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戦果確認

 夜、ラバウル司令部では、2日にわたった航空攻撃の戦果確認が行われた


重巡1撃沈、軽巡3大破、駆逐艦1、輸送船9隻撃沈、敵戦闘機50機撃破、艦爆5撃破、戦果はあがった


引き換えに陸上攻撃機23機喪失、零戦2、艦爆9を失い、被害甚大、航空攻撃継続不可能となった、長距離すぎる、司令部は被害の多さをこう総括した、が


レーダーも届かぬ、ガダルカナルから1000キロ離れたラバウルを見張る米軍の目があった、戦闘機17、陸攻20以上、ガダルカナル方面へ向かう


米豪が、戦前から備えていた人の目を使った監視網が、ラバウルから飛び立つ航空機を捉え、列車の時刻表のように、到着時間を知らせていた


2時間後に日本軍機到着の予定、米軍は事前に敵機襲来を知り、加えて、15分前には艦に装備したレーダーで接近を確かめることができ、無線で警告した


空母3隻から飛び立った60機の戦闘機が、日本軍機を

待ち受けていた


17対60


それでも最後に、視力で日本軍機は米軍機を発見、上昇し先手をとった、不利な状況を覆すだけの実力が、熟練パイロットたちにはあった


戦闘機の損害11、 艦船への攻撃は阻止した、が3分の1の戦闘機に負けた、パイロットの質で日本側が上回っている、燃料の限られた戦闘で、この結果が出た


残りの戦闘機が70、それでも30機の日本軍に負ける

数字はあてにならない、日本軍機の突入を阻止するには3倍は必要だ


航空攻撃はどうにか防げそうですね、艦船の被害ですが、駆逐艦1、輸送艦1大破、駆逐艦、小破1でした


その夜、惨劇が米軍を襲った


翌日、ラバウルを飛び立った偵察機が退避していく米艦船を確認、潜水艦でも確認が取れた


日参ですか、山本長官


反攻の恐れはある、備えておきたい。戦艦を出してくれんか。


反攻はありません、これは軍部の判断ではなく、報告が上がっております、現地部隊がやってくれました、重巡9隻撃沈、軽巡4、駆逐艦8、その他輸送船多数撃沈です


へえ、たいしたものだ


ガ島の米兵は意気消沈、島に取り残され逃げ損ねたようです


重巡部隊は勲章ものだな、戦艦乗りとしては、黙ってみていられない、昨日会ってきたが、艦長連中は戦地に行きたがっていた、この報告を聞けばどうなるか、開戦以来まだ敵と会いもしていない、僕も合わせる顔がないよ


分りました、シンガポールまで長門、陸奥をお連れください


ありがとう


報道部に連絡を入れろ、大本営発表、重巡以下敵艦17隻以上撃沈、輸送船11隻以上屠る、敵機50機撃墜

米軍撤退せり


あれが、ぼくか








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