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ゆめなか日記  作者: 秋葉竹
第1章
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万華鏡

からだじゅうから

どくが 消えていくそんなよる

あのですね、

だれを信じるかは星にきめてもらう

神様まかせのむねのうちを

欲ぶかきものがさがすだろう


あなたはもう

いちばんじゃないから

さみしく

ひとりっきりでながいお別れを

じぶんじしんと告げ合う

悲しみのこころ癒すこともせず

声はなるべくかろやかに語りだす


「万華鏡くるくる回して、切なくて

なにをしても琵琶湖の浮舟は落ちていくのに

天涯孤独をあじわったと、大きな声で言ってごらん


「万華鏡くるくる回して、切なくて


「くるくる回して、切なくて


「回して、切なくて


「切なくて


からだじゅうから

どくが 消えていくそんなよる

あのですね、

星がわたしを信じないというのなら

神様まがいのいかした声でおもおもしく

わたしじしんを騙してやりますわ、

まけません?

まけませんとも。


ただすこしつらいのでーーーー



綺麗な万華鏡を みせてくださるかしら

とっておきの キラキラ光るーーーー

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