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信仰と決断
永遠ともいえる、長い長い時を経た。
我らの元にようやく神が現れた。
我らを救し神が、地球に降り立った。
世界はようやく我らを認めた。
神は存在する。
そして、我らはその瞬間に立ち会えた。
もう一切の悔いもない。
神は、地球を、我らの故郷を救った。
もう疑いようがない。
イルカは、我らが求めた"神"だ。
小さく息をついて、本を閉じた。
イルカを神と称する者、恐れる者。
見れば見るほどおかしい。
みているものは同じだ。
同じ景色を見た。
なのに何で恐れたんだ。
余計にわからない。
"彼ら"は何かを見たのだろう。何かを知っているのだろう。
根拠のない"何か"を。
話を聞きに行くか?
神を冒涜する者に?
何をするかわからない、本当にいいのか。
いや、これは必要なことだ。
あと少しで、何かがわかる気がする。




