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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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45話

 防具屋の一階に置かれている衣服系の防具の情報はアカシックレコードのお陰もあって解析は全て終了した。


 アカシックレコードで解析した情報を基にして衣服の防具作りをシミュレーションで試行錯誤すれば行なえるかもしれないくらいには情報を得られた。


 もう一階には用はないので次は二階を確認することにする。案内板だと二階には金属系と革系の防具が置かれているそうだ。


 二階に上がると衣服の時はしなかった金属や革の防具の臭いがする。臭い自体はそこまで酷くなく少し臭うかな?くらいだから問題はないのだろう。


 まずは革系防具をアカシックレコードを使用して情報を解析して集めていくことにした。


 革系の防具の大半はモンスターの皮を使った物が多いがそのどれもが値段が高い。


 その中でも値段の安い物は動物の皮が使われているから値段としては安いが防具の性能として考えるとモンスターの皮で作られた革製防具の方が性能が良い。


 次にアカシックレコードで解析した金属系の防具を調べると、どの金属系防具も魔力を込められている。


 金属自体にも魔力が含まれるけどここまで魔力を含んでいる金属は魔道具に使われている物しか見たことがない。


 普通の金属だとそこまで魔力が含まれていないので疑問に思っているとアカシックレコードで解析した情報が流れ込んできた。


 どうやら大半の防具に使われている金属にはモンスターの素材や魔石が混ぜ込められているとアカシックレコードでは解析した。


 それならここまで魔力が込められていてもおかしくはない。魔力が込められているその分だけ防具としての性能が高いのだろう。


 金属系防具に付与されている魔法もそこそこ良い。けど、衣服や革製の防具よりも付与されている魔法が異なっているのが気になるところだ。


 使われている素材や魔法を付与していない状態の防具自体の性能も考えて魔法だって付与されているだろうから俺の考え過ぎだろうけど。


 「それはそれとしてこれはすごいな。ミスリルで作られてるのか。」


 ミスリル合金の防具はモンスターや魔石を混ぜられた防具よりも性能が高いし、付与されている魔法も強力な物だった。


 アカシックレコードの情報だとミスリル自体が魔力に親和性が高く、それも普通の鉄などの金属よりもかなり高いと解析されている。


 俺はそれを見てミスリルが欲しいと思った。


 アカシックレコードでミスリル合金のミスリルの部分のみをより詳しく解析させることにした。


 通常のアカシックレコードでの解析よりも詳しく解析される訳ではないけど、ミスリルのみを解析させることでより詳しくミスリルの情報が手に入らないかと思ったからやってみた。


 そうしてミスリルのみに焦点を当ててアカシックレコードを行なった結果わかったことは普通にアカシックレコードで解析した時と変わらないだけだった。


 でもより詳しく解析を行なったことで得られた情報は変わらなかったけど何かしらの役に立つこともあるかもしれない。十中八九ないだろうけど。同じ情報だし。


 とりあえずはミスリルに関してはこんな物だ。土を生み出す魔法もあるし、シミュレーションで鉱物を生み出す魔法を作る為に思考を使うとしよう。


 次は三階に向かう。


 三階には魔装機のパイロットスーツが売られているそうだ。


 あのピチピチの身体の体型がよく分かるボディスーツが売られているコーナーを見て回る。


 値段を見れば分かるのだが普通にモンスター素材が使われている防具よりも値段が高い。


 流石にミスリル合金製の防具よりは安いけど魔装機のパイロットスーツを買うだけでかなりの大金を払わないといけないな。


 購入しようと思えば買えるけど今買っても仕方がないから、ここではパイロットスーツの解析をアカシックレコードで行なうだけにしよう。

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