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幕間 忍び寄る影
「……危ない危ない、やはり私程度では相手にもならんか…」
日が落ち、辺りが暗くなる現在。二人に忍び寄る影があった。
調子に乗って徹底して詰めなかった距離を詰めてしまったばっかりに危うく命を落とすところだった。
向こうもこちらが攻撃の意志はないと感じ取ったのか、追うことはしないようだ。
これが職務中だった場合、死は避けられなかっただろう。
「つくづく、あの手の輩は敵に回したくありませんねぇ…」
精霊教会でもかなりの実力というのは伊達ではないということか。
だが、危険を冒して尾行をした甲斐はあったというものだ。
「…全ては主の思うがままに」
怪しい影はひっそりと姿を消す。
主の意を叶えんがためと、日常に黒い影が忍び寄る。




