エピソード12 第一次ソロモン海戦
何も変えなければ同じことが起こる、昭和17年8月
空母3隻、戦艦1を中核とする米機動艦隊は、陸上基地からの航空機も含め、300機がガダルカナル飛行場、ツラギ攻撃した
ガダルカナルでは、抵抗はなかった、設営隊は、ジャングルへ逃げるのが精一杯、無線機を置いた基地までもたどり着けず、米軍襲来の打電すらできなかった、米軍無血上陸、全くの不意打ちだった
同時に攻撃されたガダルカナルの向かいにある島、ツラギから緊急電でラバウル司令部は、米軍襲来を知った、空母1戦艦1巡洋艦3、駆逐艦15、多数の輸送船を伴う
軍令部とは違い、現地司令部は、空母を伴う米軍のガダルカナル上陸を本格的反攻と判断、かき集めた戦力を投入する
零戦18機、陸攻27機が魚雷へ兵装転換する間も惜しまれ、爆弾のまま飛び立った
さらに到着したばかりの99式艦爆機を攻撃に参加させた、航続距離からラバウルへの帰還は不可能のため、
帰路中間にあるブカ飛行場への着陸が指示された
現地で散っていた艦へは集結命令が出され
1日目が終わった
戦果報告
フレッチャーは開戦以来2隻の正規空母を失った、提督だった、ミッドウェー前の珊瑚海海戦、他ならぬミッドウェイでも
そして敵とは言え、無敗を誇っていた3隻の日本空母があえなく沈んだことも知っている、航空脅威をよく知っていた提督だった
そのフレッチャーからすれば、現状は危険すぎた、
いるかもわからぬ、日本空母に備え警戒し、ラバウルからの航空攻撃を迎え撃つ、逆ミッドウェイ状態
日本軍の攻撃圏内から外れるべき、たとえ島に海兵隊を置き去りにしても、今、空母を失えば日本軍を止める術を米軍は失う、海兵隊は失っても、回復は可能だ
立場が違えば見えている光景も変わる、本艦隊は、一時敵攻撃圏内を離れる
未だ上陸していない海兵隊部隊を引き連れ、海域を離脱した、島に上陸部隊を置たまま、優先すべきものを守る、それがフレッチャーの判断だった




