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日本語で書かれたレシピ

動物は皆可愛いしかっこいい

田中奈々side


朝は気持ちがいい、いつの間にかベッドの上にいたけども私は背伸びしてベッドから降りてトコトコと歩いていく。扉は空いてあるので遠慮なく通っていく。こっそり厨房を覗く。


「次!」

「はい!」


コックさんたちが大忙しなので厨房から通り過ぎることにした。トコトコと歩いて辿り着いたのは図書館だ。本が多くて勉強出来る場所。


「あらいらっしゃったのですね。」


この人は司書さん。本を管理してる管理者さんだ。ペコッと頭を下げてトコトコと近づく。今日はレシピについて学んでみようと思ったから。まだまだ子供レベルだけど見せると頷く司書さん。


「ふむふむ、ではレシピに関する本をご用意しますね。」


来るまでの間、字の練習をする。この世界だと英語が主流らしく私はアルファベットを書いていった。A、B、Cと丁寧に書いていく。ペン持つの大変だ。インクも切れないようにしないと…あれ?視線が…


「か、可愛い。」

「あの生き物は?」

「姫様がお迎えした生き物らしいわ。」

「え、意外!」

「貴方達なにをしているのです?仕事に戻りなさい!」

「「「「すみませんでした!」」」」

「…全く、失礼しました。こちらをどうぞ。」


丁寧に本を置いていく、本が大好きなのが分かる丁寧さだ。読んでいいの?と見ていると頷いてくれた。


「文字を丁寧に書く練習をするだけではなく、紙を綺麗に使う方が汚すとは思えませんもの。」


では遠慮なく綺麗に使おう!ふむふむ、内容は読める。なになに?あれこれ調味料、海鮮系、お肉などの食材に関する図鑑だ。レシピは?


「すみません、レシピは秘匿にしろと言われてるもので。」

「クッ。(なるほど。)」


なら仕方ないね。と思いながら次の本に…あれこれ日本語だ。あ!和食に関するレシピばっかだ!卵焼き、肉じゃが、カレーライス、炊き込みご飯などなどの家庭料理だ!二冊目も日本語で書かれていて日本のパンに関するレシピばかり!コーンマヨパン、カレーパン、焼きそばパンといった…あれ?


「ま、魔導書が何故出て?!」


ペラペラと自動で魔導書が開いて光出した、するとどうだろう。三毛猫の3匹とトラ柄のコック帽を被った子が現れた。


〜レベルアップしたので同時に和食専門の三毛猫三姉妹がレベルアップしました〜

〜レベル5になりましたのでトラ柄猫のパン職人が増えました〜


『この声はなんでしょう?』

「クッ?(本当だ魔導書から聞こえる。)」


〜記録します、レシピを記録します〜


レシピがペラペラとめくれていく!だ、大丈夫?!消えない?!あ、消えなかった、文字も無事だ。記録するだけのようだ。読み終えたのか魔導書は本を閉じてぷかぷかと浮かび始めた。なんだろ。浮かぶだけって不思議。


「クッー…(良かった…)」

『さっきの声は機械のような声でした。』

「ク?(ほんと?)」

『私には魔導書がないのですが…魔導書ってそういうものなのでしょうか?』

「クー…(分からない。)」

『師匠さんに聞きましょう!』


本を仕舞っている司書さんにお礼をしてその場を去る、転移魔法を使って師匠に会いにいくとマリアさんもいた。


「あら〜♡いらっしゃい〜♡新しい魔法が見かったって聞いたわよ♡」

「クー!(はい!)」

「んじゃ早速だけどこっちの空き地にいらっしゃい♡」


ついて行くと空き地に辿り着いた。ここで使えってことかな?よし!


「クック!クー!(桜魔法!【猫の台所】!)」

「「「「にゃーー!!!」」」」

「にゃ?にゃー!」

「にゃにゃ!」


猫のコックさんたちが準備を始めた、新人さん猫のコックさんはビシッと決めていつの間にかできたピザ窯に火をつけていた。


「まぁ!可愛い魔法ね!見たところ生活魔法の一種かしら?」

[旅には持ってこいだな。]

『美味しそうです!』

「クー!…ク?(良かったー!…あれ?)」


そういえばパン職人っていたっけ?と思ってじっと見ていたら師匠とマリアさんが気がついた。


「なるほどね、レベルアップする度に魔法も進化する仕様なのね。」

[なるほどななんで桜魔法か分かった。桜って最初は蕾だろ?成長すると綺麗な花を咲かせるのが桜だ。花全体にも言えるが…サクラって名前と合わさって桜魔法になったんだろうな。]

「なるほど、だから唯一無二の魔法なのね。」

『成長する魔法…かっこいいです!私もいつか草魔法で成長したいです!』

「クー!(一緒に成長しようね!)」


猫のコックさんたちが料理を作っているとお客さんが並んでいた。何故?えっとこれは試しに…師匠とマリアさんが目を輝かせた。


「ふふ、チャンスだったでしょ?」

[ああ、チャンスだな。俺並ばせてくる。]

「アタシは配るわ。」

『わ、私もお手伝いします!』

「ク。(私も…)」

[お前はマスコット!]

「クッ!…クッ?(はい!…え?)」


三毛猫三姉妹が和食を作り、パン職人なトラ柄猫のコックさんがパンを作り、販売していく。どうやら事前に販売していいかどうか聞いていたらしく遠慮なく売れるとの事。


「美味しー!」

「あらこんな風に作れるのね。」

「猫ちゃん可愛い!」

「お?保護猫カフェなんてあってよ。」

「行ってみようぜ。」


何だか宣伝にもなって一石二鳥だ!お金を稼ぐのも勉強の一つだよね!にしても…あの日本語しか書かれてないレシピ…何だったろ?


オマケ


「食べたい、猫さんの作った料理食べたい。」

「神が簡単に降り立ってはダメですよ。」

「そんなー!僕だって猫さんたちにもふもふされたいー!」

「我慢しろ!」

「そんなー!」


------

【猫の台所】


初期から三毛猫三姉妹が居て3匹で和食(家庭料理)を作っている、レシピが記録されたことにより次回からは色んな日本の家庭料理を出せる。

長女は落ち着いた性格、次女はつまみ食いをよくする性格、三女はおっちょこちょい

新人のトラ柄猫のパン職人、コック帽を被っているパン作りの名人、ビシッと決めてからやる真面目な一面あり。

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