ島に叩き込むのです
大和もか
大和でも




