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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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41/62

41話

 あれから俺が乾燥と浄化の魔法の魔法陣を見せてから毎日放課後に集まって魔法陣を展開する練習を行なっているとライスとマリンから昼食に聞いた。


 まだ魔法陣を教えてから1週間も経っているけど誰も魔法陣を展開することが出来ていないらしい。


 俺がクラスメイトたちに教えた魔法陣は少しでも魔法陣の構築に使用している魔法文字や魔法数字を間違うと魔法が発動しないようにそう言う仕組みになっている。


 その事を昼食を食べている時に伝えるとだから誰も魔法陣に魔力を通しても魔法を発動しないのかと納得していた。


 流石に未完成や間違った魔法陣で発動した魔法の効果で危険なことになったら危ないからセーフティーガードはしっかりとしているからだ。


 そんな風にクラスメイトたちが頑張って魔法を覚えようとしている間に俺の方でも進展がある。


 図鑑コーナーと歴史コーナーにあった本を記憶してシミュレーションに情報を送り終わったところだ。


 次に色んなジャンルの本が置かれているコーナーの本を記憶してから、ようやく魔法関連の本が置かれている本棚のコーナーに移る予定になっている。図書室の本に関する進展はこんな感じだ。


 毎日、寮で起きて朝食を食べ、学校に通って授業を受けて、放課後になったら図書室の本を読んで過ごし、寮に帰って夕食を食べて個室の部屋でゆっくりとお風呂に入って眠る。


 そんな変わり映えのない毎日を過ごしている俺だがもうこんな学校生活にも慣れてきた。


 そんな生活を続けて半年が経つ。





 初等魔法学園に入学してから半年が経った頃にはライスとマリンの2人にあと数人が俺が教えた魔法の乾燥の魔法の方を覚えられた。


 あの時の覚えられたと伝えてきた時は本当に嬉しそうに報告してきたライスとマリンだったが、その時に俺がいた場所が図書室だったから2人とも静かにするようにと叱られていたが、それでも2人は嬉しそうにしていたのを印象的に覚えている。


 そしてクラスメイトたちの数人が俺が教えた魔法を覚えたように、俺の方も図書室にある本のだいたいを覚えられた。


 まだあと2つの本棚に置かれている本だけは覚えられていないから本当にあと少しだ。


 夏休みに入る前に行なわれた試験の話をしよう。


 前期試験の筆記試験で行なわれたのは初等魔法学園で習った内容だけだった。それも入学試験の内容も混ざっているような簡単な物ばかり。


 1つの試験で50分だけど20分くらいでどの教科の筆記試験もそれくらいの時間で終わらせられる程度には簡単な試験だった。


 実技試験の方はどうだったのかと言うと逆にこちらの方がまだ苦戦したと言える。


 魔法試験は問題なかった。


 魔法試験もまた前期の授業で習う魔法を使えるかどうかと言う簡単な試験だったからだ。


 問題だったのは体力テストの方だ。


 入学試験の時に行なわれた試験と全く同じ試験だったが、入学試験の時よりも成長はしているけどすごく成長したかと言えばそこまでしていなかった。


 体育の授業でかなり鍛えられていると思っていたけど半年じゃ急激に成長はしなかったようだ。


 俺もまだ子供だから成長期だからこそ肉体も体育の授業で鍛えられて成長したと思ったけどそこまで成長していなくて残念に感じた。


 この体力テストの結果を見て身体を鍛えるのを追加した方が良いと思った。それにもう図書室の本をかなり読んで残りは少しだけしかない。


 土日の時間を図書室に籠って本を読むことだけに費やせば夏休みに入るまでには図書室の本を読み終わることだろう。


 今週と来週と再来週の数日学校はあるけどそれが終われば夏休みだ。


 夏休みでも寮も寮の食堂も利用できるから俺は初等魔法学園で暮らすことにしている。


 この夏休みを使って初等魔法学園にある立ち入り禁止の場所をアカシックレコードで調べるのを目標にしている。

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