創世の神話
時の流れがなかった遥か昔のこと。
創世の卵に絡みついた蛇は、自我を持った。
暗い無限の闇の中、怖くなって、叫ぶ。
「イリス・イリス・イリス(光よ・光よ・光よ)」
かくして光竜イリス・イリス・イリスは生まれ、光が生じ、時が刻まれた。
蛇は独りが寂しく、たくさんになりたいと、世界意志を産み落とし、生み続け。
卵は小さくなっていった。
そして、蛇は恐怖した。
世界を生み続ければ、力が減っていく。
だから、子たる世界を殺すことにした。
世界の子たちは殺されまいと逃げ出した。
蛇は闇を切り取り闇竜を産みだし、そして光竜を伴わせた。二匹だけでは数多ある世界を相手取るのは大変だろうと、魔王を生んだ。
三人(?)はちりぢりになった世界を追いかけ、何個もの世界を屠っていった。
世界は抵抗した。
やがて、
竜を制御し、
魔王を従え、
蛇は倒された。
蛇を倒した者3人は創世の卵を手に入れ、
世界達は老いて滅びゆき。
創世神の座を巡って戦った。
神は決定し。
その創世時代は終わり。
「イリス・イリス・イリス」
最初の言葉は、常にこれより始まり。
新しい創世時代が始まった。
新しく生み出された世界たちの一部は、かつてを覚えていた。
たとえば、愚かなまで優しくて、ひどいめに遇ってきたのに、誰をも恨まず死んでいった男のこととか。
最後の一人になりたくないという我が儘を叶えてくれた、滅びの神のことなどを。
☆ ★
光竜「万界の君勢に殺されたのに、すぐに再復活したのよねー。私が殺されたら、時間の流れがなくなるんで、本当にすぐだったのかわかんないけれど」
無夜「(新旧世界の)連投、お疲れー」
私「闇竜・光竜は同じ個体が次の世に復活したわけだね」
光竜「闇竜アベルの場合、世界を置く『太古の闇』の端末みたいなところあるから。新創世は、闇が三つひしめきあって、前代も∞の闇だったけれど、今、∞と∞に少し足りないのと、∞っぽいのが重なったり融合したり反発したりで、時間の流れがおかしいのよね」
私「無限に、1足しても、無限なんだよねぇ。∞が3つ分になっても、『無限』でしかない」
光竜「人間には観測不能広域になったから、『∞』とか『無限』でいいけれど、正直、300億年ぐらいかけて、7割の世界意志壊した私(仲間3匹で)が言うけれど、今回世界を滅ぼす役でなくてよかった。広すぎっ。世界自体も記憶引き継いでるから私は、封じられそう」
無夜「世界を滅ぼす役目はさゆりんがするんで、ブラックホールに叩き込まれないように今創世は気を付けて~(ブラックホールに飲まれると、宇宙が文字通り『爆誕』するため、前宇宙が吹っ飛び、光竜も無傷ではない)」
光竜「今回は次の創世神決定戦、不参加したい。つらいもの」
私「と、イリス・イリス・イリスさんが言ってますが」
早百合「遊びましょうよ。戦争なんて、参加してこそのお祭りじゃないですか」
光竜「・・・」




