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魔装機兵  作者: 甲羅に籠る亀


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22話

 魔素の操作や制御を可能になってより高度な魔法を発動可能になったことで規模の大きな魔法をシミュレーションでは使えるようになっていた。


 流石に大規模な魔法は現実世界で発動するのは危険だと言うのもあるけど、それよりもそんな大規模な魔法を使うなんて大騒ぎになってしまうから未だに出来ないでいる。


 今後も大規模魔法を使うのは当分は無理だろう。これから向かうのは王都だし、田舎の村でも大騒ぎになる様な魔法を王都で使ったりしたら1発で捕まると思う。


 そして高度な魔法を使えるようになったからこそ、触媒になる物や装備を使わずに重力を操り、ほんの少しの間だけ時間が止まった空間を作り出すなんてことも出来るようになった。


 高度な魔法の大半が全部の属性をそれぞれの割合で組み合わせて別属性へと変える事をしないといけないのだが、魔力の操作や制御が魔素を操れるようになったからこそ、一気に魔力操作や制御の技術が飛躍的に向上したのが高度な魔法を使えるようになった理由だろう。





 考え事をしながら過ごして魔道車で進むこと1時間経ち、窓の外から見える景色が変わって少し離れたところに街の外壁が見えてきた。


 「これから街に入りますよ。ゆっくりと進みますので街並みを眺めて楽しんでください。」


 そんな魔道車の運転手が言う声が聞こえてくる中で魔道車は街の門まで到着する。


 運転手が何やら窓を開けて外に居る門兵と話をしてから魔道車は街の中に入って行った。


 魔道車が進むからこそ真ん中の道が開いて脇に人たちが移動するのが窓から見える。


 興味深そうに魔道車を眺める人たちが視界に入るが、魔道車を見ている人たちを見る限りでは割合的に子供たちが見ている割合が多いように伺える。


 そうして街の反対側にある門まで移動した魔道車はそのまま門を抜けてまたスピードを出しながら走り出した。


 それからも時速40〜50キロくらいで走行する魔道車のスピードで移動するから30分から1時間くらいの間に確実に村や街の中を移動することになった。


 昼食は魔道車の中で食べることになりながらも魔道車は3時間に10分くらいのペースでしか休憩せずに進んで行き、時間にして午後の5時頃にようやく王都の外壁が見えてきた。


 出発が朝の早い時間帯の6時からほとんど休まずに進んで本当にようやく王都に到着したのだが、流石にずっと座りっぱなしで身体が使えれしまったがようやくたどり着いたことで一気に疲れが出たような感じがする。


 そのまま魔道車は王都の中に入って行くと初等魔法学園が近くにあり、すぐに3メートル越えの壁のある門の中に魔道車は入っていく。


 「第一初等魔法学園に到着したよ。これから寮まで移動するから窓から敷地を眺めているといいよ。」


 そんな魔道車の運転手の声に魔道車の中ではワイワイと楽しげな子供たちの声が響き渡る。


 俺も窓からこれから通うことになる第一初等魔法学園の敷地を眺める。


 本当に前世の小学校よりも大きな敷地で校舎も想像していたよりも大きい。他にも魔法の練習をする為の場所だろう場所も前世の体育館の数倍はあるんじゃないだろうか。


 こんな規模の学校が初等科だけめ全部で10もあるなんて、本当に王都自体がものすごく大きいからこそなのだろう。


 更に聞いた限りだと中等魔法学園も5つあるそうだから、全部で王都に学園は16はあるのだろう。ちなみに増えた1つは貴族学園と言うほぼ貴族だけの学校だ。


 それと高等魔法学園は王都にはなくて魔法や魔道具を研究している都市である魔法都市ハムラに2つあるそうだ。


 そうこうしていると魔道車は第一初等魔法学園の子供たちが暮らす寮に到着する。


 これからここで寝泊まりすることになるだろう寮は本当に大きい。ここで成績優秀者は1人部屋になるそうだから、明日から行なわれる試験は頑張ろう。

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