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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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44/65

44話

 魔装機が扱うサイズの剣や槍や弓などはあるけど銃器の類いはない。その代わりになる魔法の補助を行なう杖は魔装機用の物があるみたいだ。


 防具に近いけど手甲や足甲などの格闘術に使われるような装備も魔装機用として売られているようだ。


 でも流石に現物の物がこの武器屋に置かれているなんてことはないようだ。アカシックレコードで探ってみても魔装機の武器になるような物は見当たらない。


 とりあえず俺は武器屋に売られている安いから高い武器まで全ての武器を見ることにした。


 アカシックレコードも使うだけじゃなく俺自身の目やその他の知覚能力も使って観察することでいずれ俺自身が使うようの武器を作る際の参考にする為によくよく武器を観察して見ていく。


 じっくりと武器を眺めるだけでも時間を使っていることもあるしと、俺は普段使いが出来そうな物で俺の役にも立つだろう魔法補助の杖を買うことにした。


 杖は初等魔法学園の授業では使わない。授業の内容としては杖の補助ありきで魔法に慣れるのは良くない為だそうだ。


 実際にアカシックレコードで観察した結果シミュレーションも使うと、杖の補助に慣れたせいで魔力操作や魔力制御を行なう力が成長を阻害してしまうのではと言う結果が出ている。


 それでも高難度の魔法を発動する際には役に立ってくれることだろうが、俺自身の魔力操作や魔力制御でも今のところは問題なく魔法を発動させられるので、今回購入する杖は魔法の補助に関する実験をするのに使う予定である。


 シミュレーションだけでは見えて来ない物があるから実験が出来るような物を買えたのは良かったことかもしれない。


 懐が少しだけ痛むくらいの出費だったけど今の俺はそこそこお金持ちだから問題ない程度しかお金は減っていない。


 武器屋を後にした俺は武器屋で店主から聞いた魔装機に使われているパーツが売られている店舗を教えて貰った。


 流石にその店舗でも店の中に魔装機のパーツが売られていることはないから見には行かないが、他にも色々と防具やアクセサリーが売られている店を教えて貰ったのでそこには向かう。


 防具やアクセサリーに使われている魔法の付与の情報は欲しい。


 初等魔法学園でも貴族の生徒が身に付けているアクセサリーに付与されている魔法は結構良い出来の物ばかりだった。


 ぜひにでも他のアクセサリーや防具に付与されている魔法を知りたいものだ。


 とりあえず近場の防具屋から回ってみることにした。


 武器屋から歩くこと10分足らずで目的の防具屋に到着した俺は早速防具屋の中に入ることにした。


 「いらっしゃいませ!」


 武器屋も二階建てと大きな店舗だったけどここも三階建てと大きな店舗だ。


 一階に置かれているのは衣服系の防具ばかりが置かれているのが確認出来る。


 衣服への魔法付与で金属鎧並みに防御力の高い物や魔法耐性のあるローブなど様々な魔法付与された物や、衣服自体がモンスターや魔力を大量に含んだ素材で使われている物など本当に色々な物が数多く展示されていた。


 購入するとしたら今の俺だと金属系の防具よりもこう言った衣服や革系の防具しか身に付けて身体を動かすのは難しいだろう。


 モンスターなどの素材の用意は出来ないけど衣服に使われている魔法の付与は理解することがアカシックレコードのお陰で出来る。


 今はより詳しく調べる為にもアカシックレコードを向けるのは衣服のみに回して解析を行なっていこう。


 出来ればアカシックレコードの解析と解析したデータを使ってシミュレーションで防具作成が可能だと良いんだけど。


 シミュレーションで防具の作成をする為には衣服に使われている素材から付与されている魔法に防具を作るのに使われているだろう技術の情報を集める必要がある。


 防具作りの情報だけがただアカシックレコードで防具を解析するだけでは難しいのが問題だ。

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