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師匠と一緒に冒険者ギルドに

分からない人でもこの作品を一言で言うなら優しくも美しい群像劇をイメージして書いております!…伝わるかなぁ。

田中奈々side


今日1日色んなことがあったなぁ…師匠と出会ったり、ナタリー姫と出会ったり、ロッゲンさんやリリアンヌさんと出会ったり…本当にアイリス様とカスミソウちゃんには感謝しかない。用意された私専用のベットの上にくるまって寝ることにする。


「おやすみサクラ。」

「クー…(おやすみー。)」

『おやすみなさい田中さん。』


次の日の朝は目覚めがいい、用意された食事、とても美味しい。にしても魔物ってどんな姿をしてるのだろうか?師匠はスライムだったけども…他にもいるのだろうか?ナタリー姫が勉強中なので私も勉強することに。


[おー、勉強か。いい事だ。]

「クー!(師匠!)」

『お師匠さん!』

[お、おう、やっぱ師匠って呼ばれるの照れるなぁ…じゃなくて!勉強だろ?ならいい所があるんだ。]

「クー?(いい所?)」


師匠に着いてこいと言われたので素直について行く、ついて行くとなんかカッコイイ見た目の建物があった、カスミソウちゃんと一緒に目を輝かせる。


「クックー!(師匠!かっこいい!)」

[いやかっこいいか?冒険者ギルドって言うんだけども…ここにある魔物に関する本やらを取り扱っている。]

「クー?(倒されない?)」

[あ、その点は大丈夫。俺スライムなのに冒険者だからよ。]



えええ?!!師匠凄い?!カスミソウちゃんと一緒に拍手していると師匠は照れて案内してくれた。モヒカン頭の人達や歴戦の勇者みたいな見た目をした人達がいた。


「お、おいあれ。」

「魔物か?」

「いいやあれはヨシマサだ。」

「知ってるのかよ。」

「ここに入れるほどの知能って言えばヨシマサしかいねぇ。」

「単なるスライムじゃなくてか?」


おお、師匠有名人だ、流石師匠!手を挙げて受付嬢さんに声をかけていた。受付嬢さんの頭には猫耳が着いて…猫さん?


[よぉギルドマスターにヨシマサが来たって言ってくれ。]

「は、はい!今すぐに!」


受付嬢さんはこちらをチラ見した後走っていく、私そんなに意外かな?


「うぉ?!声が頭に!」

「間違いねぇヨシマサだ!」

[新入りが多いな、よしサクラ。こっちで待ってようぜ。]

「クッ!(ありがとう師匠!)」

『凄いかっこいい人が多いです!』

[いやかっこよくねぇだろ、モヒカンだぞモヒカン。]


あのモヒカンの人達泣いてるよ師匠、師匠に連れられるがまま席に座る。女の冒険者さんも居る綺麗だなぁ…あれこっちに来た。


「あ、あのヨシマサさん!その子は?!」

[お、サクラっていう…俺の弟子だな。]

「きゃーー!!可愛いーー!!」

「むさ苦しいところに来て偉いねー!」

「はわわ、可愛いー!」


ありゃ、撫でたいんだ。抱っこしていいよと手を広げたら抱っこ祭りが始まった。次は私よ!とか目が可愛いとか色々と褒めてくれる。ふふん!フェレットは可愛いから仕方ないね!


[そのくらいにしておけよー。]

「「「はーい!」」」

「お、女つぇぇ…」

「冒険者の女は強いぞ。特にあの年増は…」

「なんか言った?」

「ナンデモナイデス。」


私を抱っこしているきれいなお姉さんが睨みつけた途端モヒカン頭の人が縮こまっていく、嬢さんが来るまでの間大人しく抱っこ祭りをされていた。


「何食べるのー?」

[肉食だぞそいつ。]

「きゃーー!ワイルドー!」

[俺の時はこんな風にならなかったのになぁ。]

『大丈夫ですか?』

[だいじょばない。]

「お、お待たせしました!ギルドマスターがお待ちで…ズルい!私も抱っこしたいです!」

[仕事しろ。]


受付嬢さんについて行って入るとワイルドな見た目の人が座っていた。師匠はよう!と手を挙げた。知り合いなのか目をぱちくりさせているギルドマスターさん。


「お、おおうマジでヨシマサか。」

[久しぶりゲルステ。]

「お前と冒険した日を思い出すよ…やれやれ隣にいるけも…」

「ギルドマスター?」

「…動物はなんだ。」

[俺の弟子のサクラってんだ。訳あって俺が保護者やってる。]

「なるほどな…知能は?」

[俺並み。]

「なるほどな。先ずはステータスを確認する。サクラとか言ったな。この水晶玉に触れてみろ。」

「クッ!(わかりました!)」


言われた通り触れてみることに、するとどうだろう光り輝いてアイリス様の声が聞こえた。


「一日で色々とありましたが楽しんでますか?」

「クッ!(はい!)」

「ふふ、そうですか。厳しい世界ですけど悪い人たちばかりじゃない世界ででもいい人たちに恵まれるのは貴女の才能ですよ。」

「ク?(そうなんですか?)」

「そうです。そんな貴女に特別に貴女しか装備出来ないアイテムボックスを付与したリュックをあげましょう。きっと役に立ちますよ。それと…」

「アイリス!やり過ぎはその子のためにならん!」

「いいえアナタ!この子はまだまだ成長過程!勉強させる為には道具が多く必要なのです!ノートとペン、教科書も必要ですね。沢山入れて…アナタ!果物を入れようとしないでください!フェレットちゃんは完全肉食というもので!」

「わ、悪い…ああ、田中奈々と言ったな。ヨシマサくんによろしく言ってくれ。」

「クー!(はーい!)」

「では良き異世界ライフを!」


そう言って光は消えていった、困惑しているギルドマスターさん、受付嬢さん、そして師匠。


「こ、これは!」


ステータス

名前:サクラ

年齢:0歳

レベル:1

種族:フェレット(幼い聖獣)

HP:E

魔力:E

筋力:D

器用:E

俊敏:S

知能:S

神気:まだE


加護:アイリスの加護(大)、カスミソウの加護(大)、創造神の加護(大)

スキル:鑑定、全言語


「聖獣だとぉぉぉぉ??!」

「創造神様の加護まで?!」

[何やってんだあの創造神ーーー!!!]


……あるぇ?

「妻アイリスよあの子可愛いなぁ。」

「ええ、とても愛らしい生き物で…」

「うちで飼えない?」

「アナタ、飼うではなく!お迎えするといいなさい!」

「すまない我が妻よ!!」

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