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ゆめなか日記  作者: 秋葉竹
第1章
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ねむり姫

肌をあたためて

あげるから信じてねって

「ありがとう、救われます」

ただ、泣いてしまいそうで困るんだ

生きていくと

色んなことがあるから


昨夜もこごえた人が

「なにをどうすればいいの」

睫毛を伏せて

すこしふるえていた

「それがわからないのは

つらいことですね

それは迷ってしまいますよ、ね?」

それがきこえたのかな

いぞん心を棄てながら

「そんなこともない」

ちいさな声をのみこんで

しばらくすると

きえかかるかすれた寝息が聞こえた


今夜はもう眠りましょうか

ええ、眠ってしまいましょう


「ありがとう、もう眠りますね」


「姫さまのみこころのままに、

こんやは、おやすみなさいませ」

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