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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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46話

 それにしても魔装機を動かすのに必要な為か、魔装機のパイロットスーツは重力耐性だけでなく杖と同じで魔法の補助や魔力操作や魔力制御に関する部分でも補助してくれるのは良い。


 それに高級な魔装機のパイロットスーツだと着ている人の反応の強化や肉体の強化までしてくれる物だってある。


 この魔装機のパイロットスーツを服の下に着ているパイロットたちは多いんじゃないかと思う。


 もしかしたら魔装機のパイロットだけじゃなくても杖の代わりにもなるし、防具としての金属系防具並みに防御力もあって、鎧と違って動きの阻害もないから常日頃から安全の為にも装備していてもおかしくはない。


 流石に俺が着れるサイズのパイロットスーツは展示されていないが、オーダーメイドで個人専用として作ることは出来るだろう。


 現に展示されているパイロットスーツの近くにある説明書に購入者に合わせて作り直すと書かれている。


 とりあえずパイロットスーツに付与されている魔法の確認とパイロットスーツを作るのに使われている素材をアカシックレコードで解析していく。


 使われている素材の多くがモンスター素材だろう魔力が多く込められている物ばかりだから布素材、金属素材、革素材と魔力があるからこその防具の性能なのだと思う。


 アカシックレコードで解析を行ないながら展示品で触れるパイロットスーツを触って確かめる。


 パイロットスーツの内側はさらさらとした肌触りで気持ちが良い。これは着心地が良いと思う。


 表面はツルツルとしているが弾力があって衝撃に強そうだ。それに防御力自体も素材や魔法の付与で高いと触れただけでも理解してしまう。


 それはそれとして展示品のパイロットスーツを眺め触れている間にアカシックレコードでの解析も終わった。


 使われている素材はモンスター素材だけじゃなく、どうも植物系の素材も使われているのが解析で知れた。


 でも使われている植物系素材に使われている物は魔力も豊富なことからダンジョンで採取した植物系素材を使っているのだと思われる。それか特殊な栽培方法で育てた植物系素材か。


 防具屋に売られている物は展示されている防具以外にも店のバックヤードに置かれている防具も含めてアカシックレコードでの解析を終えた。


 とりあえずここの防具屋でアカシックレコードで解析する物はもうない。あとは質問して店を出よう。丁度良いところに三階にも店員は居ることだし。


 「すいません。少し良いですか?」


 「どうかしましたか?」


 俺は店員に子供サイズの俺が着れるような魔装機のパイロットスーツが売られているのか、それとパイロットスーツをオーダーメイドで作ることは出来るのかを質問してみた。


 「流石に子供用のパイロットスーツは売られてませんがオーダーメイドは可能ですよ。」


 「そうですか。値段の方は?」


 「パイロットスーツに使われる素材と付与する魔法によって変わりますね。値段表の載った物をお見せしますね。」


 そう言って店員が持ってきたカタログを確認する。パイロットスーツを作るのに使う素材から付与する魔法も。


 パイロットスーツの作成に使われる素材もかなりあるし、魔法の付与も使われる素材によって付与可能な魔法の種類や数も変わるようだ。


 どの素材を使って展示品のパイロットスーツが作られたのかなど店員に質問して、アカシックレコードで確かめた情報を擦り合わせる。


 流石にどれがどんな素材なのか分からない物もあったが知ることが出来た情報は記憶しておく。


 「結構しますね。」


 「パイロットスーツに使われる素材が高額ですから。参考になりましたか?」


 「はい。流石に購入は出来ないです。色々と教えてくれてありがとうございました。」


 カタログを店員に返した俺はお礼を言ってから防具屋を出ることにした。カタログを見て店員に質問して素材の情報を知れたのは良かった。

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