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おっさん、魔王の玉座になる -幼女魔王と一緒に座っているだけでレベルMAX!-  作者: 椎名 富比路
第四章 街作りミッション。回転寿司屋さんを建てよう。

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電力のヒント

「マミちゃんは、ヌシを釣ったの?」

「ただのLOだったわ! 食材にもならないから、秒で退治したけど!」


 食いしん坊のマミちゃん的には、ゴハンになる方がよかっただろうなぁ。


 おかしいぞ。みんなイベントの内容が違う。


「チサちゃん、魔王のみんなが挑んでいる課題って、別々だったりするの?」


「課題のクリア条件自体は共通。でも、各世界によってイベントの内容は変わっている」


 ヌシが目標の場合もある。

 あるいは、追加イベントのフラグの役割を果たすらしい。


 ボクたちは、フラグの方を引いたワケか。


「じゃあさ、追加イベントを要求されるのって、メリットがあるの? それともペナルティなの?」


「厳密にはペナルティ、かも」

 自信なさげに、チサちゃんは答える。


「まあ、ペナルティでしょうね!」

 対照的に、マミちゃんは堂々と言った。



 魔王同士でカードの奪い合いをしている場合は、イベントは優しくなる。普段からプレイヤー同士で争っているから。


 逆に、チサちゃんのように魔王同士の争いに興味がなく、自国の発展イベントを優先してこなしていると、イベントがキツくなるらしい。


 聞いている限りだと、ネウロータくんは国の発展に関心はないみたいだ。


 好戦的なマミちゃんも、あまりキツいイベントなどは起きてないと見える。


 マミちゃんの口ぶりだと、全ての魔王でもっとも大きなイベントを経験しているのは、チサちゃんだけだという。


 うまいこと、バランス調整が成されているな。 


「何よりあの水車……あ」


 どういうわけか、チサちゃんは水車を見たまま固まっている。


「何かあった、チサちゃん?」


 ボクは、チサちゃんの見ている先に目を向けた。


 水車が均等に動いているだけ。


 いや、これこそがヒントだった。


「そうか。水車を使えばいいんだ!」


「どうしたのダイキ? 珍しくゴキゲンに見えるわ!」


 事情を知らないマミちゃんが、キョトンとしている。


「ありがとうマミちゃん! おかげでこっちの抱えていた問題が解決しそうだ!」


 ボクはマミちゃんと強引に握手をかわす。


「ごちそうさまでした、ケイスさん。ぜひウチにも食べに来てください。おいしいものをご用意して待っています」

「ぜひ窺います。お元気で」



      ◇ * ◇ * ◇ * ◇



 チサちゃんの国に帰宅後、ゴマトマでオンコと話す。


「風車よりかは水車かなとは思うけど」


 水車と風車の力を利用すれば、補強とバランス調整用の魔力だけで済むだろうという。


 戻ったボクたちは、水車をすぐに使えないかオンコに尋ねてみた。


「ううーん。あ、そうだ。あれって役に立たないかな?」


 オンコは、ゴマトマに水車があることを教えてくれた。小麦粉をひいているという。


「ダイキ、そういえば」


 川沿いのソバ屋に、水車小屋があった。


「同じ水車を扱っている業者だから、すぐに連絡を入れておくよ」


「ありがとうオンコ!」

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