表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/5

救世主のイルカ

およそ、20年前。20xx年8月27日。

それは突然とやってきた。

宇宙を悠々と舞う美しきイルカ。

彼らは地球に天災が起こる事を告げた。

地球から生物が消えるほどの天災が。

初めは誰も信じなかった。

自らの目を疑った。

だが、そのイルカは姿を現したのだ。老若男女、そして国を問わず全ての場所で。

研究者も、宙を夢見る人々も感極まった。

信じようなどしなかった者も、信じざるおえなかった。そのイルカの存在を。

翌年、天災は起こった。イルカの予言通りに。

彼らは身を張って我々を救った。

イルカを訝しむ声は一つ、また一つとなくなった。

そして、いつの間にかイルカを、訝しむ声など初めから存在しなかったかのようになった。

ここ、☆°「>×*ではイルカを救国の、救世主として祀りあげている。


*○\+のイルカは○€+¥である。

我らはこのイルカを+「>☆と呼ぶ。

イルカはこの世を○+〒€○としている。

我らはその証拠を集めている。

我らを+○☆したとしてもこの世界は☆¥×○だ。故郷を救う、そのために我らは立ち上がる。


古い本だ。特に二冊目は保存状態が悪かった。

得られた情報は少しだけ。

少なくとも20年前にはイルカを訝しむ者が少なからずいた。

そして、今はいない。

どうしてだろう。

世界の意思を一つにすることは不可能だ。

考えは誰にも変えられない。

自分にしかわからない。

なのにどうしていない。

どうして反旗を翻す者が現れない。

なにか、あったのだろう。

人々の意思をひっくり返すような、一つにするような、何かが。

人々の目には映ったのだろう。

イルカを恐れる、または崇めるような何かが。

そして、明らかに20年前の資料が少ない。

どうしてだ?

二冊目の本も埃を被り、人目のつかない場所にあった。

——そして、これは蔵書ではなかった。

なんなんだ。手記も、この本も。

誰なんだ、彼らは。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ