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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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4話

 魔力の感知精度を上げながら過ごしていたのだが、臍の緒を通じて母親から俺に魔力が送られて来ているのに気が付いた。


 臍の緒で繋がっているからこそ俺自身の体内の魔力を感じる時よりは難しかったが、外部の魔力を感じるのよりは簡単に母親の魔力を感じられる。


 俺の魔力と混ざり合う様に母親から送られてくる魔力が混ざっていく。


 もちろん全ての母親の魔力が俺の魔力として混ざり合うのではなく、混ざらなかった母親の魔力は俺の体から出ていく様だ。


 母親から魔力を貰って少しずつ魔力を赤ん坊は増やしていくのではないだろうか?


 俺は魔力、魔素、魔法に関してシミュレーションをしていたのを終了し、どうやれば効率的に母親から送られてくる魔力を俺自身の魔力に変えられる様になるのかをシミュレーションしていく。


 シミュレーションを行なっている間にもどんな風にして母親の魔力が俺の魔力に変換されていくのかを魔力感知で観察も行なう。


 俺が魔力感知で知り得た情報が蓄積してシミュレーションにも反映させていくのだからしっかりと観測する。


 シミュレーションで分析した結果を基にして予測を行なってから実践をした。


 母親の魔力を俺の魔力に変えていく。取り込む様に、染め上げる様に、侵食する様に、混ぜ合わせる様に。


 何もしなかったよりも母親の魔力を俺の魔力に変えられる量が増えていた。


 初めてだからこそ変換する魔力の量は少ないがシミュレーションでは慣れてくればもっと魔力の変換量は増えるだろうと分析されていた。


 しかも、俺自身の魔力の操作や制御する力を必要になるせいで大変だ。


 3つある思考の内、1つがシミュレーションを、1つが魔力感知、1つが魔力の操作と制御をしている。


 出来ればあと2つ思考を増やして俺と母親の魔力をより理解できる様に分けて感知したいし、魔力の操作と制御を分けて思考を行ないたい。


 多重思考の数が増えるのを待ちながら今は最大魔力量を増やすのを頑張っていこうと思う。


 それに段々と3つの思考を使っている状態にも慣れて来ている。超学習頭脳の他の効果が発揮しているのかもしれない。


 学習や理解力、情報の処理や演算力が関係しているのかも?


 そこの所は分からないけど1時間くらい続けていると、最初の頃に比べて母親の魔力の変換効率が0.01くらい効率が良くなって魔力の増える量が増えて来ている。


 このまま毎日行なっていれば、いずれは母親から送られて来ている魔力を100%俺に還元することが出来る様になるかもしれないし、頑張って行きたいところだ。


 そんな風に母親の魔力の変換をして俺自身の魔力量を増やしていく日々を過ごしていると、体感時間として2週間ほどで思考の数が1増えた。


 多重思考の数が4つに増えたことで魔力の操作と制御を分けて行なう様にした。


 すると、思考を分けて行なっていた魔力の操作と制御の精度がだいぶ上がり、6割くらい操作力と制御力が向上した。


 向上した魔力の操作力と制御力はすぐに母親の魔力を俺の魔力に変換するのに役に立った。


 それまでの時でも母親の魔力を俺の魔力にするのに変換率は4割ほどだったのが、一気に6割ほどまで変換率が上がったのだ。


 変換効率を上げれば上がるほどに段々と変換率を上げるのが大変になっていたのにも関わらず、ここに来て一気に変換効率が上がったのには全ての思考で驚いてしまったほどだ。


 しかも母親の魔力を変換する効率を上げるのに掛かっていた時間も少なくなっている。


 少しずつだが2、3時間の時間を使って魔力の変換効率が0.01%くらい効率が良くなっていた。


 俺が産まれるとしてもあと1、2カ月くらいの時間が必要だと思う。出来ればそれまで間の間に100%の効率で魔力を変換できる様になりたいものだ。

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