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おっさん、魔王の玉座になる -幼女魔王と一緒に座っているだけでレベルMAX!-  作者: 椎名 富比路
第四章 街作りミッション。回転寿司屋さんを建てよう。

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ゴッコ(魚)

「ネウロータくんは、何かお店を作ってるの?」

「オ、スシ? とか作っているそうよ!」


 やはり、ネウロータくんもお寿司か。


「エドマエズジとか言っていたわ!」



 なるほど、トシコさんが関東出身だから、江戸前寿司にしたのか。

 回転寿司にしたボクたちとは、発想が違う。

 娯楽施設という観点ではなく、あくまで向こうは本格的に味を追求していくようだ。


「ウチの流しそうめんも食べていったのよ! まあまあ、って感想しかもらえなかったけど!」


 まあ、そうめんだけじゃ物足りないだろうね。


「流れてくるそうめん、楽しい」

「でしょ? きっとチサなら、この楽しさを理解してくれると思っていたわ!」


 大親友に認められて、マミちゃんも鼻が高そうだ。


「そうそう。あいつらヌシを釣り上げたのよ!」


 え? ヌシって海を既に持っている人もやるの?



「ネウロータくんの標的は、山のカードじゃんか。山のヌシって、トナカイさんだよね?」


 ボクたちも、山のヌシさんには会ったことがある。


「そうよ! でも、ヌシ釣りのイベントは共通なの!」


 てっきり、別イベントが用意されているのかと。



「なんでもね。一メートルの『ゴッコ』を釣ったのよ!」

「え、一メートルってすごいね!」


 ヌシの正体って、ゴッコだったんだ。

 そういえば、ヌシ様の顔もゴッコに似ていたような。

 大型でも六〇センチなのに、一メートルって。



 さすが異世界だなぁ。



「ゴッコって?」

「北海道産で採れる魚だよ。全身プリプリの、ゼラチン体質なんだ」


 ボクが説明すると、チサちゃんが目を輝かせた。


「スライムみたいな感じ?」

「イメージ的に言うと、そうかな?」


 まあ、スライムほどベタベタじゃないだろうけど。 


「大変、美味でした。実に濃厚で。マミ様も、おいしくいただいておりました」


「でもあいつ、変なの! 『ハズレだ!』とかいって怒ってたし。あんなおいしいお魚を釣ってハズレはないでしょ!」


 マミちゃんが、プンプンとむくれた。

 美味しいモノに敬意を払わないネウロータくんに怒っているみたい。


 でも、「ハズレ」って、どういう意味だろう?


「まあまあ。本来ゴッコって冬の魚だし」


 一二月から、産卵期が始まるんだって。


「鮮度も大事だから、お寿司屋さんで出したら即完売したそうよ! あなたたちに分けるゴッコがなくなっちゃったんだって! 残念がっていたわ!」


「構わない。お客の方を優先してくれれば。音ロータの判断は正しい」


「優しいのね、チサは! 今度会ったら、直接言ってあげてね!」


 ボクたちも張り切って、頑張ろう。

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