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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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57/77

57話

 王都で買い物をした翌日。


 俺はまた王都の中心地に来ていた。


 「ここが王都一の図書館か……本当に大きいな。」


 朝早くからバス型魔道車に乗って王都にある図書館の中でも一番大きな図書館にやって来ていた。


 ここまで大きな図書館なら武器、防具、アクセサリー、薬品、魔道具などを作る為の技術に関する本が置かれているはずだ。


 もしこの図書館になくても今日は王都にある全ての図書館を巡る日にしているから、どこかの図書館には目的の本が必ずあると思われる。


 それでもなかった場合は王都にある本屋を巡って本を探すのもいいし、それか生産系の工房の近くでアカシックレコードで観測解析を行なって技術を盗んで学べばいい。


 図書館の扉を開いて中に入った俺はすぐにアカシックレコードを全開にして図書館にえる全ての本の解析を開始した。


 「うっ、結構キツイな。」


 アカシックレコードを今の俺が可能な全開で解析を行なっているせいで身体が倒れそうになるのを踏ん張って移動する。


 「すいません。図書館を始めて利用するんですけど。」


 「初めての方ですね。それでは利用法の説明をします。」


 それから受付で図書館の利用法を聞いた俺は利用料金を支払うことになった。


 この図書館だけでなく図書館の本を借りることは出来ないし、本を傷付けた場合には魔法で検知されて弁償させられるらしい。


 本を傷付けず汚さずに丁寧に本を読みさえすれば問題はない。


 でも入館料としてお金は必要だからそれは毎回支払わないといけないそうだけど、1ヶ月間使えるパスポートを購入すれば入館料を支払わずに済むそうだ。


 アカシックレコードで解析さえ済めばあとは記録した情報を俺が思考で一冊ずつ読み込んで記憶すればいいだけだからパスポートの購入はしなくても構わないだろう。


 とりあえず入館料も支払ったことだし、まだ頭がアカシックレコードで解析し続けている過剰な情報量で痛みとクラクラする感覚を我慢しながら手近な本を一冊取って椅子に座って読むフリをすることにした。


 本を開きながら本の文字を読まずにアカシックレコードから送られてくる膨大な情報を処理していく。


 思考の300以上の思考を使ってアカシックレコードの発動と膨大な情報の処理に思考の大半を使って図書館内の大量の本を解析を行なっている。


 「ふぅー、ようやく慣れてきた。」


 30分以上経った頃にようやくアカシックレコードから送られてくる情報の処理による影響にも慣れてきた。


 ここまでアカシックレコードを駆使して情報を収集して処理するのなんてほとんどなかったから俺のチート能力も成長したのだと思う。


 でもそのお陰で俺はアカシックレコードで送られて来ている情報の情報処理だけに思考を使わなくても良くなった。


 まあ流石に今も多少はキツくはあるけど本を読むくらいは出来るくらいには頭を回すことが出来ている。


 とりあえず手元の本を読みながら図書館内の本を解析して本の内容を情報として集めていこう。


 「それにしても流石王都で一番大きな図書館だよな。」


 アカシックレコードで図書館の一般人が読むことが可能な本の半分以上は解析を終えた。


 けど、ここが王都の中で一番大きな図書館だからなのか、どうも一般人が立ち入り禁止のエリアにも大量の本が置かれているようだし、それに地下にも本が仕舞われているエリアがあるとアカシックレコードの観測で知り得た。


 本当に大きな図書館だ。


 ようやく1時間かけて一般エリアの半分の本をアカシックレコードて解析したと言うのにまだまだ解析し終わっていない本がある。


 チート能力の超学習頭脳の成長もあって余裕も少しは出来ていることだし、俺はアカシックレコードを更に広げてより多くの本の解析を行なっていくことにした。

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